欲しい病が発生してしまうほど良かったと感じた試乗車(ロードバイク)について。
順不同で書きますので、書いてる順番に意味はありません。
単に検索しやすかった順で書いてますw
ちょっと前というか半年近く前になるのもあるな…
その時の試乗させていただいた機会に感じた印象を書きます。
試乗した時期はバラバラですけどw
基本的に試乗できるバイクに限定されるので、GUSTOやCYANIONなどのマイナーな車種は確実に出てきませんのでご容赦くださいw
GUSTOもCYANIONも興味あるんですよね~。
ただ、扱っている店舗がGUSTOはチェリオの自販機よりも珍しい。
CYANIONに至ってはオンライン販売しか扱ってないというハードルの高さ。
CYANIONは性能考えると超バーゲンですが、フィッティング上ステムやハンドルなどを交換しないと決まらない場合、店売りは高く見えますが普通に良心的なお店だとお客さんに合わせたジオメトリーに「実は無料で交換してくれてたり」します。
私もお世話になっている超良心的なお店だと、ブレーキワイヤを完成車に附属している通常のワイヤーから、信頼性と引きが軽くなる(摩擦抵抗の差)ステンレスワイヤーに無料で交換していただいている…
さらに、ホイールの振れ取りやテンション確認、玉当たり調整なども含まれていたり。
見た目の価格だけじゃないと思うんですよねー。
なので、私がお世話になっているショップのロードは、emondaに至っては二年間ノントラブルで、昨年末にオーバーホールを念のためにしていただいた。
というくらいOH前でも快調でしたよ。
なのでネット限定販売で安くても、実際はどうなんだろう?と思わなくもないです。
実際、SNS繋がりで知ってるある人は、自分で全部やりますけどディレイラーのワイヤーやブレーキワイヤーを常に一番安いモノを使い半年ごとに自分で引き直しされている方がいらっしゃいます。
でもソレ、本当に安い?って考える事もあります。
良いモノ使っても二年間ノントラブルで、その二年の間良い操作性の品物の方が良くないのかな…お値段もSUSワイヤーと言っても通常の四倍も値段しません。
この辺、難しい話題ですよね。
何を取って何を捨てるかって話題ですので、一概にどちらが良いとは言い切れません。
それはさておき、能天気なご気楽試乗感想いきまーす!
・S-Works Tarmac SL6 Disc
コレに乗せてもらえるとお話し来た時は緊張しました…。
お店が保険入ってるとは思うんですけど、それでも総額130万円の高級ロードレーサー(死語)
S-Works Tarmac SL6 Disc
詳しくは上記URLを見てください。
メーカーのHPです。
完全にプロ用機材なのと、狙った性能を達成する為とメンテ性も考慮した結果、通常の機械式コンポ搭載は不可。
電動コンポしか積めないというw
フレームセットで購入して手持ちの機材で安く組むにしても、ハードルが高いモデルとなりますが、乗り味はさすがの一☆級☆品。
なんか良くわからない素人の私でも「凄くなった気がする」
剛性一辺倒なイメージがありますが、堅いながらもしなやか?と書くと語弊があるか。
なんでしょう。
すげぇ進むのに脚に来ないっていうか。なんというか。
しかもアレースプリントより風を上手く流してない?コレ。
あまりエアロに見えないけど、初代エアロロードだった初代ヴェンジくらいの空力性能があるらしいですよ。
それは乗った感じもします。良く分からないけど向かい風バッチこーい!
なのに乗り味はエモンダとも違う軽量系バイクの素直で機敏な乗り味。
加速スゲェっす。マジで。
ホイールも純正で私が欲しかったROVAL CLX50という2017年デビューの最強カーボンホイール。軽い。軽いのに接地濃厚。
最高級品はやっぱ違いますね。
デュラエースもすげぇわ。
この内容で130万円って他のメーカー出せないんじゃないだろうか?
と考える程の凄さ。
(現在、品切れで完成車は買えません。フレームセットもほぼ品切れという。こんな値段の自転車なのに売れまくりというすげぇチャリです)
・S-Works Venge
S-Works Venge
ターマックの後に乗せていただきました。
マジで良いんすか?とビビりながらも、この機会を逃すと多分一生乗れないなと思い、清水の舞台から飛び降りる覚悟で乗せていただきました。
ターマックでぶったまげたんですが、ヴェンジはもっとオシッコちびりました。
軽い。軽いんです。
リムハイト64mm?かな。(ROVAL CLX64が純正)
すっげぇディープリム履いてるのに。
乗り味もですよ!?
これマジでエアロロードなん…
登りも試乗コースに使わせてもらった森ノ宮付近の勾配なんて、平坦みたいなものです(キリッ
なんかね…
風切りまくってスゲー進むから登りの抵抗とかの前に楽。
物凄く楽。
コーナリングもエアロロードにありがちな癖みたいなのがほぼない感じ。
素直さはターマックの方が上ですが、ヴェンジもなかなかフツーに走れる。
加速の立上りというか鋭さはターマック。
ヴェンジはそこ、一歩譲る感じ。
でもターマックと比較して…ってだけです。
ヴェンジってマジでこのゴツイフレームなのに、何この加速。
というくらいに加速します。
あとはあらゆる面においてヴェンジが速いと思います(粉みかん
なんという面白くもないインプレ。
でも、他でも見れる記事と同じく凄すぎるんですよこのバイク。
だから書ける内容も似てしまうのは試乗させてもらってわかります。
この時、思い切って注文すればよかった。
今は買えませーん。
欲しがっても売ってくれませーん。
これはバーゲンプライスですよ。
電動コンポしか使えない割り切った設計だけど、そんなのどうでも良い。
実物の塗装は、ターマックもですけどカーボン目が少し透けて見えて非常に高級感のある良い塗装してますよ、コンチクショウ。
でも、乗り心地は割とハードでしたw
人を選ぶと思いますが、そんなの関係ねぇ!ってくらい凄いバイクでした。
・TREK Madone SLR
TREK Madone SLR
これの試乗のお話し来た時もシッコちびりそうになりました。
なんせ140万円くらい?するモデルですからねw
ホイールはBontrager Aeolus xxx6を装着されてました。
このバイク、凄いです。
何が凄いって普通に速い。
速いのに快適。
このスピード感は異常です。
何か別のモノに乗ってる様な宇宙船感がハンパない。
スライダーはハード寄りの少しクッションが効く位置でした。
そうです、乗り心地もフレーム剛性も自分で調整できるんですよ、このバイク!
xxx6のハブベアリングは、TNiあたりのセラミックに変えたらもっと化けるだろうなと思いつつ、色んな分野で普通に走れる物凄いバイクでした。
登りも普通に登れますよ!マジで。
エアロロードでこんなに乗りやすいのはヴェンジも含めて驚きましたが、ナンバー1かも。
レース成績含めて華々しいのはヴェンジですけれども、ホビーとしてロングライドや日々の練習に付き合いたいのはマドンかもと思いました。
ディスクブレーキ仕様だとカーボンホイールもリム寿命考えずに投入できますし、良い選択肢ではないだろうかと思うんですが価格がね…
なかなか思い切りが必要ですw
Projet oneと言って好きなカラーリングでオーダーできるのもアツいです。
アップチャージは必要となりますが、ここまでの価格のモデル買うなら別にそれくらい良いんじゃないか。
それよりも自分仕様の気持ち良く乗れる一台としてアリじゃないかと思いました。
欲しいッスね~。こいつも。
・TREK emonda SLR
妻も乗ってるSLR。
これのディスク仕様に乗せていただきました。
(妻のはリムブレーキのモデル)
まずね、驚くほど軽い。
持った瞬間「あれ?」と思うほど軽い。
フレームが軽すぎてホイール(ホイール自身も軽量なんだがw)が重く感じるほど軽い。
実際に乗ってみる。
emonda SL5に普段乗る身として驚異的なのが、持つとびっくりするほど軽いのに乗ると重厚感…というと語弊があるか。
なんでしょうこの接地の濃厚さ。
そしてコーナリングのヒラヒラ感。
下りのコーナリングの安定性含めてハンパないですよ。
異次元の乗り味。
それでいて剛性ビシバシ系のキッツキツな乗り味でも…ない。
初めて乗るロードがこれなら、これでも「ママチャリより乗り味きっつw」とは思われると思いますw
でも、乗り比べると驚き。
軽量系ってどこか尖ったところがあって乗りにくいと良く聞くんですけど、これはそうじゃないですね~。
そりゃダウンヒルが超不得意の妻も、俺らと遜色ないくらいの速度と勢いで下れるワケだわw
他メーカーのバイクの方が華々しくて、emondaはどちらかというとちょっと控えめ?な印象を持ちますけど、やっぱスーパーバイクです。コレ。
長くなったので一度ここで記事は終わります。
乗せていただいた4台中4台とも非常に素晴らしかった。
何を以て凄い!楽しい!と受け取るか次第で印象はガラっと変わると思います。
公平な気持ちで書いたつもりです。
個人的に欲しいと思える順位は、一位ヴェンジ。
僅差で二位でマドンかターマック。次いでエモンダSLRでしょうか。
エモンダSLRが最下位に沈みますけど、買える機会があったら積極的に欲しい一台です。間違いなく。
この四台中どれでも買える機会があれば欲しいんですけどねw