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2021年08月20日 イイね!

4Cとの出会い最終回

だらだらと書いて参りましたが、
時系列を整理するとこんなかんじです。

2020年
10月(?)
ディーラーが最後の生産分の4Cのオーダーを出す
※公式では3月が最終オーダーだったが、生産遅延のため追加オーダーが可能だった模様。
11月
不注意でジュリエッタをこする
(パーツ入荷に2ヶ月程度かかるとのことで年明けの修理に)

2021年
1月
ジュリエッタ修理にディーラーを訪れる
2月
ジュリエッタ修理を終えて受け取りに。ついでにステルヴィオとジュリア試乗。
そこで4Cの新車の最後のオーダー分がこれから来ることを知る。
3月
名古屋まで4C試乗に行き、翌日ディーラーにて契約。
6月
ディーラー営業から連絡、入荷が早まり6月中の納車が可能かも


という感じです。

6月某日‥。
ぼくの目の前には真っ赤なアレがあった。



予告通り6月に4Cがやってきて、これから整備作業にはいるという4Cを営業さんが見に来ないかとさそってくれたのだった。
しかし現物を目の前にしてもまったくといっていいほど現実感がない。

座ってみてくださいと進められるものの
あ、はい。お邪魔しますとか他人の家に上がるが如き靴をキレイに揃えて乗り込んでしまいそうになる。




エンジンをかけてみる。
常識的に考えてありえないようなけたたましい音が6月の青空に響き渡り4気筒が目覚める。

おいおいおい今は2021年だぞ?
世の中はEVシフト。各メーカー内燃機関の終焉を宣言しているこの世の中において、こんなにも激しく主張する4気筒があっていいのだろうか?



この眼だ。
このちょっとグロテスクさも感じさせる多眼は好みも分かれるところだと聞く。
クリアレンズのヘッドライトもおしゃれだが、
僕はこのひと目で4Cだとわかるカーボンの多眼ヘッドライトがこのこの個性の一部だとも感じた。

その後、納車をまつ僕に担当営業氏はどんな些細なことでも報告をくれた。
僕では気が付かないような小さなキズも納車前に発見してかならずきれいな状態で納車すると約束してくれた。

細かいことを気にするくらいならイタリア車なんて乗らないという脳内ラテン系のぼくは、真摯なごまかしのない彼のしごとの仕方をとてもリスペクトして納車を待つことにした。

結局こちらの都合や、もろもろ細かいトラブルもあり納車は7月31日と決まり、
無事に納車されている。



ジュリエッタとはちがい、4Cとはどこへでも行く相棒という感じではないかもしれない。(ジュリエッタはよく雪国を走ってスタックさせたw)
でも、4Cがうちに停まっているということは、僕が仕事のギャラをあげていくためのモチベーションになる。



考えてみれば、あのとき100万回は駐車しているいつもの駐車場から車を出すのになぜかジュリエッタをこすってしまった。

あの不注意がなければディーラーに行くこともなく、ディーラーに行かなければ4Cを買うこともなかった。
人間万事塞翁が馬。
どこを切り取るかによって幸にも不幸にも映る。

もしかしたら4Cを買ったことによってなにかこれから次の新しい出来事がおこるかもしれない、きっと起こるだろう。
いいこともわるいことも。
でもだからこそ人生はおもしろい。
Posted at 2021/08/21 03:29:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 4C | 日記
2021年08月20日 イイね!

4Cとの出会い後編

3月某日。
営業さんから電話がかかってきました。
「4Cの生産がとても遅れている都合で、もしかしたらさらなる追加オーダーができるかもしれません。もし好みのオーダーをしたいのであればいまなら新しくオーダーできます。どうされますか?」
とのこと。
ただ僕的には、たまたまディーラーがラストオーダーしていた
コンペ赤ボディにスポーツパッケージ、レザーパッケージは十分好みのど真ん中。




強いて自分の好みをひとつだけいうとすれば、
自分ならたぶんコンペ赤ボディにタン系のレザーシートにしていたかな。
という気持ちも…。


でもね。なんかあんまり良い予感がしなかったんですよ。
そもそもディーラーが昨年の春にオーダーした4Cすらまだ入ってきていない。
逆に今オーダーしたらいつになるの?って感じも含めて、
それなら新たなオーダーは諦めて、すでにオーダー済みの4Cを買うというのが自分にとってベストソリューションな気がして
自分はすでにディーラーがオーダー済のコンペレッドにブラック内装、スポーツパッケージを契約したい旨をディーラー営業氏に伝えました。

その時点で営業氏に言われたことは

・4月生産と聞いているが、コロナの影響でかなり生産は遅れ気味。
・ほんとにそのとおりに生産されるか、どれくらいで日本に入ってくるかはわからないので遅ければ9月とか10月になるかも。
・気長に年内に来るくらいの感じで待ってもらえれば

とのこと。

4Cが来るのを待つ間に
・Youtubeに現存する4Cのすべての動画をみる。
・片っ端からみんカラの4Cオーナーのブログをみる。
・4Cのパーツやナビなどいろいろ調べる。
営業さんが中古の4Cが入ったから試乗に来ないかってさそってくれたり。
(ほんとにありがとう)
他のかたの4Cが入ってきてるから見るだけならOKだけど見に来る?とか
言ってもらえたり。
なんだかんだと今年だけで何回も何回もディーラーに通いながら年内に来るかなぁ…なんてぼんやりしていた6月某日

ツイッターで不穏な噂が流れているのを眼にしたのです。

ことの発端は、ある方がオーダーした4Cの生産が中止になってキャンセルになってしまった。
とつぶやいていたことでした。
詳しく聞いてみると、その方は今年の3月頃に追加で新車の4Cをオーダーできるとディーラーから話を持ちかけられ、オーダー。
ところが昨日ディーラーから電話があり、
やっぱり昨年中にオーダーした分以外は生産しないと決まったと本国から連絡があり、キャンセルになってしまったという話でした。

すると僕の携帯にもディーラーからの着信が!
恐る恐る電話に出るぼく
営業氏「あのー4Cのことでじつはお話がありまして」
ぼく「はい…(ゴクリ)」
営業氏「9月頃に日本に来るとお伝えしていた4Cですが、実はかなり早まることになりまして。来週には日本に来ます。」

※画像はイメージです

結局はたまたま同じタイミングで真逆の内容の電話だったんですね。

でもコレ実は結構危なかったとおもっていて、
僕がもし、内装を黒ではなくタン系のレザーシートにしたいとこだわって、
3月の新規追加のオーダーの話にのっかっていたら
たぶんキャンセルされていたことでしょう。
なんとなくの嫌な予感は的中したんですね。
運が良かった。

で、うっかり安堵してとても大事なことを忘れていたけど、
どうやら4Cがもうすぐくるらしい。
早ければ納車は6月中にという話に。

ほんとは今回で終わる予定だったのに長くなってしまったので
最終回につづく
Posted at 2021/08/20 23:06:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 4C | 日記
2021年08月19日 イイね!

4Cとの出会い中編

2021年4月某日
とにもかくにも、
おれは4Cに乗ったことがない!!

お金持ちの人ならフェラーリでもランボルギーニでも試乗せずに買うんだろうが、乗らずには買う気になれない!!!

というか乗ることによってこの気持をダメ押ししたい!
というどちらかというと欲求優先で中古車情報サイトに掲載されている4Cに片っ端から電話をかけ、試乗させてくれる場所を探したのでした。
(このときもちろん新車は少し自分には高いかなというのもあったので、
中古も視野に入れる意味で中古車の状態の良いのも並行してさがしていたのでした。)

最初に試乗と見せてもらう予約をしたお店は翌日
「すでに契約が決まってしまった」という電話がかかってきてキャンセルになってしまいました。

20軒電話をかけて気軽に試乗させてくれたのは愛知県のポルシェ系の中古車ディーラーのみ。

試乗のために愛知県まで走るならついでなので愛知近辺で4Cを扱っているところにも立ち寄ってみようということでもう1軒予約して見せてもらうことにしました。

途中立ち寄った豊橋のカーボックスさんで試乗はできないものの現車は見せてもらえることに。
なんでこの一台を選んだかといいますと、
まさに僕が迷っていたコンペレッドのクーペの在庫があったからなんですよ。





現車をあらためてみて、
ため息がでるほどきれいな赤。
かつて自分が乗っていたアルファロッソとはまたちがう深みと艶のある赤。
太陽光に照らされるとオレンジがかったような複雑な色の変化をみせるエレガントでエロい赤ボディ。
コレしかねぇ…。
とワクワクする気持ちを抑え、ひとまず一旦は本来の目的地である
4Cの試乗予約をさせていただいた店に向かったのでした。

今回20軒のうち唯一気軽に試乗をOKしてくれたのは愛知県豊田市にある
ガレージスペランツァというポルシェをメインで取り扱われている中古車ディーラーさん
https://www.goo-net.com/usedcar_shop/0208581/detail.html
ご家族で経営されているお店のようでご主人が
「こういう車は乗ってみてもらわないと良さが伝わりませんから」との一言で
気軽に試乗をさせてくれたのでした。




お店の方を助手席に乗せ、はじめて乗った4Cは想像以上にカートのようでした。
手のひらに伝わってくるゴツゴツとした振動。
普段自分が乗っているジュリエッタとほぼ同じ1.75リッターの直4。
吹け方の癖や音の素性は似ているものの、
少し踏み込んだときの前へ前と車を押し出そうとするところはまるで別物。

お店の人に
「あの…もっと踏んでも良いですよ」と言われる程度にはチキンな運転でしたけど言い訳させてもらえば
法定速度で走っても十分興奮できるほど4Cはその魅力を包み隠さなかったのです。

なるほどコレはほしいかどうかだけで買う車だ。
つまりはこの高いお買い物をするかどうかはぼくのほしいかどうかにすべてがかかっているのだ、大義名分などない!

帰宅後
「4Cほしい!買いたい!
今より仕事頑張れるし、たぶん売ってもそれなりの額になるから大損することはない!!」と嫁にまくし立て、
呆れきった嫁氏は二つ返事で了解してくれたのでした。

後編につづく

Posted at 2021/08/19 03:03:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 4C | クルマ
2021年08月18日 イイね!

4Cとの出会い前編

遡ること昨年の11月ふとした不注意からジュリエッタの左側面を駐車場でぶつけてしまい、保険会社&ディーラーのお世話になったことがすべてのはじまり。

めったにディーラーに行かない僕がこの事故をきっかけにディーラーに足を運ぶことになった訳で、ジュリエッタも9年目そろそろ次を考えても良い頃かな?
と思ったぼくは、せっかくディーラーに行くなら
「ジュリアやステルヴィオを試乗したいんだけどいい?」
ってなことを担当にお願いしたわけです。











試乗させてもらったのは、
ジュリアベローチェのFRとステルヴィオのディーゼル。

どちらもジュリエッタと比べて快適そのもの、パワー感もあり十分に満足度の高い仕上がり。
だけれども、数百万のお金をかけてわざわざ乗り換えなくても良いのでは?というのが偽らざる気持ちでした。


ジュリエッタはジュリエッタで残して、状態の良いブレラでも買っていじってあそぼうかなぁ。とか担当営業さんにはなしていたんですよね。

あと、その頃じつは興味のある一台が別にありました。

それはこれ。


アルピーヌA110でした。
軽快、乗りやすい、スタイリッシュなMRスポーツカー。
けっこう魅力的だなぁと思っていたんですよね。

素直にその気持を営業さんに話したのでした。
「せっかく試乗させてもらったんだけど、やっぱりなんかちがうみたい。
A110にでも乗りに行って見ようかなとおもってる。」

営業氏「そうですか…。他に興味あるモデルはありませんか?ジュリアのQVとか」

ぼく「ジュリアのQVはいいよね。良いんだけどやっぱりちょっと高いかなー。
うーん4Cの新車でもあればA110と肩を並べられるんだけどねー。」


営業氏「あーーー。ありますよ…。実はまだあります。」

ぼく「!?」


それがきっかけでした。
昨年の春先でファイナルオーダーを締め切ったはずの4Cの新車が何故あるのか?
という疑問はよくよく聞いてみると
各ディーラー最終オーダーに際して、仕入れておけばどうせ売れるだろう。
仮に売れなくてもディーラーに動体保存しておけばよいだろうという考えで、数台のオーダーをしておいたとのこと。

自分のお世話になっているディーラーでは3台ほどオーダーした新車がこれからマセラティのモデナ工場にて生産を待っている状態だと(このとき2021年の2月)
いうはなしでした。

試乗を終えてディーラーに戻ったあと、
どんな仕様の3台があるかのリストをみせてもらいました。
・黒に赤レザー内装の左Hクーペ
・バサルトグレーに赤レザー内装の左Hクーペ
・コンペティツィオーネレッドに黒レザー内装の右Hクーペ

最初はいやいや高いし無理無理ーってなかんじで帰路についたのですが、
コンペの赤…。
ずっと欲しかったあの8Cと同じ赤(多分完全に同じ色じゃない)。

4Cは中古で買うことはできるかもしれないが、コンペの赤があったことはめぐり合わせではないのか?
と考えれば考えるほどYoutubeの4Cの動画を漁ったり、
どうやったら現実的に維持していけるかを考えはじめているのでした。

中編につづく
Posted at 2021/08/19 02:19:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 4C | 日記
2021年08月18日 イイね!

落ち目の量産車メーカーが現代に産み落とした美しき怪物

減点評価なら45点くらいの車だが、加点評価なら1兆点の車。

斜陽の量産車メーカーアルファロメオが、
惑星直列の如き偶然で生み出したとしか思えない。

こんな採算度外視の車がただただ出てきてしまう愛すべき馬鹿な車メーカーがアルファロメオなのである。
Posted at 2021/08/18 03:44:20 | コメント(0) | クルマレビュー

プロフィール

「屋根を開けられる季節もそろそろ終わるというのに諸事情あって手元にスパイダーちゃんがおりません」
何シテル?   06/04 00:11
中学生の時に初めて知ったアルファロメオに憧れ、 大人になって156V6を購入。 2014年156からジュリエッタQVに乗り換え。 あいかわらずドノーマルで...

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