場所により、春一番が観測されたと言う便りや、河津桜が満開とか言われるこの頃であるが、
おっちゃんが生息しているきびだんご県めばる市では、まだまだ冬眠シーズンです(=゚ω゚)ノ
以前より使用していたコンパス(方位磁石)を寒い季節なので手が不自由なことも手伝い、見事に
落として壊してしまったので、新しく新調することにしました。過去に使っていたのは35年ほど昔に
ミリタリーショップで購入した一応は頑丈に作られた軍用品ではありましたが、オイル封入式なので
落とした時にカバーガラスが割れてしまい、使い物になりません。現代人にとって道路も整備され
毎日、決まった道を通勤通学したり、スマホナビやGPS機能で行動する時代ですが、おっちゃんは
道無き道を自由にフィールド歩き回る人なので、国土地理院の地図とコンパスが必需品なのです。
それに生まれつきの方向音痴という、救いようの無い病気も持ってたり・・・
はっきり言って、ボーイスカウトにでも入ってオリエンテーリングでもしない限りは現代人には不要
な品物でありますし、行き成り自宅に赤いお手紙が届いて最前線にでも飛ばされない限りは必要
無いモノであります(´0ノ`*)
実際にコンパスと地図を使って、自分の現在地や進行方向を決める必要など皆無なことであり、
その正しい使い方さえ、義務教育では教えてくれませんから、どれだけ役立つか?なんて、普通
の方々には知らなくて良いこととされています。それと、軍用コンパスの良いところは、簡易勾配
測量が出来ることにあります(´・ω・‘)ゝこれにより砲撃手に方位と仰角を伝えることが可能なので
非常に便利です。皆さんご存知のように地球は大きな磁石と同じように地磁気があり、磁北は
強力なS極ですから、コンパスの針は必ずN側が磁北を指します。しかし、この磁北は真北では
ありません。地球の地磁気は地域や場所により乱れが有り、これが偏差として現れます。
例えばおっちゃんの家近辺ではコンパスが指した真北より西側へ7度33分もずれた方向が本当の
真北なんです。東京の皇居なら、7度17分のズレです。おっちゃんの好きな神戸元町では、
7度28分の偏差であり、これらの数値は近似式で磁気異状も含めて計算式で求まります。
詳しく知りたい方は、http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/geomag/menu_04/index.html#kinji
国土地理院さんのホームページで調べてくださいm(u_u)m
アマチュア無線をやっていてもローテーターで指向性アンテナを廻して使っている方の中に、
他の局はアンテナ方向が〇〇度〇〇分で海外DX交信できたと言うのに、同じ方向に向けても
聴こえないなんて方は、実はどちらかがきちんと真北にアンテナ調整されず、磁北に向いて設定
されていたりします。近距離なら誤差は小さいですが、遠距離になれば大きなズレであり、これは
致命的なミスです。今回おっちゃんが購入したコンパスは中国製ですが、取説は英語のみであり、
サイドスケールもcmとインチ表示、送料込み580円で購入(≧∇≦)ノ彡
日本国内ではケンコートキナーさんがオープンプライスで輸入販売しています。この場合は簡易
取説日本語が付きますが、勾配測定説明はありません。(使用目的から?)
きちんと同じ物ですから、ミル勾配換算表や縦横比換算表は本体裏に表示されています。
アンテナの向きを決めるにはやはり正確なコンパスとその使い方を理解していなければ
なりません。CSなどの衛星アンテナ設置にも役立ちますけど、おっちゃんのようにフィールドを
徘徊する病気が無い方には必要のないゴミであります( ´艸`)
Posted at 2017/02/16 23:46:59 | |
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