
【総評】
コンフォート性(静粛性、乗り心地)を最大限求めるので無ければ
各ポイントにおける性能がトータルとして高次元にバランスしており
個人的に求めるタイヤ性能を実現する理想に近いタイヤ。
タイヤ交換から累積7770kmを走行した現在、
「
MICHELIN PILOT SUPER SPORT 1st Impression」で書いた各種インプレッションは特に何も変わっていません。
○どのMichelinタイヤでも感じることの出来るウエット性能
書いてないポイントとしてウエット路面における走行性や信頼性があります。
4日間累積2000km超を走った北東北GT2017において4日間連続して毎日どこかしらで降雨に見舞われ、各種濡れ具合(割合)が異なるウエット路面であった山岳国道、地方国道、カントリーロード、高速道、首都高速を走りましたが
その走行信頼性になんら不安は無く、他Michelinタイヤで感じたウエット性能に定評のあるMIタイヤの評価は今回も何も変わりませんでした。
そもそもドライとウエット路面では摩擦係数が異なるので、それに応じた走行速度での印象であることを付け加えておきます。
△MI PS3/OEタイヤ比、荒れた舗装路面におけるコンフォート性の低下
個人的には
OEタイヤで不足と感じた、接地感を始めとした各種感を含むタイヤが実現する走行性能と極めてニュートラルなハンドリングの実現は特筆すべき特徴と感じており、
それを実現しているが故に比較落ちていると思われる、特に最近割合が増えている荒れた舗装路面を走行した際のロードノイズの増加や音と同様に荒れた路面を走っていますよーと随時伝えてくる乗り心地といったコンフォート性(静粛性、乗り心地)の低下は致し方ないのかなと思います。
極めて良好なコンフォート性に定評があったMI PS3や、路面状況からは乖離させて快適性を実現していたOEタイヤと比べると、荒れた舗装路面におけるコンフォート性は気になるポイントに成り得ると存じます。
△レーンキープアシストオフ
Golf7 GTI MY2016の標準設定だとタイヤの特性(との相性)によりアシストが効き過ぎて、四輪アライメント状態に疑問が浮かぶほど直進性が悪化し特に高速道を流す際に右往左往感を感じる様になりました。
今はオフで気持ち良くまっすぐ走ります。
Golf7 x
OEタイヤにおいては相当レーンキープシステムが効いていたことをタイヤを替えて設定オフで走行する様になってから感じます。時にはアシスト欲しいなと思うくらいにw
ドライバーサポートシステムとしてその効果は非常に意味有るものと捕らえているのでここらへんは装着タイヤにより直立付近のグリップ特性が異なるわけで
コーディングではなくインフォテイメントシステムの設定画面においてその効きをユーザがコントロールできてしかるべきと存じます。
あとは20000km(予定/希望w)くらいのライフにおける性能変化の有無や実際のライフ(寿命)実績を追記すればパーツレビューとして完成するでしょうか。
Posted at 2017/09/27 21:00:36 | |
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