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1992年を戦ったフェラーリのF1マシン。

この年フェラーリを駆ったのはお馴染みジャン･アレジとイヴァン･カペリ。
80年代後半から90年代初頭、レイトンハウスのマシンを駆り時折光る走りを見せていたカペリ。特に1990年のポールリカールはシビレましたねぇ…

そんなカペリが遂にフェラーリ入り!!と喜んだものでした。


しかし蓋を開けると惨憺たるシーズン。


ミケーレ･アルボレート以来のイタリア人フェラーリドライバーとして周囲の期待も高かったハズですが、速そうなスタイリングとは裏腹なマシンを相手に持てる才能を一切発揮させることができず…
シーズン残り2戦を待たずにチーム側から契約を破棄されてしまうのでした。


1986年には国際F3000チャンピオンを獲得しているし、レイトンハウス時代にも非力なV8ジャッドエンジンにも関わらずマクラーレンホンダを抜いてトップを走ったり、フランスでレースの大半をトップで走り、最終的には2位を獲得したりと決してカペリが遅いドライバーだったワケではないと自分は思っております。


それにしてもこのマシン…スタイリングは美しいんだけどポテンシャルがなぁ。

サイズ比較のためにジョンバを立て掛けてみました。

一晩寝かせた雪山は…雪が締まり過ぎて大変だ。