
比較検討中のオイルのひとつ
トヨタ純正GRモーターオイル Touring 0W-30
かなりとんがったマニアックなオイルです。
私が比較検討の基準としている米国PENNZOIL との比較です。
40℃粘度 100℃粘度 HTHS 粘度指数
GR Touring 0w-30 33.1 9.9 3 307
PENNZOIL PLATINUM 0w-20 43.4 8.6 2.6 182
PENNZOIL PLATINUM 5w-30 53.9 9.8 2.9 170
流動点はほぼ同じの-47℃~-48℃
SDSを読むとGRオイルはエネオス製と分かります。
某米国との縁が薄れてトヨタのオイルはENEOS系が増えてきました。
ENEOSのプライムも良いオイルだと思いますが
GRはなんと粘度指数が307なんてとんでもない値です。
この数字が大きい程粘度の変化がなく良いオイルと言われたりします。
40℃粘度はペンズオイルの0w-20よりも低い値で100℃は5w-30よりも高い値
そして高温高せん断粘度は3とこの三つの中で1番高い値です。
オイル交換時などのはシャバシャバで不安になるかもしれないですが
高温まで粘度変化が少なく高温ではエンジン保護性能ばっちりです。
油温100℃以下ののんびり低速走行時には低い粘度で
レスポンス重視
アクセル踏み込だりペンタスターは街中のストップアンドゴーでは油温が上がりやすい、登坂路なんかでは油温は120℃位になってしまう、そんな時にも粘度下がらず保護してくれるそんなオイルと思ってます。
サラサラしたオイルはオイルポンプでくみ上げてオイルパンに戻るのも早いので
エンジンの熱を奪ってくれます。
そして最近のエネオスのオイルの特徴である静粛性向上
これは添加剤によるものです。
ベースオイルはグループ3+の化学合成油。
しかしポリマーを含む添加剤の比率が高いこと。
ターボ車には向かないと思います。
使ってみないとフィーリング分からないですが
ストレスなくエンジンが廻り保護もしてくれる
トヨタはオイル交換時期は取説通りにと言っているが
もう少しマメに交換したい。
そんな感じの面白そうなオイルです。
https://magazine.cartune.me/articles/4441#anchor2
https://www.youtube.com/watch?v=01wx05rtNuY
Posted at 2023/11/02 16:40:49 | |
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