
次期候補オイルのひとつです。
今まで徐々に下位ランクから上位へと書いてきました。
候補の中で現在第2位
アメリカ製とあってBlackstoneのデータや色々な物が公開されてます。
なので今回はあまり数字出しません。
あちこちで良いオイルと定評があり色々な数値でも飛び抜けてます。
本国のHPでは摩耗量のデータを他社A製品とかではなくAMSOILとかMobil1と製品名出して自社製品の優位性書いてます。すごいなアメリカらしい。
飛びついて使いたいです。
実際にデフとトランスファーオイルに使ってます。
良さ感じてます。
でも気になる点もいくつか有ります。
まず1点目、高い!本国と日本の価格差大きすぎる。国内正規輸入代理店さん、もう少し価格頑張れませんかね。並行品でも私は気にしないですがお買い得な価格で出してる所で並行なので欠品が時々あるので継続使用に不安が残る。
2点目、正規輸入代理店と並行業者のSNS上での誹謗中傷合戦が一時凄かった。偽物とかそうでないとか一時凄かった。正規輸入代理店を名乗りロイヤルパープルジャパンなんて名乗るなら本国に送り分析すれば決着する話。
3点目、米国ではメーカー指定の規格以外のオイルを使うと保証対象外になるメーカーもありAPI規格に則ったオイルは正規輸入代理店でも輸入しておらず本国Royalpurpleでは
このHPSは保証期間を終えた車にということには一切触れていない。
これに関して私個人はリン系やらの添加剤が豊富と本国では謳っており、ただ排気系にはこの程度なら私の車には問題ないと思います。
希薄燃焼系の車だったら私は使わないかも。
なんか商品の性能よりも販売体制ばかりですね…(^^ゞ
オイルは宗教なので心情的な要素かなりあると思います(大苦笑)
心情よりも性状の話で。
ここの1番の売りのSynelecってなんぞや?と言う点が最初の大きな疑問でした。
極圧剤は本国でも触れているので間違いないです。極圧剤とZDDPなのでリンと亜鉛が多い。
高分子技術を利用したといっている最後の味噌は、
添加剤に極性あって保護膜をつくり高温耐久性、水分分離性、というとポリオールエステルの系統ではないか?
そしてPAOもcPAOではないかと想像してます。mPAOでベースオイル100%化学合成は困難らしくcPAOならば高耐久オイルが作れるらしい。
mPAOとcPAOの違いの動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=HOhswKmZexI
POE(ポリオールエステル)の説明動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=sBZWF-QMQMI
そんなcPAOとPOEをベースオイルにして添加剤で極圧剤や摩擦低減剤、清浄剤等をたんまり入れたオイルなのと勝手に推測してます。
ベースオイルと添加剤の比率で添加剤が少し多めだったり、
摩擦低減効果のあるモリブデンやホウ素が多い。
ベースオイルの良さを生かして粘度系の性能を上げ、
粘度調整系のポリマーは使わず保護系の添加剤を潤沢使用する。
清浄作用の凄さも大きな特徴TBNという汚れをオイルが取り込む指標のひとつが
9.7なんていう値。
高いけどオイルの寿命ながく距離で考えれば高くないかもしれない。
高級オイルと思ってます。
一度これを使って極圧剤でエンジンの表面慣らしてから他のオイルに移ろうかとも思ったりもしたり、とにかく興味津々のオイルです。
素人の戯言調べです。
詳しい方本当に教えて下さい。
オイルの宗教という沼から抜け出す為にも…。
Posted at 2023/11/05 19:19:37 | |
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