伊豆の河津桜の開花が
遅れているというニュースが流れる中、
桜の咲く頃、神戸に行くことにしました。
神戸は何度も行ってますがほぼ仕事絡みです。
とはいえ、普通の仕事とは違いますから、
合間でいろんな場所や体験をする機会があり、
おまけに地元の人にいろいろ教えてもらったので、
芦屋のジャイアンツが泊まるホテルや六麓荘地区、
六甲山ドライブなど、周辺エリアまで案内できるようになりました。
今回、神戸に行ったら久々にカフェなどにも。
12年前の写真ですが、朝食は美味しかったなと、
今でも深く記憶に残っています。
で、今回なんのために神戸に行くかというと、
アレです、アレ。
Gライオンアリーナ。
全国屈指の立地で、すでにコンサート予約が入っているそう。
今、静岡、富山もアリーナ構想が出ていてどちらも素晴らしい立地。
静岡にかつてダンダムも立ち、再びガンダムがとの話もあり、

静岡の観光の玄関口としても最高な場所なのですが、
それでも神戸には勝てないでしょう。
横浜もBUNTAI、MMアリーナ、Kアリーナなどができ、
すでにBUNTAIとMMは行きましたが、
横浜ですら神戸には勝てないかも!?
4月4日オープン翌日の5日、
神戸ストークスの試合のチケット取りました!
ストークスは今弱いのですが、
2026-27からBプレミアというBリーグの
トップカテゴリー入りが確定しているので、
来季は本気で集客をかけてくるでしょう。
当然、チケット価格も上がります。
でも、今なら格安で見られるというわけ(笑)
しかもちょうど桜の頃。
前にも何度か春に神戸に行って、
ついでに神戸の桜だけでなく、
京都の桜なども見る機会がありました。
まだGライオンアリーナ自体地元以外に知られていないのか、
以外とお手頃なホテルがあるのもいい点です。
このところ国の政策で老朽化した体育館のアリーナ化が進み、

まもなく香川で新規オープン。

この秋にはかつてのメガウエブのところに
TOYOTAのアリーナ。
愛知県ではIGアリーナ、
さらに三河、

さらに枇杷島にFE名古屋が新アリーナを作るとのこと。
愛知県だけで3つのアリーナが予定されています。
あ、豊橋は無視してOKでしょ(笑)
なぜ、そんなにアリーナが必要なのかというよりも、
現在、体育という概念が完全になくなり

ウェルビーイングという枠の中で、
スポーツは世代や年代を超えて健康な生活を営むための
体力、メンタルを作るものという方向になっています。
少子化によって学校の部活動の維持も困難になりつつあり、
学校教育の体育ではなく、男女世代を超えて取り組めるスポーツへと変貌。
そうした中で、昭和の概念で作られた体育専用施設はこの先不要に。
一方で昭和に作られた施設が一斉に老朽化し、
今後どうするかが行政の課題となっているのです。
建て直して今さら体育館を作るわけにもいかず、
多目的化ができるアリーナとして有効活用し、
地域振興も兼ねるように国がサポートを始めたわけです。
バスケ業界はBリーグ以前というか、
1990年代から体育館での興行の限界を訴えていました。
飲食禁止、上履きに履き替え、水銀灯で暗転演出ができない、
火を使うなんてとんでもない。

特に女子トイレが少ない。しかも和式。寒い。
音響施設が悪い。コンサートをやるための控室も少ない。
売店もレベルが低い。物販ブースの場所がない。
それでもコンサートならまだアーティスト見たさに我慢するでしょう。
バスケやバレーなどは部活の生徒を無理やり呼んで
体育座りにさせて見させるしかなかったのです(笑)
家のリフォームがそうであるように、
いくら補修や改修をしたところで全体の動線が体育館のままでは、
演出や新設トイレ、座席、音響、映像、照明等限界がある。
例えば豊橋総合体育館。今どき木のベンチシートです。

どんなに改修を重ねたとしても昭和の体育館はしょせん体育館なのです。
もう1つ、施設はすべて指定管理があるのですが、
行政の天下りのような場合が多く、
プロモーター的な機能もなければやる気もない。
体操教室と部活の大会やるぐらいしか活用できないのに、
その割には施設利用に対して杓子定規で規制が厳しい。
料金も含めて、札幌ドームと、
自前で作ったエスコンフィールドの例は
スタジアムやアリーナの課題を明確に見せてくれました。
アリーナ=バスケなどと勘違いをしてるところもありますが、
そもそもアメリカのアリーナではNBA、NHL、スケート、コンサート、
その他のイベントなどいろいろ利用されています。
規模は違いますが、モンスタージャムなども開催されるなど、
アメリカはエンタメのコンテンツづくりが上手だなと思いますね。
今年、カーリングが初めて横浜BUNTAIで開催されて、
競技としての新たな可能性を見せましたが、

どう活用するかを考えるのが今後問われることです。
例えばインカレのような東京でしかやらない大会を
そのまま新しいアリーナに持ってきて、
地域活性化と関わる人材育成を兼ねる動きなど、
今後は活発になっていくと予想しています。
全国にアリーナができている中にあっても、
神戸は観光のランドマークでありエンタメの拠点として、
日本屈指の施設になる可能性を秘めています。
言い方は悪ですが、
今のストークスならいい席でもK円台ですから、
今のうちにしかもこけら落とし試合で行っちゃえ!
ということです。
相手は静岡じゃなくて山形ですが。
ついでにこの時期なら神戸の桜も見られそうです。
ちなみに昔行ったとき、ちょうど咲いていた生田神社の桜です。
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Posted at
2025/02/25 21:30:52