あまり車の話が少ないブログですが(笑)、
それでも20台以上は試乗する機会がありました。
基本的にはスポーツテイストのもので、
基準となるのはメガーヌR.S.のエキストリームモード。
それと比較しておもしろいかどうか?
おもしろさというのも、個人的なフィーリングでしかありません(笑)。
そんな中で、印象に残った車をいくつか…。
新型メガーヌGT。
R.S.のノーマル版というか、
そのテイストをしっかりと感じさせた新型メガーヌGT。
走行性のはルーテシアR.S.レベルで、4コントロールの操舵性も楽しい。
ただ、新型メガーヌR.S.への期待の方が膨らんでしまうという点は、
評価していいのか、悪いのか微妙なところです(笑)。
ホンダTYPE R。
スポーツ車の走行性と一般車としての乗りやすさを見事に両立しています。
が、
そのバランスのよさが多少の物足りなさもつながっています。
速い車で快適に走るのならポルシェの方が上で、
レーシングマシンとしてのおもしろさはメガーヌR.S.の方です。
とはいえ、こういう車は一般道では限界があります。
サーキットを走ってみないと、本当の魅力はわかりません。
+Rモードは6速からの伸びがまだまだありそうでしたが、
一般道ではそこまで踏み込むことはできず(笑)。
それででも、より速く走りたい。
サーキットで本気を出してみたい。
その気にさせるマシンでした。
MTについては、カチッとギアが入り、
オートプリピッグ機能もついて、
操作性、操作感とも申し分ないのですが、
今どきパドルシフトのできが良いので、
これだけ高性能なマシンゆえMTだと時代遅れ感も。
MTのおもしろさというのも、
もはやノスタルジーの産物なのかも(自分も含めて)。
ボルボXC60
安全性、走行性、居住性のすべてにおいて、
現時点で最高レベルの車だと思います。
安全性は、単にボディ剛性の問題ではなく、
事故をしない、起こさせないという
先進の自動運転に近いシステムを採用。
いまどき日本のメーカーも、
アイサイトやセンシングなど、
それに近い安全運転システムはたくさんあるのですが、
その先を行いくボルボの安全哲学を感じました
個人的にもっとも関心したのは、
フロントガラス付近に映るドライバーズ・ディズプレイの視認性のよさ。
今まで見た中で、もっとも役に立ちそうで、
今後はこれをモデルにディスプレイが進化していくとさえ思いました。
オプションであるオーディオについては、
好みの問題かもしれないけれど、
ジャガーのオーディオの方が上だと感じました。
プジョー3008もよかったのですが、
XC60に乗ってしまうと、
値段通りの差を感じてしまいました…。
あと、新車ではないけれど、BMW M135i、
3L6気筒の走りは最高でしたが、
1シリーズでこの値段だと…。
EVに乗る機会も多くありました。
新型リーフ、Eゴルフ、ルノー・トゥイジー。
駆動系はEVであるノートEパワー、BMWi3S。
もし、マイ・カー・オブ・ザ・イヤーを選ぶとすれば、
間違いなくリーフです。
え、おもしろくないのでは? そのとおりです(笑)。
といっても走りも十分いい車で、
居住性の面でも満足のいくものでした。
ただ、EV自体どうしても乗り味が似てしまい、
乗り味のよさでいったらEゴルフの方がありました。
リーフに関しては、EVのどこが欠けているのかを徹底的に考えて、
電費に対するサービス、インフラ整備、耐久性に関する年数保証など、
これならEVを買ってもいいかもと思えるものでした。
今後、ますますEV化が進む中で、
車以外での部分での考え方が明確になっていたところが、
その点がもっとも評価できる点です。
EVはもはや車単体の性能で評価できるものではなく、
家や都市まで含めた総合的なエネルギー消費の観点から進化しており、
今後、さらに運転自動化とあいまって、
車としての機能性の差が勝敗を分ける時代は終わるでしょう。
最近、リーフを買ったら、
太陽光パネルが屋根に付くというサービスもありましたが、
テスラ、ランボルギーニ、ポルシェ等、
数千万円もするEVは税金対策か投資の価値しかなく…。
すでにそうなってはいますが(笑)。
トヨタもEV化を打ち出しましたが、
どんなことをやってくるのか見ものです。
ハイブリッドで実績のあるメーカーなので、
車の出来は問題ないでしょうから、それ以外のところに注目しています。
2020年東京オリンピック時には、
その概要と未来が見えてくるでしょう。
もし、日産の例の事件がなかったら、
XC60ではなく、リーフがカー・オブ・ザ・イヤーだったのでは?
EV時代を進展させる上でも、そうだったと思います。
車としての価値や意味を見出すかどうかは別として(笑)
トゥイジーに関しては、
今後のオリンピックや、大阪万博など
都市型シェアカー時代を体感できるものとしてとても貴重な経験でした。
乗り心地は決してよくないけど(笑)、
見た目も含め、初期Apple製品ような愛着を感じさせる車です。
他にもアルテオンとかスイフトスポーツとか、
その他いろいろ乗る機会があったわけですが、
来年はメガーヌR.S.とアルピールA110。
その2台への期待だけでお腹いっぱいです(笑)。
Posted at 2017/12/23 10:11:35 | |
トラックバック(0) | 日記