
今日も宗教学です(笑)
ストライベック曲線って聞いたことありますか?
オイルの宗教学に嵌まっていくと先ず聞く言葉だと思います。
オイルの宗教学なんて言ってますがトライポロジー、潤滑工学です。
タイトルに貼ってある画像がストライベック曲線です。
ENEOSさんから表は引用させて頂きました。
難しい言葉は使わず表の右に行くとオイルドバドバ、
上に行くと摩擦が大きくなるです。
エンジンの中でオイルどっぷり
流体潤滑というオイルに浮いた様な状態です。
クランク周辺
ピストンスカート
カムジャーナル 等
もう少し油膜が薄くなると
弾性流体潤滑、薄い油膜やハイドロロックという現象で衝撃を和らげてくれる
ベアリング
オイルに漬かった様なかみ合うギヤ歯面←デフオイルもこれ
混合潤滑
更に油膜が薄くなりベースオイルや添加剤の良し悪し効果を発揮する領域
ピストンやバルブ機構の一部
もう油膜が無い状態、分子レベルの油膜
境界潤滑
ピストンリング
ピストンTOP
ピストンピン
カム山
そして個体潤滑
擦れあう金属同士の素材が重要
バルブステムやバルブフェース
こんな風に分かれてます。
私も最初はえっ?って思いました。
ピストンってそんなに油膜ないの?
バルブも?
動画や写真でプラグ外してシリンダー内の映像見たこと有りますよね。
シリンダー内にオイル居たらオイル下がりやオイル上がりで白煙吹きますよね。
プラグ外して正常時はプラグ乾いてますよね。
カムもカム山はピカピカでオイルで殆ど湿ってないですよね。
オイルの粘度を上げ下げして効果があるのは流体潤滑、弾性潤滑の領域
混合潤滑辺りから境界潤滑辺りはベースオイルや添加剤の性能の領域
個体潤滑なんかはオイルに頼ってない。
なので闇雲に粘度を上げても保護される場所とそうで無い場所があるんです。
粘度も大事だしベースオイルやオイル内の添加剤トータルでオイルの性能は決まってくるそうです。
なので私は丸山モリブデンを使う(笑)
境界潤滑の効果求めてオイル用
直噴ではなくポート噴射のペンタスター
少なくとも吸気側バルブには燃料と同時に吹かれるし排気側にも
シリンダーとピストン辺りの効果も狙って。
YouTubeのさっきーさんのガチ検証で燃料用丸山モリブデンでデポジットは落ちるかの検証動画内でシリンダー内の動画で密かに私は大喜びしました。
よく観るとシリンダーの壁に二硫化モリブデンの黒青い色が乾いた状態で付いてる!!ラッキー!これなら効果有るなと…。
ストライベック曲線でFM添加と点線ありますがトライポロジーでFM剤とは摩擦低減添加剤です。私の中で丸山モリブデンはこの効果の向上狙ってます。
素人調べです。
本職の方、専門の方間違い有ったりしたら教えて下さい。
勉強になります。
よろしくお願い致します。
Posted at 2023/10/19 11:22:05 | |
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