O2センサー交換

これは何だ？下回り、ミッション後部のマウントから紐状のものがぶらぶらしてます。

なにか引っ掛けてアースのワイヤーを引きちぎったようです。
ミッション後部のマウント部のボルトと、メンバーの間を繋いでいたもののようです。パーツリストの何処に載っているのやら。う～ん。コレ、要るのか？　わざわざ太いアース線を使ってるぐらいだからイグニッション用？　でもエンジン掛かってるしなぁ、と思いつつマウントを見ると・・・嫌なもの発見。

マウントのゴムが割れてました。パックリ。

ミッションの荷重がかかっていると、潰れたゴムで全然ボルトに工具が届かないので、ゴニョゴニョっと挟み込んでとりあえず終了。

というわけで本題。例によってダイアグにはエラーは出てませんが、負荷なしのアイドリングが500回転を切るようになってきたので、先日、定番のスロットル系のお掃除をしました。が、あんまり汚れてませんでした。というわけで、燃調濃くして回転数落としてる奴は誰だ！と疑うべきはO2センサー。

暖機してから修理書の手順通りにテスターでセンサーの発電量をチェック。エンジンを回したまま測ります。0.09V。やっぱり。アクセルワイヤーをオラオラ引いて燃調濃くしてみても、まったく変わらず。やはりご臨終でした。

というわけでまずボルト2本を外します。ガスケットも忘れずに取り外し。テストしたばかりなのでアチチです。これがプラグだったら燃調カリカリ薄！ってな色をしてますが、センサーはこんなものなのでしょうか。

今回用意したのはアメリカンスタンダード製O2センサー。
クレシーダ用アフターパーツで型番はSG18。何とお値段たったの800円（笑）。もちろん新品です。ちなみにカプラが付いてないので、古いのをちょん切って流用します。

写真の通り、いろんな車種の、色々な幅のボルトに合うように、フランジのネジ穴が楕円形になっています。ただし、アルミガスケットは楕円になっておらず入りません。アルミ+石綿をサンドしたタイプなので、ドリルで削らねばなりません。面倒くさいので、古いのを流用しました。ちなみにこのタイプは、先に2本のボルトで排気管にフランジを固定し、その後にO2センサー本体をねじ込みます。

というわけでエンジン掛けて、テスターで計ると・・・

もう計る前からアイドリングが700あたりで安定しています。明らかにアイドリングの振動も少なく、はっきりした差が出ておりました。例によってアクセルを小刻みにオラオラすると、0.3-1.3Vあたりを行ったり来たり。ちょっと上が整備書の基準値より高い気もしますが、まあ良しとします。

ちっとは燃費良くなると良いなあ。