新幹線のような乗り心地

造形は車同士のヒエラルキーを感じません。外観の手頃感はパリジェンヌのようにおしゃれで街角に溶け込みます。インテリアの高級感はライバルドイツ車に劣りますが、おしゃれではあります。個人的には70〜80年代のフランス車のようなフルファブリックのシートがあればベスト。

加速、ノイズ、コーナーリング共に問題ありません。電費に貢献する珍しい195プロファイルタイヤ、レーンチェンジや追い越し加速、どれをとってもエンジン車の上を行きます。

前作、ハイドロのように空飛ぶ絨毯を彷彿とさせるフラットで静かな乗り心地、すぐに法定速度に達する、麻薬性があります。

ゴルフバッグは横に詰めません。ハッチバック形状なので、四角いものを2段重ねするとガラスハッチに当たります。

1.6トンと軽量級なので、ばね上が軽い分、電費に貢献しているのかと思います。欧州のライバルは軒並み2〜2.5トンと重量級ですので、電気一杯詰め込んで逆に航続距離を減らしたり、タイヤを摩耗させたりしています。

補助金込で500万は今となってはバーゲンプライスだったかもしれません。ただしオーナーの立場から、リセールバリューは電池交換代も含めて不透明。