• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

あきらのカーライフのブログ一覧

2023年10月28日 イイね!

宗教学 日米の宗教観の違い

宗教学 日米の宗教観の違い日米のオイルに関する感覚の違いです。

オイル選ぶ時の基準は何ですか?
ディーラーで純正油だったり信頼できると思うブランドだったり
このみんカラの口コミだったり…。
良いと思うから、それで十分だから、
こんな成分使ってます…。
なんか曖昧ですよね。
私もそうでした。

ところがアメリカではこんな協会が有ります。
PQIA
Petroleum Quality Institute of America
オイルメーカーの協会です。
https://pqia.org/
市販されているオイルを市場から購入してきて分析し性状を公開し
基準から離れているオイルに関しては注意喚起をユーザーにします。

私が今使っているペンズオイルプラチナムの分析報告です。
https://pqia.org/pennzoil-platinum-sae-0w-20-full-synthetic-motor-oil/
メーカー公開の性状なんかよりも細かい内容が読み取れて
添加剤も有機モリブデンの含有量、亜鉛、リン等の含有量から
どんな添加剤がどの程度添加されているか推測出来ます。

そして凄いのがこんな会社が幾つか存在する。
Blackstone Laboratories
使用済みのオイルを小瓶に入れて送ると成分分析してくれる。
サンプルデーターです。
https://www.blackstone-labs.com/wp-content/uploads/2019/01/Understanding-Engine-combined.pdf

何がすごいかって日本人の私たちには想像も出来ない素晴らしさ
使ったオイルの粘度やガソリン、冷却水の混入量だけでなく
鉄、アルミ、銅その他諸々のデータを分析してくれます。
これで今の円安の相場でも1万円しません。
数回パックで申し込むと値引きもあります。

各金属類の濃度でどこが摩耗してしまっているか
アルミ多いからシリンダー、燃焼室系かな…、
鉄だからカムやクランクシャフトかなぁとか
このオイルは摩耗多いからやめておこう
まだまだ使えるから交換タイミングもっと伸ばせるな、
色んな事、今のエンジンの健康状態分かって
このオイルこのまま使用するか変えるか色々な判断が出来ます。
ミッションオイルも分析出来ます。

そしてアメリカのみんカラみたいな車のSNSでは
これを元にどこのオイルがいい、そこの成分はこれだからこっちが良いとか
オイルという宗教談義が交わされてます。

日本と全く次元が違います。

なので某Youtuberさんが同じブランドでもアメリカ製のプラボトル使えと言ってるんです。
アメリカでは誤魔化しききません。
良いオイル、悪いオイルバレます。

いやいや色んなオイルでも日本では湿気対策してるから本国とブレンドが違うんだと聞いたことありませんか?
確かに多くのオイルは米国と日本では認証もらっている会社が違います。
それを信じるのも宗教。
PDSプロダクトデーターシートを公表している一部の日本の製品でもどうしてアメリカの方が性状優れているんでしょうね。
湿気対策ならベースオイルを鉱物油系からPAOの含有率上げた方が効果的なのに
性状的には逆に思える。

どのくらいの間隔でオイル交換しますか?

ラングラーはメーターにインジケーター有りますよね。
最初はそれに従おうと思ってました。
信頼しているディーラーメカニックさんから
経験的にいうと5,000キロでオイル交換している車両のトラブル少ないので
5,000キロでの交換勧めますと。

ターボ車やガンガン回したり走りやなら3,000キロで交換する人も居るでしょう。
もう少しでもとこまめにと思えば5000キロの人
いやいや10000キロで壊れなければよいんだよという人。
どれも正解だと思いますが

が!です。

アメリカではいやいやメーターのインジケーターで交換してれば壊れないから
それは長いよ5000マイルだよ、
俺はもっとメンテして長く乗りたいんだだから3000マイルで交換

同じに感じますよね。
でも違います。
3000マイルはおよそ4,800キロ
5000マイルは8,000キロ

キロ換算するとアメリカの超マニアの交換頻度は日本のディーラーの推奨交換頻度。
日米で同じ商品と思っていてもAPIの認証では違う商品だったりします。
APIサイトです。
https://www.api.org/products-and-services/engine-oil
同じと思っていても違うオイルとか検索から確認出来ます。

そうかぁ、アメリカでは性状、耐久性とかバレて誤魔化し効かない。
日本では耐久性アメリカほど要らないのかぁ…。
日本では原材料を輸入してコスト掛かるけどオイルを気にする人でも
交換頻度はアメリカより短いからこの程度で…。

ちなみに今使っているアメリカ並行物オイル、
3,000キロ走りました。標高800mから2000mまで一気に駆け上がり
油温120℃達すること2回、フィーリング、ザラザラ感みたいなの
全く変わらず…。
前の日本国内製だったらあと2000キロかぁ…、早めに交換しようかな?
そう思う感覚まったくなし。

私が思う日米の宗教観の違いの感想でした。

何も考えないでオイル選ぶならプラボトル。





Posted at 2023/10/28 12:13:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2023/10 >>

1 2 3456 7
89101112 13 14
151617 18 19 20 21
22 232425 26 27 28
2930 31    

リンク・クリップ

[ジープ ラングラー]Mishimoto Jeep Wrangler JL 3.6L Baffled Oil Catch Can 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/09/07 12:54:59

愛車一覧

ジープ ラングラー ジープ ラングラー
もっと早くこういう車に乗っていたら良かった。
スバル インプレッサ スポーツ スバル インプレッサ スポーツ
ラングラーは家族が乗り降り大変と不評なので足用として中古で購入。 冬場に長野方面の山に行 ...
レクサス RC レクサス RC
可もなく不可もなし。 悪い車ではないが面白さも無かったので乗換えました。
シトロエン C5 ツアラー シトロエン C5 ツアラー
シトロエン C5 ツアラーに乗っています。

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation