目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
★★ |
作業時間 |
6時間以内 |
1
前期型308のフロントウインカーをDIYでシーケンシャルウインカー(流れるウインカー)にしました。シーケンシャルとノーマルの全点同時点灯は、スイッチで切り替えができます。
私のクルマはGT-LINEですが、GTやGTiなどLEDウインカーが着いた前期型308(T9)なら同じ方法でシーケンシャルウインカーに出来ると思います。
尚、308(T9)のシーケンシャル化は、コンピュータの設定変更をショップ作業などで行うのが通例ですが、その場合は自分で切り替えが出来ない、プログラム更新時にリセットされる可能性がある、工賃がかかる(これが一番w)、などの課題があります。
配線変更の場合、コンピュータでの設定は不要です。
<2019/10/31追記>
シーケンシャルウィンカーのままで問題なく車検も通りました。
元に戻さなくてもよければ、配線をカットするだけでもOKですね。
2
車をジャッキアップして、バンパーの下のアンダーカバーを外します。
T20のトルクスネジと、2面幅10mmのボルトで固定されているので、全て外すとカバーが外れます。
下側からウインカーのコネクターにアクセスします。
3
ウインカーのコネクターには配線が3本あります。ハザードを点けてテスターで確認したところ、ピンアサインは次の通りでした。
1番:プラス
2番:マイナス
3番:シーケンシャル/全点同時点灯のコントロール
コネクタは、ピン側にも配線側にも数字のレリーフがあります。
3番ピンの配線を切断すればシーケンシャルウインカーになります。LEDが流れる回路は、ウインカーのユニット内にあるようです。
3番の配線にスイッチを割り込ませて、切り替えが出来るようにようにします。回路は下側の写真の通りです。
4
助手席側は、アンダーカバーを外すと真下から簡単にアクセスできます。
ウインカーに刺さっているコネクターを外して、3番ピンを確認して配線を切断します。
5
スイッチにつなげる配線をエンジンルームの上から下ろしておき、ギボシでつなぎました。
配線は周囲にある配線チューブなどにタイラップで固定します。
6
運転席側は、ウインカーの後ろに簡単にアクセスできません。ウインカーがインタークーラーの風洞カバーの中にあり手を入れる隙間もありません。(フォグランプカバーをはずしてみましたが、無意味でした)
左上写真にある、風洞とバンパーを止めているC字形の針金をラジオペンチで強引に引っ張って外します。次に、バンパー内側と、風洞カバーの下端を止めている爪を外します。そうすると強引に風洞を開いて手を入れることができました。しかし、隙間が狭く片手しかコネクタに届かず、コネクタの爪を外せませんでした。
コネクタを外さずに、配線だけを引き出して、切断、ギボシ圧着など、全て風洞の中に手を入れて行いました。
コネクタはバンパーのダクトから覗くと見えるので、3番ピンを示す「3」のレリーフが見えたので、1番下の配線だとわかりました。
(3項目の左上写真が、バンパーダクトから覗いた運転席側ウインカーのコネクタの写真です)
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運転席側もスイッチ用の配線が追加できたら、バンパー内側のダクト上部の配線にそわせて固定します。
C字形の留め具は再利用できなかったので、その部分の風洞とバンパーの固定は、穴を開けてタイラップで固定しました。
左上の写真は助手席側のもので、既存の車両配線に固定しながらヒューズボックス近くまで配線を通します。
8
切り替えスイッチは、ヒューズボックスの中の補強形状の樹脂に穴をあけて固定しました。ここならスイッチに雨がかかることも無いと思います。防水スイッチを使えば他の場所でも良いのですが、たまたま手持ちのスイッチがこのトグルスイッチだったので、ここにしました。
スイッチは2回路同時切り替えのトグルスイッチで、配線は事前に室内でハンダ付けし収縮チューブと自己融着テープを巻いておきました。
ウインカーからの配線をヒューズボックスのゴムチューブから中に入れて、スイッチの電線とギボシで接続しました。
プジョーは相変わらず、ヒューズボックスの中にデッカいプラス端子があるので、作業中にショートさせないよう注意が必要です。
アンダーカバーを元通りに取り付けて完成です。
ウインカーは動画の通り、エンジンルームのスイッチで簡単にシーケンシャルと全点同時点灯の切り替えが出来るようになりました。
コンピュータのエラーなどは出ませんでした。
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