
ちゃんと見たわけではないですが、やっぱり今年もPCWRCのスバルは少ないですね~。
あの06年をインプレッサでチャンピオンになったナッサー・アルーアティーヤも今年からランサーにスイッチという事で、何だか寂しい感じかします。
前から書こうとしていたんですが、今回はそのインプとランエボのエンジンの事を少しだけ書いてみようかなと思います。
色々聞きますが、エンジンで一番良く聞く話しがランサーの方が低速でのトルクがあって乗りやすいという話。
エンジンのスペックを見ても、ランエボの「4G63」の方が低回転向けの設計なんですよね。「MIVEC」のおかげかもしれませんが、もっと根本的な所に原因はあります。
それは「ボア×ストローク」。簡単にお話しすると、ストロークの数値が大きい方が低回転向け。
ランエボの「4G63」は85.0×88.0mm。これに当てはまります。
対するインプレッサの「EJ20」は92.0×75.0mmと逆になっています。これはF1のエンジンなどに見られるもので、ボアの方が大きいと高回転向けのエンジンになるのです。
どちらが良いとはハッキリと言えませんが、ミスをした時のリカバリーがしやすいエンジンはランサーの方なのかなと。
インプもランエボもECUのチューニングでこのメリットデメリットをある程度は無くしてますし、ミツビシの「MIVEC」やスバルの「AVCS」などの可変吸気や可変バルタイによってネガな部分が小さくなってはきています。
しかし、いくらいい方向になるようにしても、根本的な設計の違いにはどうしようも無いということでしょう。
本当に大まかに書いてしまったので、違うんじゃないの?と思ったらジャンジャン指摘してください(^^;
Posted at 2009/01/18 19:31:38 | |
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