2008年12月31日
1月4日のチャレンジグランプリが西コースで開催するためもあって未知の西ショートカットの練習走行と、タイヤの皮むきのための走行。
30日の夜に鈴鹿のホテルへ入って当日は9時頃に西パドック入り。
夜のうちに雨が降ったようで路面は濡れているが空は何とか晴れ間があった。夜のうちに当日の天候の悪さをマナティさんに教えてもらって最終枠の予約は24:00までにキャンセル済み。
パドックは以外にも結構な人がいてガラガラというわけでもない様子。
西パドックの中でもコースから離れた平らな場所へ陣取る(dsrさん曰く、「ビバーク」)。
そう、今回は寒さと雨対策でテントを持参。
パドックでターフを張る人はたまにいるが、テントを張る人はそうそういない。
でもこれが暖かでなかなか良い感じだった。
テントを張るとしばらくして、マナティさん到着。
そんな頃、あられが舞ったり雨が落ちてきたりと非常に不安定な状態になってきた。
事務所に行って事務局の方と談笑して当日予約台数を聞くと、午後一の枠が一番多くて18台。最終枠はなんと2台。
皆さんキャンセルして路面と相談の構えのよう。
午後の枠になってようやく雨もすっかり上がって雲行きもとりあえず安定方向になった感じ。
dsrさん夫妻も応援に駆けつけていただいたし、マナティさんも走行はこの日は取りやめということだし、粘っても迷惑かな?と考えて14:00の枠を走ることにした。
路面を映しているテレビを見に行くと直線部分は濡れているところが多いが、コーナーのライン部分はほとんどドライ。
内圧設定に悩むところです。
それも今日ははじめてのA050G/Sコンパウンド。
結局チョット高目での出走とした。
コース:西コース
状況(13:30現在) 曇り、路面温度:6度(パドック路面)、気温:12度
路面:直線部分のライン外はWET。
冷間内圧:フロント1.85、リア1.7
タイヤ 全輪050G/S NEW
先導走行は、3台目のコースイン。R35がいる。ラジアルなのに速いんだよな~。
路面をチェックすると130R手前もライン上は濡れている。
しかしその他はほとんどラインはドライで縁石も余り濡れていない感じ。
西コースの先導走行は2回ホームストレートを通過する。
それにしてもショートカット部分は狭い!
西コースのP-LAP計測ポイントはショートカットの中間点。
未計測周回
ピットアウトして130Rを過ぎてすぐ計測ポイントであるため、まだタイヤが温まっていない。
リアローターを換えたせいもあってかヘアピンで止まらない。
1周目01'33.609
まだタイヤが温まっていそうもないのでデグナーは3速進入。
110Rもアクセルを抜いて慎重に進入。
なのにやっぱりヘアピンが止まらん。
スプ2当たりからグリップ感がしっかりしてきたので、全開モード。
今から考えるとタイヤの温まりがMコンよりも早いようだ。
130Rは若干余裕を持って進入し、160キロくらいで立ち上がる。
ショートカット進入のブレーキで若干車が揺れる感じ。130Rの横Gが少し残っている状態でブレーキングを開始したせいか。
2周目01'33.337
ショートカットを立ち上がると、もうギア鳴りが発生を始める。
デグ1は3速進入。
110Rは全開でヘアピンへ進入。・・・止まらん。
パワーアップしてブレーキが厳しくなってきたようです。ブレーキに厳しいというより制動できていない感じ。あとでキャリパー温度を測ると熱的には問題なかった。
ヘアピン立ち上がりでは空転を始めて機械式デフが欲しいと、車がいっている感じ。でも機械式デフに変えてもそう簡単にはタイムアップしないのは、DC5の時に経験済み。
130R進入でちょうど赤のアコードに詰まってインから抜くために減速を余儀なくされる。
3周目01'31.946
デグ1がようやく4速進入。タイヤは完璧な状態。
130Rをチョット出る。(タイヤ1本分)
4周目01'33.339
130R進入からショートカット入り口まで黄色のインプRA-Rに詰まる。
5周目01'31.064
ショートカット内でインプに譲ってもらう。
今日のギア鳴りは3→4速も辛い。今までなかったような気がするが・・・。
スプ1進入でチョットオーバースピード。
130Rは立ち上がりのナディアーが170キロとまずまず。
6周目01'33.027
R35に追い付く。
でも速い。デグ2立ち上がりからの短いストレートでも離される。そりゃー、150馬力以上違うんだもんね。
ラジアルだからヘアピンで真後ろに付けられるがまっちゃん手前でガバッと離される。
でもスプ2立ち上がりまでに結構後ろに追い付く。(その差2車身)
R35はびっくりしてスプ2立ち上がりで左にウィンカーを出すも、あっという間に離されてウィンカーも消されてしまった。(バカにしとんか~グスン)
ほんでもって、130Rでは追い付いてしまって、ショートカット進入でパス。
とここまでは格好よかったが、ショートカットでアウト側へ脱輪。(左ブレーキダクトを潰す)
ピットイン09'38.521
タイヤ内圧を確認するとなんと、F:2.8 のR:2.3。
F:2.3 のR:2.1へ調整して再出走。
7周目01'32.755
タイヤが冷えたのかグリップ感が無い。
110Rでアクセル抜き気味。
スプ2でアンダーを出してクリップへ付けず。
相変わらずギアは鳴り続けている。
8周目01'32.786
スプ1でエボⅩに詰まってインからパス。
130Rでインに付けずアウトにタイヤ2本分アウト。
ショートカットで青のロードスターに詰まる。
9周目01'32.136
ショートカット内でパス。
スプ2でタイヤが若干ビビル感じでアンダー。
ピットイン。疲れを感じて走行終了。
最高水温:97度
最高油温:114度
排気温度:1050度
最高速度:229キロ(前走の10キロアップ)
直線がウェットでも内圧までは下がらないのだろう。
4日は冷間内圧を相当考えないといけない。
G/Sコンパの温度の上がり方は尋常ではない。
しかし、8周連続走行でもブリスターは起こらず。 路面温度が低いからだろう。
タイヤ表面温度のin-center-outの感じは良い感じ。
キャンバーセットは合っている。
最高水温が97度だったが、走行後、停車時に上昇したかもしれない。
次回から水温ピークだけは停車前に確認が必要か。
最高油温は114度とパワーアップしたにもかかわらず上昇しなかった。
・ローテンプサーモが正常になったため
・オイルクーラーをエボ9用にしたから
の2点が考えられる。
最高排気温度は1050度と高めであったが、
ブーストが上がり気味であったため?
最高ブースト:1.70
走行後、1クリック絞った。
ミッション温度
今回、ケースを初めて測定したが、 リアデフ104度に比べて意外にも低値の90度。
ミッションケースとオイルでは温度が違うのか?
そうするとリアデフオイルはもっと高温?
ミッションの後半の入りは以前より若干改善したが、 入り辛いことは変わっていない。
走行後半のタイム上昇の無さはこれに起因している。
①更に高温耐性のあるオイルを投入する
②薄い対策用フライホイルに交換する
③クラッチ板を社外品に交換する
④シンクロの交換
②以降は10万オーバーの大出費。避けたい。
ハンドリング
ヘアピン以外は基本的にアンダー気味
駆動系
ヘアピン立ち上がりで以前あったエンジン回転の上がりの悪さが再発していた。
クラッチが滑っている感じのような状態だが、 アクセルべた踏みでもエンジン回転は7000rpmから上昇しない。
蛇が当たっている状態なのでACDの作動とフロントヘリカルデフの影響か。
現状の予想ではヘリカルデフのせいかな?と思っている。
ミッション関係をいじる時には工賃を一度で抑えるためにも フロントデフを同時に入れる必要がある。
ランエボ7の仕様:ブレーキフルード:Seiken レース用
パッド 前:777、後:GP4-8R
【走行距離:100,000km】
Posted at 2010/02/27 11:57:50 | |
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サーキット | 日記
2008年12月21日
チャレンジグランプリ用のアライメント最終チェック。
11月29日に調整後、街乗りを数百キロ実行している。
この走行でリアキャンバーがズレにずれるわけだが、この症状を確認すべく最終のチェックを施行。
フロント両輪はばっちりズレなし。
右リアもまったくズレなし。
しかし、左リアは0.1度だけネガティブ方向にずれていた。
この左リアは11月29日にキャンバーボルトを交換した方だ。うまく馴染んでいなかったのかも知れない。
リアをジャッキアップしてキャンバーゲージを取り付けて再調整。
するとキャンバーボルトのナットを緩めただけで、0.1度ポジティブに動くではないか。
そこで、緩めた状態から0.1度ポジティブにさらに動かして、ナットを締めこむと、なんと初期から0.1度ポジティブに収まった。
完全に「匠の世界」です。
大晦日の練習走行でずれるかもしれないが、器具も場所ももっていない素人で出来うる範囲では、考え得るアライメントセッティングは完璧なはず。
ちなみに工賃タダ。(Thanks!)
Posted at 2010/02/27 11:51:37 | |
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整備 | 日記
2008年12月20日
ななおさんが、筑波で練習走行をされるということなので、ミッションオイルの交換がてら筑波へいく。
ついでに気になっていた、AYC(スーパーではなく)付きのリアデフが全開走行後に温度が何度になっているか?を検証した。
結果、ななお号で測定させていただくと、104℃と意外にも高温であった。(デフケース測定)
最近ギアオイルの粘度と熱による粘度変化についていろいろ調べていた。100℃を越えると粘度が一気に落ち込む粗悪なオイルが巷には意外に多いことがわかった。
ミッションオイル(エボではフロントデフ兼用)はもっと高温であろうが、ななお号は車高が低く測定できなかった。
課題であったミッションオイルを交換。
前回走行直後にいつもの某社のLSDオイル(80W-90)を入れたが、その後サーキットは走行していない。
抜いたそのオイルにはギアの鉄粉がうっすら浮いていた。
1L2000円前後するオイルでフラッシングとはもったいないが、研究の結果、安価で、冷間時のギアの入りも良く、ヘリカルデフにも対応できて、高温でも粘度低下が少ない某社オイル(75W-90)を注入。
帰りのシフトチェンジ操作で、行きの時の入り具合と大分違うことが良くわかった。
冷間からエンジン油温90度くらいまでの感触は改善できた。(多少の引っかかりは残っている)
Posted at 2010/02/27 11:50:24 | |
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整備 | 日記
2008年12月03日
永年勤続の特別休暇を使ってエボの改修を実施。
本日は、オイルクーラーの交換です。
ヤフオクで入手した「氷上でクラッシュしてちょっとひん曲がった」エボ9MR純正オイルクーラー(1310円也)
エボ8MRからコアが多くなっています。
バンパーを外さんといけないのかな?とジャッキアップしてタイヤハウスから見てみると、なにやら簡単そう。
そんじゃー一気にやっちゃおうということで。外しちゃいました。
付いていたオイルクーラーのオイルラインのジョイントが簡単に緩んだ(トルク4キロ以下だった)のでびっくりしたが、締め込み時にはそれほど力を入れなくても良いのかな?
取り付け後はインナーフェンダーの開口部を新しいオイルクーラーに合わせてさらに大きくして飛び石で傷が付かないように金網をかぶせて終了です。
これから冬場であるにもかかわらずこんなことをしても余りメリットを感じられないように思えますが・・・。
街中走行ではオイルサーモスタットが全開になる100℃に至らないので、漏れは確認できません。
元々付いていたオイルクーラーは売り払うことにする。
Posted at 2010/02/27 11:47:39 | |
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整備 | 日記