昨年の夏から夏休みに突入して、いつしか平成も終わろうと言うのに冬眠中のおっちゃんです。
JARL県支部主催の技術講習会と言うことで、むらすずめ市ジーンズ市民プールにて、本日は
無線機メーカーのヤエス技術者を招いての新機種レビューと、新しくなったWIRS-X変更点説明
ユーザー質疑Q&Aが13:30より行われました(=゚ω゚)ノ
ご近所なので、お世話役のローカル局より早くから開催情報を聞いていたので、参加決定。
最新機種のFTdx-101MPは既に2018ハムフェア等でご覧に成った方も多いと思います。
ヤエスが過去に販売したHFトランシーバーFT-101シリーズの名前を継承し、最高峰のdxを
名乗って、更に八重洲無線創業者のJA1MP(故人)のMPを冠したフラッグシップ機であります。
1月には発売されるのかと思いきや、1月末にJARDへ保証認定検定へ書類を提出したとの
説明で2月はおろか、3月末くらいが発売予想だそうな(´_`。)
会場にはデモ機は展示されず、全国の販売店でデモが終わってから各種講習会でお披露目と
なるらしく、多くの来場者が、がっかりΣ(・ω・;|||
販売価格として、400~600k円になり、本体は13.8V駆動ですから別電源が必要です。
カタログには電源内蔵スピーカーが横置きであるので、オプションらしいです。
売りポイントは、ハイブリッドSDR、dxシリーズのミューチューンを更に進化させたVCチューン、
3Dスペクトラムスコープ搭載です。これにより益々、ナローでクリアなデジタル通信となります。
FT-5000dxと3000dxの間クラス相当ですが、新機能有で比較にはなりません。
残念ながら、3000Hz以上の帯域拡張は出来ませんので、JT65やFT8で帯域を広げたい時に、
一部カットされてしまいます(´_`。)
ハイブリッドSDRは、ダイレクトサンプリング方式とスーパーヘテロダインの良いとこを合体させ
混変調に強いA/D(アナログ・デジタル)変換で必要な信号をより際立たせる優れものとのこと。
VCチューンは、HF帯では3基必要で、1基55k円らしい・・・
取敢えず、最新カタログは頂けましたヽ(^o^)丿
WIRS-Xについては、今まではHRI-200インターフェースが必要だったのが不要に成ったこと、
DSQがI D式に変更となっていること、ターミナルモードでC4FM機で手軽にWIRSにアクセス
可能となったことやネット環境のポートの開放、割り当てなどの複雑な手続きが不要となったこと
などが説明されました。
来場者の質疑応答で、FT2Dの付属アンテナがミスマッチングであるのはなぜ?を聞いて
見ましたが、高めの430MHz帯周波数にマッチするとは把握していたらしいが、2mもだと、
尋ねましたところ、本体に取付けて丁度整合するように作っている附属品であるとのことで、
附属品を他の機種には使用出来ない専用品であるらしい(笑)
※取説にはアンテナインピーダンス50Ωと記載されています。
アンテナコネクタに接続しない状態で整合してない附属ホイップアンテナって、それ以外の
アンテナつなぐ時も常識的な50Ωを接続するとミスマッチとなると証明した事だぞ(´0ノ`*)
只の附属ホイップアンテナに不整合を修正するような小細工は内蔵されていない。
と、言うことで外部アンテナを接続するときにはFT2D専用にチューンしたアンテナを使わない
場合はファイナルPA損傷しちゃいまっせwww
実測は過去記事にも書きましたが、USAのアマバンドに最良共振点が存在します。
そんなメーカー説明を聞いて、最後にじゃんけん大会で見事にYAESUキャップ帽子2018版を
(σ・Д・)σゲッツ!!
おっちゃんは、素直にDAIAMOND RH-771社外アンテナをFT2Dにつないで運用してます。
Posted at 2019/02/10 18:48:00 | |
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