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あきらのカーライフのブログ一覧

2023年10月27日 イイね!

宗教学 極圧剤

宗教学 極圧剤昨日モリブデンについて書いたので今日はモリブデンが分類される極圧剤についての宗教学です。

広義の極圧剤には大きく分けて摩耗防止剤と焼付防止剤に分けられます。
TOP画は三洋化成工業(株)さんの潤滑剤入門のHP内の画像です。
https://solutions.sanyo-chemical.co.jp/technology/2023/07/102501/

左から油性剤分子が金属に吸着している状態、エステルなんかはこれになります。
真ん中の耐摩耗剤と書かれているのが昨日のモリブデンです。

そして右側が狭義の極圧剤、焼付防止剤です。
硫黄系、リン系、塩素系が有りそれぞれ効果的な温度域が有ったりします。

お気づきでしょうか?油性剤と耐摩剤は金属の上に載っている状態。
右の極圧剤は金属に浸透して金属自体を変質させてます。

実はエンジンに私は極圧剤が怖くて使いたくないです。
宗教的には私の宗派ではエンジンには受け入れられません(笑)
でもギアオイルには有益と思い使ってます。
敢えて書きませんが私のデフやトランスファーオイルの会社は
これが特徴的なんです。
ただそこの会社の極圧剤は使用を止めれば回復の見込みがあり
効果が出るまでもゆっくりの反応です。
変質なんて書きましたが腐食とも言われてます。
そこの本国HPでも数百マイルは走行してから効果現れ
使用を辞めると効果は薄れますと書かれています。

極圧剤の中でもっとも即効性がありどんどん金属内部まで
腐食が進行してしまうのが塩素系の極圧剤です。
塩素パラフィンなんて検索すると出て来ると思います。

一度使うと使用を辞めても除去がかなり困難ですというか除去出来ずに
金属を軟化させたままになってしまいます。
一時期流行ってネットで話題になってました、私も買いました。
でも怖くて使ってません。欲しい方いらしたら差し上げます(笑)
これも敢えてどれだかは書きません。
色々な問題から最近はバージョン変更されてるみたいですが
効きを落としているみたいですが基本的な内容は変わってません。
一度使われた方は元には戻れないので二硫化モリブデンを使って
腐食した金属の上に被膜作ってあげて下さい。
両者の相性はとても良いそうです。
私も一度使って二硫化モリブデンを使おうと思いましたが
深くまで進行してしまうので辞めました。

特徴としては極圧剤としての効果が高すぎるので他の配合されている添加剤の性能が落ちてしまう。
通常の摩耗防止剤の数倍から数十倍の摩耗を結果として起こしてしまう。
誘錆性が高く塩水の数十倍になることも。
摩擦係数自体は上がるので高負荷時の出力に影響する。
燃やすとダイオキシンが発生する。
その代わりに即効性、洗浄性、極圧性は高い。

チムケン試験器でほらこんなに試験片の摩耗少ないし力掛けても止まりませんとか色々な動画ありますよね?
あれ常温ですよね。本気のエンジンオイルの開発者はエンジンオイルの使用温度まで上げてあの試験します。
また、オイル無くなってもとか試したりしていてヤスリで削らないとといってますが
それは金属の内部まで腐食させてしまっているということなんです。

次は宗教のどんな話にしようかな…。

今回も素人の好みによるバイアスが働いた考えです。
間違い等御座いましたら教えて下さい。
Posted at 2023/10/27 18:21:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年10月26日 イイね!

宗教学 モリブデン

宗教学 モリブデン先ず、私はモリブデン教の信者です。
エンジンオイル、デフオイル、ATF、燃料にも添加しているだけでなく
サスペンションのブッシュ類、ショックアブソーバーやステアリングスタビのロッドにはモリブデンのドライスプレーまで吹いてます。
なので信者としてのバイアスが働いた考えが多いかもしれないです。

モリブデンといっても二硫化モリブデンです。
有機モリブデンでは有りません。
両者は似て非なる物、どこかの会社のオイルの日本とアメリカ製の差以上と思ってます。

有機モリブデンはジアルキルジチオリン酸モリブデンで…、
とか難しい話は置いといて軟らかい言葉で書きます。
有機モリブデンは液体で熱と圧力と亜鉛系の添加剤が合わさり
二硫化モリブデンにやっと変化しますが後に有機モリブデンに戻ってしてしまいます。
そういったバランスの中にいるので相性の合わないオイル添加剤等を入れてしまうと
凝固してしまったりするので注意が必要です。

二硫化モリブデンはその名の如く化学式ではMoS_2で固体です。
簡単にいうとモリブデン1個と硫黄2個が合わさったつぶつぶです。
つぶつぶといっても厳密には板状、フレーク状です。
丸山モリブデンはオイルフィルターの目よりも小さな粒子でフィルターを通過し
オイルよりも重いですが微少な粒子の特徴でオイルに沈殿はほぼしないです。
してもオイルが動けば舞い上がるような感じです。

ここからは二硫化モリブデンのメリットですが
固体潤滑剤といわれる潤滑剤に分類されます。
液体のオイルは宇宙空間では使えません。
大袈裟ですが人工衛星やロケットの潤滑に使われる固体潤滑剤と同類です。

先日、エンジンにはオイルがほとんど存在しない場所があるとブログ内で書きました。
そんな所に特に効果があります。
エンジン音が静かになったというのはバルブ周りの効果です。
バルブステムやバルブはオイルのほぼ居ないエリアです。
そんな訳ないと思う方、色々な動画でプラグ外してシリンダー内とかを
撮した画像や動画ありますよね?その時バルブやシリンダー、ピストンって
乾いてませんか?デポジット除去剤を添加したりカブったときはその成分で湿ってますが
それ以外は乾いてますよね。
その辺りに若干廻ってくるオイルに含まれた二硫化モリブデンのツブツブが
叩かれる時の緩衝材になり擦りつけられ皮膜になっていきます。

先日UPされた大阪のマフラー屋さんのガチ検証の中で使用前後のシリンダー内の映像有りました。

https://www.youtube.com/watch?v=fLEjwd7S_3c&t=221s

使用後のシリンダーの壁が使用前よりも黒青いの気が付きましたか?
二硫化モリブデンがシリンダー内に皮膜になってます。
オイルが殆ど存在しない場所で固体潤滑剤になっていると思ってます。

そしてその動画内でどうしてカーボンデポジットの減少に効果が有ったのか?
それはモリブデンは金属の中に浸透し拡散する性質があります。
斉藤商会さんなんかは旧車にガソリン用を添加したときは
タンク内の錆が取れて燃料フィルターに詰まるので注意とか
スラッジが溜まったエンジンではフィルターも交換しろといってますよね。
デポジにも錆にもエンジン自体金属にも浸透し拡散するので剥離して汚れが落ちるんです。
最初は私も信じてませんでしたがオイルの宗教に嵌るうちに潤滑工学の論文の中で金属に浸透し拡散するというのを読んで驚きと納得しました。
金属に浸透し拡散するといっても分子レベルなので心配は要らないです。

よく丸山モリブデンを添加しても音は静かになるが
燃費は変わらないと言われたりします。

守りたい部品同士が擦れ合わずに間に入ったモリブデンのツブツブというか
板状、フレーク状の粒子がバラバラになって保護してくれているんです。
金属同士が擦れ合うよりモリブデンの粒子が板状にバラバラになっていくんです。
潤滑工学の正解ではトランプに例えられたりします。
部屋一面にトランプを敷き詰めて走るとトランプ1枚1枚が動いて
滑って進めないなんて例えられたりしてます。

https://www.youtube.com/watch?v=oQ5OWCQyVzw&t=648s

英語嫌い!と言う方はこの動画の10分10秒辺りを観て下さい。
イメージし易いと思います。

そしてサスペンションのブッシュやショックのロッドにも
どうして二硫化モリブデンのドライスプレーを吹くかです。
それは二硫化の如く硫黄が含まれてます。
ゴム製品を作るときやタイヤを作る時に加硫って言葉聞いたことありませんか?
そしてゴムと硫黄も良く混じり浸透し表面に被膜をつくる作用があることです。
サスペンションのブッシュはゴム、ショックのロッドには中のオイルが漏れない様に
オイルシールがあります、ゴム製品です。
そのゴムに浸透し皮膜を作り劣化防止作用をしてくれます。

欠点も有ります。
オイルに混ぜると黒くなります。
付いてしまうと色が付いてなかなか落ちません。
そして効果を体験するとお財布に負担が掛かることです(笑)

長々読みづらくてすみません。
最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。
専門家の方からするとかなりかみ砕き過ぎの内容かもしれません。
また素人調べでもあるので間違い有りましたらご指摘下さい。
勉強になり有り難いです。
Posted at 2023/10/26 23:31:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年10月23日 イイね!

宗教学 入門動画

宗教学 入門動画オイルについての宗教学、まだ嵌まって遊んでますが
ほぼ次期使用オイルは決まってます。

そんな中でオイルについて私が書くよりも
楽しい動画です。

こちらのAndyさん、ホンダの二輪の開発やワークス車両の開発をされていた方です。
ご紹介やリンクの承諾は得てませんが「いいね」や登録して下されば喜んで頂けると
勝手に思ってます。

どんなオイルってそうなんだと分かり安くて楽しいです。
オイル関係の全3回+ライブのリンクです。
二輪も四輪も同じ4ストロークなので理屈は同じです。

【エンジンオイル①】粘度が支配する潤滑と、成分が支配する潤滑の違い
https://www.youtube.com/watch?v=5gWSZrws0NA&t=1076s

【エンジンオイル②】化学合成油の闇に騙されない情報を公開します
https://www.youtube.com/watch?v=afsW5ZS3y-8&t=830s

【エンジンオイル③】オイルが劣化する2つの原因を解説します
https://www.youtube.com/watch?v=WgKg58nDGEs

【ライブ配信】エンジンオイル工学♪
https://www.youtube.com/watch?v=UXWDa8Torm8
Posted at 2023/10/23 18:12:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2023年10月21日 イイね!

宗教学 性状

宗教学 性状API、ILSAC、ACEAとか、
SN、SP、GF-6、C2、C3とかは聞いたことありますよね。

APIは米国石油協会が中心、ILSACは日米の自動車工業会、ACEAは欧州自動車工業会の規格なんです。

APIとILSACは同じ様な内容、SP=GF-6でOKです。
ヨーロッパ規格もほぼ同じですが更に細かく細分化されているのが
オイルの寿命、高温時のせん断粘度、硫酸灰濃度です。

環境保護の目的からオイルは長く使う
アウトバーンみたいな道路を延々とかっ飛ばす
排ガス浄化装置GPFやDPFの目詰まり防止
そんなあたりもACEAでは規格で別れてます。

API規格のみのオイルだと欧州車には不具合出る可能性もあります。
逆にACEA規格はアメ車や日本車には問題なくエンジン保護性能上がるけど燃費がごくわずかに落ちる可能性あります。

こだわったり真面目に性能を求めるオイルメーカーは同じ商品でもそれぞれ同時認証貰っていたりAPIとACEA個別に認証をとり販売していたりします。
そんな商品は燃費を求めるならばAPI、保護性能ならばACEAを選んでも良いと思います。そんな会社が私は好き♪

同じ粘度指数〇W-〇〇でも高温高せん断粘度HTHSが欧州規格の方が同じか高いです。
これは150℃の時にギュッと金属同士をこすり合わせた時の数値です。
高い方が油膜は厚く、摩耗に対する効果も高いです。でも硬く油膜が厚いので若干抵抗は増えます。若干といってもごく僅か燃費が落ちる理由です。

40℃、100℃の粘度も大切ですがこの150℃の時の数値がエンジンの摩耗には影響大きいです。
油温計なんかも3.6ペンタスターなんかはオイルフィルター下の水冷オイルクーラー部分に付いていてエンジンに入っていく前の温度です。冷えた状態読んでます。
バルブ周りはこの温度でしょうけどピストンジェットからピストンに吹き付けられたオイルやクランクでグリングリンされたオイルはエンジンから熱を奪ってもっと高温でしょう。

アメリカやヨーロッパのオイルメーカーはこの辺りの数字は公表してますが
日本はきちんとした所は公表してますがエンジンぶん回した時に柔らかい方が回転の伸びを感じるのでHTHSを上げずに非公開だったりしている所はきちんと確認した方が安心と自分は思ってます。
〇〇配合なんて書いてる会社でこの辺りの数字公表してないところは真っ先にオイル選びから私は削除してます。ちょびっと添加や質の良くない名前だけの物なら数値上がらないですしね。

青とピンクの会社なんかは公表してないけど良いと言われて〇〇ーズ信者さんにそれいうと攻撃されるます(笑)なんに関しても『らしい…』が多く、
やはりオイルは宗教です。

某オイル信者さん、サーキットスポーツ走行だったり、趣味の領域では使用者多いですがガチの競技になると使用率減るのどうしてなんでしょう。
あっ、これに関してはデータないです主観です、宗教なので(^^ゞ


タイトル画像はUnil opalさんのHP画像をお借りしました。
https://unilopal.jp/
JLの2.0Tには良いオイルだなと思う商品もあります。
元々は欧州設計ですしね。
Posted at 2023/10/21 11:54:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年10月20日 イイね!

残念というか拘り過ぎか… オイル

国内製造でも性状公開の多いメーカーに思い切って問い合わせしてみた。

最候補は競技向けらしく推奨致しかねるって…、
なんででしょうEGRや触媒に良くないのかな?
耐久性かな…、少し位なら交換サイクル短くしても良かったが…。
サーキット走行向けなんかではなくバリバリ競技車両向けだしね。
それ以上聞いても答えられないのは分かってる。
仕方ないです、でも、そこが国内品の弱点。
BLACKSTONEみたいな所が無いので企業秘密で囲い込める。

アレとアレが基油で国内製造なので候補だったのに…。
アレのスペシャリストのメーカーなので安心とも思ってたけど…。
別にAPIにもACEAにも拘ってない。
現に今までAPIの認証すら怪しいオイルを使わされてきた。

お勧めされたのはもうひとつランク下の商品ライン。
こっちはノーマル車両でサーキット走行もなんてなってるが
確かに凄そう、国内の玄人みたいな社名の製品とは訳が違うというか
玄人さんの所は性状公開なんてほぼ無いので判断できない。
どうしてみんな使うんだろう…。
アニメの影響なのか?使ってみたら良いのか…。
推奨ラインの製品は流動点があの温度ならアレを配合といってもメインはアレだろうし…。
でもHTHSなんかは凄いんだよなぁ…、燃費は落ちるだろうけど。
純正指定の粘度だと数値としては埋もれてしまう。

変にオイルの事調べ過ぎた。
素人の手習いでの判断。

でもお勧めのシリーズはコスパ最強なんだよなぁ…。多分…。
使ってみないと否定も肯定も出来ないけど…。

推奨致しかねるってどう取れば良いのか…。
使っちゃダメ?ってこと?何かしらの弊害が予想されるってこと?
どなたか教えて…。

使ってもないので否定も肯定も良くないのでアレが多くて済みません。
アレは成分名です(^^ゞ

私は切り替えのタイミングに余裕あるけど
気になる方には国内製造と限定した中ではほんと良いオイルと数値上では
飛び抜けてますのでこっそりはお伝えします。
3.6でも2.0Tでも行けそうです。
そして使った感想教えて下さい(笑)←他人を人柱にしようとしている悪いやつ。

ほんと数値は良いんだよなぁ、やはり気になるし悩む…。
楽しいオイル選びに悩みが入ってきた。
大してエンジン廻しもしない四駆のくせに。
Posted at 2023/10/20 19:14:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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