期待ハズレな本･･･

僕も親となって10年近くたちますが、やっぱり親として色々と悩む時があります。
特に母一人子一人で育った僕は父親の在り方というのを実体験したことが無いので･･･

最近、世間では子供の学力は親の年収に比例するとか聞きます。
そりゃ、少子化で昔みたいに複数子供を持つ家庭が減って、
女性のキャリア志向に合わせ子供が居ても共働きすれば、その結果、資金を子供の教育費に集中的に投入できているのはあたりまえだと思うんですけど･･･

それより、親の力（親力）ってのはお金じゃなくって、子供に必要な情報を取捨選択してあげることだと思ってます。
たとえば、子供がやりたい事、なりたい事に対して的確にアドバイスしてあげることのできるチカラ。
僕はこれができない親はただ単にお金を出すだけで、他人任せだと思うんですよねぇ。
だから、親は子供以上に常日頃から情報に敏感であり、いろいろな意味で勉強していないと･･･

まぁ、そんなこんなで、ちょっと勉強でもと思い買ったのが、この本です。
「女性の品格」がベストセラーになった坂東眞理子著の「親の品格」です･･･

期待して読み始めましたが･･･つまらない話が多く参考になりませんでした。
「品格」という言葉の響きにつられて買ったのが間違いでした。
本代の￥720でおいしいランチでも食べた方がマシだった。
本の知識に頼ろうとした自分がバカだったと反省することしきり･･･でした（笑）

でも、最近の親って子供を自分で叱れない人が多いと思いませんか？
例えば、電車で子供が騒いでいると、若い親でも当然叱るんですけど、
その叱り方が･･･
「ほら、あのおじちゃん恐い顔してるでしょ？怒られるわよ」って他人をダシ使ってしかる親の多いこと。

それと、チャイルドシートが義務化された頃から気になっていたんですが、
クルマのリアウィンドウに「CHILD IN CAR」とか「赤ちゃんが乗ってます」ってステッカーを良く見るんですけど、
僕的には「どうしてほしいんや？」って感じです。だからど～したの？？って。
こんなの貼り付けて他人が優しくしてくれるとか、安全運転してくれると思っているんでしょうか？
こんなの貼り付けてるクルマに限って、
曲がる直前にウィンカーだしたり、高速道路で右車線かっ飛んだり･･･
なんでこんなに他力なのって（笑）

あ～なんかジジイのグチになってしまった･･･反省（笑）