さてさて、自分も盆休みに入っていますが、これを利用して、2年前に購入して保留してしまっていた、トレーリングロッドのリアナックル側のブッシュのピロボール化をチャレンジしてみました。
ただ…連日の猛暑日、日中は暑くて作業する気にもならなかったので、昨日夕方から夜にかけてと、本日…日の出前からの作業で納めました。(^◇^;)
さて、使用したピロボールはチャージスピードのピロボールです、このピロを選んだのは、カタログにピロの断面を見せ、細く耐久性について説明していることに好感をもち選択してます。
さて、こいつをどうやって車載状態のリアナックルに圧入するか……諸先輩方のものを参考にさせてもらい、シャコ万力方式で行くことにしました、ただかなりの力をかけるので、ホームセンター等で販売されているようなものだと弱いと思うので、大型のゴツいタイプで作業する必要があると思います。
しかしこれ、新品だといいお値段なんで、自分は中古をヤフオクでポチッて手に入れましした。
このシャコ万力は、ハンドル部にレンチをかけて回せるのがよくて選択しました。
こんな感じですね、しかし……中古品です、元々のハンドルバーがスライドせず、写真の状態で完全に固着してました、今回はハンドルバーを使うつもりは無かったのと、この先もレンチでまわせれば問題ないので、ここは躊躇することなくカットです。
うん、使用には問題なしですね。
さて、肝心のピロボールですが、チャージスピードのものは、他メーカーの物と違いセンターカラーを外す事ができないです。
ただ、外側のカラーに工夫がしてありました。
ちょっと分かりにくいですが、アウターカラーと、色の変わっているインナーカラーが分かると思います。
これが、反対側になると……
インナーカラーが見えません、つまりアウターカラーが袋状になっています、こちら側から圧力をかけても、ピロに影響が出ないようになっています。
こちら側に、何か当て物をして圧力していけばいいわけです。
いろいろ探して、アストロプロダクツの30㎜ソケットが、ピッタリサイズでした。
ピロのダストブーツを外す必要なくピッタリです、尚且つソケットの肉厚がちょうどよくて、ピロの外径より0.5㎜ほど小さいので、圧入時に便利です。
さぁ、圧入開始です。
前に取り付けていた、スーパープロのウレタンブッシュを抜きます。
見ての通り、このウレタンブッシュは分割式で取り付け時に、特殊な工具を必要としません、また耐久性も高く、外してみたらヘタリもなく再使用可能な状態でしたので、予備としてストックしておくことにしました。
取り付け前に、一応計測して問題ないか確認、ここで確認出来たことはリアナックル取り付け部より、ピロボールブッシュのカラーが14㎜ほど短いことが確認できました。
つまり、取り付け完了時には7㎜づつ引っ込んだ形で収まることになります。
ソケットに7㎜食い込ます印をテープでして、圧入開始です。
最初の5㎜ぐらいは、斜めになったりしやすいので、チョットづつ調整しながら慎重に圧入していきます、半分くらい圧入が進むとほぼ真っ直ぐ入っていくようになります。
片側がナックルの面まで圧入できたら、反対側にセンターカラー分の逃げを作るために、ソケットをかませます。
こんな感じのイメージですね。
反対側は、ナックル側にかかるように34㎜ソケットを使用します。
ただ、シャコ万力をかますスペースが確保できなかったので……
ソケットをカットして、スペースを稼ぎました。(^_^;)
後は、目印のテープのとこまで圧入です、ただここからは抵抗が大きくなるため、シャコ万力を回しにくくなり、かなりの力が必要になってきます、ここからは少し回してはハンマーで叩いて力を逃して、また回すの繰り返しで印の位置まで圧入です。
正直疲れました。。(⌒-⌒; )
かなり時間かかってしまいましたが完了です。
最初は、シャコ万力で圧入できるか……心配なとこもありましたが、時間はかかりますが、なんとか圧入できました。
さて、ナックル部もピロ化したので、リアリンク類はフルピロボール化されました。
効果の程は?これから確認ドライブに出て確認しま〜す。(*^◯^*)
以上です。m(__)m
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2016/08/14 09:23:33