2011年07月12日
マツダ787B制作進行中⑫
デカールの乾燥を見て、クリアー掛けを開始しました。
クリアーをかけていくと、デカールとボディの艶がそろっていくのが見てとれます。これはミニカーにはない、自作模型の良さですよね~。味わいがぐっと増します。
そして、クリアーによって光っていくボディ色。流石、オレンジなどは専用色だけあって、ぴったり。緑、銀も非常に良い味わいとなってきました。
先日、ルマンの地にて787Bのハンドルを握ったジョニー・ハーバートさんが言っていたのが、相変わらずのスムースさで快適だったという事。
回せば回すだけ安定する、振動が減るという、レシプロとは異なる特性のロータリーエンジン。
8に乗っていた時も、高速道路での快適性には助けられました。
ルマンといえば、高速直線が多いハイスピードコース。ストップアンドゴーの苦手なロータリーエンジンの特性も加え、高速領域での低振動などをかんがみるに、得意のコースという事になるのでしょうね~。
更にはロータリー、ミッドシップという構成から来る冷却問題に対しても。
ロータリーのネックの一つが熱問題。水温、油温、非常に高くなります。ただでさえそうなのに、フロントではなく、リアミッドに積んだ場合、冷却には多大な工夫が必要になります。その点でも、レシプロと同様な構成では足りない。どうやっても、デカイラジエターをフロントに置きたいとなります。
実際、787Bにも、フロントにどでかいラジエターが。サイドにはインタークーラーにオイルクーラー。
そんな状況ですので、高速コースで冷却風が多く得られるルマンのコース、ロータリーには適している様な気がします。
現在のLMPマシンはF1の様なシャープなノーズのマシン形状となっています。あの形状でロータリーの冷却性能を得ようとすると・・・結構難しくなるのかもしれませんね(^^;)
Posted at 2011/07/12 21:38:32 | |
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模型 | クルマ