
ラリースポーツ(RS)とツーリングスポーツ(TS)の比較。
自分が座った時の感想が基準の主観的な内容になってしまいますが、何か少しでも参考になれたら幸いです。
第一印象は、
RS-Gは負担の少ない姿勢を保てるようにシートが体を支えてくれているような印象。
TS-Gはシートとの一体感が強く、体をシートに預けて沈むような印象。
バックレスト
立っているRS-Gと寝ているTS-G。
単に角度の違いだけではなく形状が異なっていて、
RS-GはS字型、TS-Gは猫背「くの字」。
RS-Gが立っている、TS-Gが寝ているというのは比較しなくても感じると思います。
ちなみにSP-Gは直立に近かったです。
アイポイント
図のシート自体の高さを基準にすると、TS-Gは25mm低くなっており、
それにボルト穴から底までの4mmの差を含めると、取り付けた状態で29mm低いことになります(計算が間違っていたらすみません)。
座った時の前方視界の印象の違いは大きいです。
TS-Gは付属のスペーサー2個を足して14mm上げてもRS-Gより低いことになります。
調整幅が約30mmのBRZのステアリングのチルト調整は、TS-Gの時は迷い無く1番下しますが、RS-Gの時は可動域の真ん中より上まで上げていました。
座面
TS-Gのほうが長く、ひざ裏あたりまであります。
RS-Gはそれより少し短く感じました。
図を見ると寸法は両方とも477mmなんですが、クッションの形状かセッティングが違うんでしょうか。
店舗で試座した時も同じ印象でした。
横幅は同等でした。
ヒップポイント
TS-Gのほうが少し深く低い印象で、そのせいか座面の角度が大きように感じました。
図によると、ボルト穴から底までが4mm大きくなっています。
TS-Gはバックレストが寝ているのでRS-Gよりもステアリングが遠くなるので、その分シートを前にしたくなりますが、
座面の角度の影響で足が曲がり気味になり、RS-Gと同じ位置ではペダルが遠く感じるので前へ寄せても窮屈さは感じません。
肩のサポート
TS-Gのほうがキツめです。
少し前に押し出されているように思えます。
レカロのサイトではバックレストの角度とショルダー部の違いは説明されていますが、
座面の角度と長さは説明されていないので自分の思い込みかもしれないですね。
BRZにTS-Gを装着すると後席に乗り込めなくなりましたが、
RS-Gは45mm前に寄っているので可能なのかもしれません。
RS-Gで試す前に手放してしまったので確認できませんでした。
同じシートでも人によって印象が大きく異なったり、座り比べると余計に迷ってしまったり、
実際に車両に装着してみないとわからないこともあるのでシート選びは難しいです。
RS-Gのほうが圧倒的に人気だそうです。
シートの感想はパーツレビューにも投稿してあります。
RS-G
TS-G
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Posted at
2015/11/06 22:53:42