2011年09月22日
今日のミニカーはスパーク製、1/43 ポルシェ962C、#17。ルマン24時間、1987年のウィナー・マシンです。
中古ミニカーショップで見つけたこのモデル。新品よりも安いという、かなりお得なお値段だったため、ゲットしてしまいました(^^;)
この962Cは、模型で作ろうとデカールは用意してあるのですが、ゲットしてしまったので、そっちの方は1986年マシンで作ろうかと思ってます。
この年、956から続いたCカーにおけるポルシェの勝利が最後になった年であります。
前年から、ひたひたと足音を響かせてきたジャガーが、この年には世界選手権レベルのレースにおいて4勝と、その強さをいよいよ本物としてきました。
そんな中迎えた、ルマン24時間レース。
前年度優勝車にかかわらず、ポルシェに与えられたナンバーは17,18,19。主催者側もジャガーの勢いに今年は、と思っていたのかもしれません。
対して、ポルシェは熟成の935ユニットを全水冷化、パワーアップを施して挑みます。
しかし、予選時に19号車がクラッシュ。レース開始暫くして、18号車、サテライトのプライベーターの962にエンジントラブルが発生。
原因は主催者の用意したガソリンのオクタン価不足でした。
ポルシェは素早く燃料プログラムを変更。生き残った17号車はその結果、ノートラブルで走行を続けます。
ジャガーは3台とも生き残っており、1対3の様相。
そこでノルベルト・ジンガーは、17号車にペースアップを指示。スプリントレースへと相手を誘います。それにのってきたジャガー。更に深夜に入り、17号車はペースアップ。ジャガーもそれに続くマッチレースに。
その結果、朝を迎える前に何とジャガー3台とも、ピットで後退、およびリタイアの憂き目に。
劣勢のポルシェがその走りでジャガーをねじ伏せるという、強いポルシェを示す結果を持って優勝しました。
そんな、強い勝ち方をしたこのマシン。
ロスマンズブルーのカラーリングがそれに格好良さのスパイスを加えていますよね。
モデルとしては、さすがスパーク。スジ彫り部分のシャープさ、エッチングパーツの配置といい、模型顔負けの出来です。このサイズでこれは凄い!
962を作る時には、頑張らないと、です(^^;)
Posted at 2011/09/22 22:23:32 | |
トラックバック(0) |
ミニカー | クルマ