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ダ・ヴィンチのブログ一覧

2020年01月11日 イイね!

愛車と出会って2年!

愛車と出会って2年!1月13日で愛車と出会って2年になります!
この1年の愛車との思い出を振り返ります!

■この1年でこんなパーツを付けました!

特に何も。。

■この1年でこんな整備をしました!

昨年夏にタイヤを交換。
そしてつい先ほど、車検からカムバック。おかえりなさい。


■愛車のイイね!数(2020年01月11日時点)

313イイね!

■これからいじりたいところは・・・

タイヤとホイールのインチアップ(いつになることやら)。

■愛車に一言

共に過ごし、あっという間に2年経ちました。
どしゃ降りの中だろうが、高速道路上だろうが、渋滞の中だろうが、安定した走行パフォーマンスを崩さないのはさすがだと思います。

これからもよろしくお願いします。


>>愛車プロフィールはこちら


もう松の内も過ぎてしまいましたが、皆さま、明けましておめでとうございます(今日が鏡開きなので、今日まではまだお正月のようなものです、お許しください苦笑)。

去年は大変お世話になりました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
そして今年もご指導・ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い致します。


というわけで、1周年のブログを書いて以降も、いろいろなところに出掛けたが、どれもこれも楽しい思い出ばかりで「ポルシェライフ」を満喫できている、と言えそうだ。

そしてつい先ほど車検から戻ってきたのだが、ブレーキオイルを交換した以外何も問題なしという、極めて良好な状態だったそうだ(今回車検をお願いしたお店の方=代表の方も空冷・水冷それぞれ1台ずつ、計2台ポルシェを所有しているそうで、ポルシェの頑丈さ、部品やパーツの耐久性はすごいと思います、と関心していた。)。

これで、また当面はポルシェライフを楽しめそうだ。



Posted at 2020/01/11 11:05:08 | コメント(5) | トラックバック(0)
2019年10月19日 イイね!

見慣れないクルマ

※先日の台風19号の被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
特に被害が大きかった福島や宮城、長野などに何人か知り合いがいることもあり、今回の被害は他人事とはちょっと思えません。皆さま、どうかご無理なさいませんように。


さて久々の投稿になるが、先日、横浜の元町商店街に出かけた。



(元町商店街入口付近、この写真の左側に、みなとみらい線の元町・中華街駅へ通じる下りエスカレーターがある※イメージ)


目的は、商店街の中にあるスーパー、元町ユニオンに行くこと(京急ストアの系列店で、輸入食料品や飲料を多く取り扱う。広尾にあるナショナル麻布や、都内或いは神奈川県内などのいくつかのターミナル駅に店舗を構えるザ・ガーデン自由が丘に近い立ち位置のスーパーだ)。

以前元町ユニオンで買ったジュースがとても美味しく、また飲みたいと思ったのだが、どうも元町ユニオンでしか売っていないようで、自宅からそんなに近いわけでわないのだが(クルマで約20~30分)ドライブがてら、ひとりで訪れたのだ。


(元町ユニオン、元町店※イメージ)

到着後、店内をいろいろ見回し、お目当てのジュースの他に、美味しそうなクッキーなども買うことができた。


(こういう輸入モノのお菓子、好きなんです←こんなに買ってません※イメージ)

そのあとは近くの紅茶専門店で茶葉を購入。さあ、買いたいものも買えたし、少しこのあたりをブラブラ散歩でもしてから帰るかな、と思い商店街を歩いていた。



(元町商店街※イメージ)

元町商店街は、石畳で覆われた目抜き通りを中心に、通りの両サイドに、他の地域にはあまり展開されていないようなお店を含め、商店や飲食店がたくさん軒を連ねていて、とても洗練されている。
特に好天に恵まれた際には、歩いていてとても気持ちが良い。
このときはまだ暑かったが、それでも秋を感じられる心地よい風が頬を撫でるような、そんな陽気だった。

そして上の写真にあるように、このエリアは路上パーキングができるようになっており、幾台ものクルマが道の端に停められている。
そんなクルマを横目に、歩いていたときだ。

「??」

どうも見慣れないクルマが停まっていて、横を通って少ししたあと、振り返った。
ミニなんかとも違う、フィアットやアバルトでもなく、でも何だか、他とは違うどこか異彩を放ったコンパクトなクルマ。しかも、このこじゃれた元町商店街の雰囲気にも、とてもよく馴染み、とてもマッチしている。

「何だろう、あのクルマ」

と、引き返してまじまじと見てみた(不審者だと思われなかったと祈りたい)。

そしてクルマのネームプレートを確認すると

「LANCIA」

の文字。
ん?ランチア・・・??
僕の中でのランチアは、



(ランチア・デルタ※イメージ)

オフロードのレースなどで土煙をあげてコースを疾走する、このランチア・デルタのイメージが強かったので、この「デルタ」以外のクルマもあったんだ、ということと、もうランチアの製造はされていないものだと勝手に思い込んでいたので、かなりびっくりした。

スマホですぐに調べたら、このクルマは

「ランチア・イプシロン」

というクルマだということが分かった。
しかしすぐにスマホで調べたら大抵の解が見つかるなんて、随分便利な時代になったものだ。



(ランチア・イプシロン、見掛けた車両と同モデル※イメージ)


(ランチア・イプシロン、後ろから見たデザイン※イメージ)


フィアット500(もしくはアバルト)もそうだが、こういう、日本人だと絶対作らない、或いは採用しないようなデザインを基にクルマを創りあげてしまうあたり、さすがイタリア人だなぁと思いつつも、こういうデザイン、好きだなぁと我ながら思う。


しかしこのランチア・イプシロンというクルマ。本国のイタリアでは比較的メジャーなクルマらしいが、日本では販売台数もかなり少なかったようで、したがって中古車としての流通台数もだいぶ少ないようだ。

なので、ここ日本でこんなクルマに乗るなんて、よっぽどなクルマ好き(あるいはランチア好き)か、よほどマニアックな人なんだろうな、と思う。

そしてそんなクルマに目が行き、そんな思いを馳せる僕自身こそ、きっとかなりマニアックなんだろうな、と思う。

Posted at 2019/10/19 20:19:22 | コメント(9) | トラックバック(0)
2019年08月30日 イイね!

復調

※今回は車ネタではありません。

だいぶ間が空いてしまったが...ようやく復調した。


8月半ばのツーリングに参加された皆様へ
勿論、本来ならばツーリングに参加するつもりでいたのですが、諸般の事情から参加出来なくなったこと、お詫び致します。
ツーリングへの参加見送りは断腸の思いでしたが、その「諸般の事情」について、今日はこの場を借りて説明できれば、と思います。


結論から言うと、7月末にドクターストップならぬ、会社の産業医からの、「産業医ストップ」がかかった。


期間は、丸々8月いっぱい。


僕が2月に転職したことは、以前にここでも触れた。
まず試用期間内の3か月間は、わき目も振らずといったスタンスで、これまでに経験してきたことを目一杯現職で生かすつもりで、自分なりにではあるが仕事に勤しんできた。


(オフィス:写真はイメージです)

そして試用期間が終わり、さぁここから更に加速、するはずだった。

だが、エンジンがかかりきらない。ギアが上がらない。何か変だなと感じたのは5月の10連休後、少し経過してから。

比較的忙しい部署なのと、連休明けで疲れてきただけだろう、そう思っていた。休日は、外出したり、みんカラでブログを書いたり洗車をしたりと、リフレッシュできていた(つもりだった)ので、尚更だ。


しかし、リフレッシュしたはずが、仕事でのパフォーマンスは上がらないまま。

これはさすがに少しおかしいと思い始め、当時の状況を含め、人事に話した(当社は、中途入社の社員も多く、中途社員が入社してから半年間、定期的に人事が面談し社員をケアするということがルールになっている)。

すると、一度産業医兼カウンセラーとも話してみることを勧められ、そこでいろいろ話してみて、理由が分かってきた。これが、5月半ばの話だ。


(産業医との面談:イメージ)


これまで僕は、新卒から、立場や会社、役職などを変えながらも企画系の仕事に一貫して関わってきていた。

少し説明を申し上げると、企画系の仕事の仕方はおよそ、下記の2つのパターンに分かれる。

1.極力自社内で完結
企画の段階から最後の(少しそれっぽい言い方をするなら、上流工程から下流工程まで)できるところまでを、自社内で極力完結させる方法。
メリットとしては、時間やコストを最小限に留められること、また社内に優秀な担当者や責任者がいる場合は良いのだが、そうでない場合は外部からの客観的な意見が入りにくいため、出来上がりが自己満足なものになるリスクも孕む。
またこの場合、広告代理店などの外部の人間は広告を掲載する枠を広告出稿主の代わりに買う(媒体枠のバイイング、等と表現する)、広告の掲載先になる媒体社(出版社やテレビ局などの)や広告主に代わり内容を最終チェックし、広告の原稿を媒体社に提出する(広告「原稿」を「入れる」ため「入稿する」等と言う:出版業界などでは多用される表現だ)など、あくまでも「作業屋」的な扱いになるので、存在意義を今一つ発揮しづらい。

2.外部関係者と一緒に作り上げる
企画の初期段階から外部関係者(広告代理店やコンサルなど:それっぽい言い方をするなら、ベンダーなどという)に入ってもらい、二人三脚で施策を作り上げる方法。
メリットとしては、外部の意見が入ったり、自社或いはそれぞれの担当者が不得手な部分をうまく補いあえたり、いっそのこと得意な人に任せてしまえ、といったことも出来る分、独り善がりな完成物が出来上がることは少ない。
が、その反面、人手が増える分時間と手間=コストはかなり掛かり、作業時間が延びれば延びる程、それは膨大になる。(なお、1.でもこれは同じだが、外部関係者が企画も含め様々な局面でかかわる場合、依頼主との間には予め秘密保持契約など、守秘義務を命じる契約を必ず締結させられるため、重要な情報が外に漏れることは基本的にはない。逆に、漏洩が起こると損害賠償請求など、重大なことが起こる)


僕がこれまでに経験してきたのは、後者のやり方がほぼ全てだった。
反面、現職ではほぼ全てのケースで、前者のやり方で仕事を進める。

たかがやり方が違うだけでしょ、と思われた方もいらっしゃるかも知れないが、上記の内容をご覧いただくと、両者にはかなりの違いがあるとご理解いただけるのではないか。
少なくとも僕は、両者はかなり違うと認識している。

勿論、企画業務の担当者としては、両方のやり方に対応できるのが望ましい。というか本来ならば、前者の仕事のやり方をマスターしていることが望ましく、またこれができると、キャリアという観点でもかなり武器になる。

なので、ここで会社のやり方というかマーケ担当者が一般的に行う方法に自分も慣れられたら、スキルの幅は確実に広がる。そう思い、業務に取り組んでみた。

だが、違和感と戸惑いはほとんど拭えなかったのだ。


(写真はイメージです)


以上のような話を産業医にしてみたところ、「『何か変だな』と感じた原因はそれです」と言われた。
まず慣れるように努力してみて、とか、ガス欠になりかけてるからうまくリフレッシュして、というものも含めて先生からアドバイスいただき、その後もひとまず仕事を続けていた。

が、ひと月、またひと月と経つに連れて(その間も人事とは定期的に面談をしていた)、チーム内のメンバーや後輩からも「ダ・ヴィンチさん、大丈夫ですか?」「ダ・ヴィンチさん、少し様子変ですよ?」と社内で言われることが度々発生し、遂には尊敬している上司からも心配される始末。
自分ではいつもと変わらず、元気なはずなのに。
ただ、些細なミスは増えた気もする。


これはどうしたものかと自分で思い始め、産業医に再び会うことにした。7月の末のことだ。

そのときに、こう言われたのだ。

「ダ・ヴィンチさん、一回休みましょう、お仕事。率直に言うと、このままだと危ないです。」


正直、ショックだった。
これまでにも大変なことはあったし修羅場もそれなりに潜ってきたつもりだか、そういうときでさえも「休まなければいけない」という状況にはならなかったからだ。

その知らせはすぐさま上司にも伝わり、休職となる。その伝達を聞いたのは、7月の、最終営業日のことだ。

そうして仕事から離れ(半ば無理矢理離され)、仕事のことは極力考えないようにしながら過ごすことに。



休職となった当初はどうしても「焦り」や、趣味的なものも含めた「やる気」が喪失するような症状もあった。

また、5月に体調を悪化させた叔父が更に体調を悪化させお見舞いに行かざるを得なくなるなど(これが8月10日のことです)、なかなか大変だった。

だが、8月もお盆を過ぎたあたりから落ち着きを取り戻し、僕自身も元気にもなってきた(ちなみに、叔父も元気になった。)。

そうして休養後3週間程が経った先日、産業医との面談で、

「だいぶ元気になられた印象ですね。ただ、ダ・ヴィンチさんの休職前のお話からは、やや適応障害(※適応障害はあくまでも「障害」であり病ではないため、うつではない。但し、適応障害になる要素や原因を除去或いは克服することが困難だと、その後うつ病になるというケースはある)に近いものがあることが分かったので、今後少しの間は無理は禁物なのと、部署を変わるということも含め、環境を変えることも視野には入れていただきつつ、9月から復職していただいて結構です。人事にもそうするよう、私から伝えます」

との許可が降りた。
ひとまず、9月からの復職が決まった。


正直この1か月、長かった。
が、精神衛生面を良い状態に保つことが大事だということを学んだ。
また、自分では元気なつもりでも周りから見たら「あれ?」というようなことは往々にして起こり得る話で、そういうときは自分の感性を含めて自分自身を疑ってみることが必要だということを、あらためて感じたのだった。

また、僕が今回遭遇したこのようなことは、誰の身にも起こり得る、ということも知っていただければ良いのでは、と思う。月並みな言い方だが。

いろいろなことが起こってもそこそこ適当にやり過ごせて、そこそこタフだ、と自分で思っていた僕ですら、こうなったのだから。
Posted at 2019/08/31 00:24:37 | コメント(7) | トラックバック(0)
2019年07月13日 イイね!

今の時期だからこそ・・・

ポルシェの992(911の最新モデル)の発売が始まったこと?勿論、知ってる。


YouTubeにはチャンネル登録できる機能があり、僕は輸入車の中古車専門店「ロペライオ」のチャンネルを登録しているのだが(※登録をするとそのチャンネル:アカウント=チャンネルの保有者、とでも言おうか、から発信された動画コンテンツがすぐに通知として届く仕組みになっている。)、最近991或いは997の後期モデルあたりが中古車として入ってきた情報が続々と入ってくる。

きっとそれだけ、991や997あたりから992に乗り換える人が多いということなのだろう。

当然僕だって、新しいポルシェの誕生、発売と聞くと俄然興味は沸くし、「おー」と思う。


だが、そんな今の時期だからこそ敢えて(?)、僕は空冷ポルシェに少し目を向けている。
(ここで空冷ポルシェが何たるかという説明は、割愛させていただく)

前回のブログの中で、アバルトが少し自分の中ではアツいという趣旨の話をした。
同じように、いやそれ以上に(?)、空冷ポルシェも、僕の中ではアツい。

僕は、空冷ポルシェの中でも、特に993のモデルがお気に入りだ。
993を初めて見たとき、それより前のモデルの964や930と比べて「ゴツゴツ感」が削られたことで、華奢でとてもお洒落で、とても可愛らしいクルマになった印象を受けた。


(ポルシェ993※イメージ)


(このあたり、テールライトからリアガーニッシュのデザインが個人的には好きだ※イメージ)

なので、実は昔から、993が好きだった。
何だかタイミングを逃して後の祭りとなった男女が交わす会話みたいだが、とにかく憧れていた。

ただ、ボルボから乗り換えるタイミング(一昨年の11~12月ごろ)では、993は買わなかった。買えなかった、という方が正しい。

もうその頃には既に、空冷ポルシェのブームはピークに達していたし、中でも「最後の空冷」として世に送り出された993の中古価格はべらぼうに高かった。


(シルバーのポルシェ993※写真はイメージです)

まして、993は誕生から20余年を迎えており、クルマとしてはかなり古いというかクラシックカーとも言えそうな境地に達している。
人間で言うなら、初老~中老に近い感覚だろうか。
年老いてきた者、古くなった物には、度重なるメンテナンスが必要だし、そのためにそれだけ時間もコストも嵩むのは古今東西変わることはない。
たとえそれが人間でも、家でも、クルマでも、アンティーク家具でも同じだろう。


少し話が逸れてしまった。
そんな調子で、993はメンテナンスにも多額の費用が掛かる可能性が高いことや、意外と突発的に故障するリスクも孕むこと、またケアできるお店もだいぶ限られると聞いていたので、(当時)今持つには現実的ではないと判断し、残念ではあるが候補から外した。

その代わりにというか、993のデザインを参考にして設計されたと言われ、フロント周りを中心に993と少し似ている997を買うことにしたのだ。
その意味では997に乗れて満足だし、とても楽しいポルシェライフを送れている。それは、間違いない。

ただ、997に乗ってからもちょこちょこと993のことは調べていた。
すると、そもそも価格が高いとか、その割に壊れたら更に高くつくとは言え、メンテナンスがきっちり施されてきたような程度の良い個体を見つけられたら、空冷ポルシェだからと言って過度に恐れる必要はないことも分かってきた。

993への思いには一旦、そっと蓋をしたはずだったが、少しずつ少しずつ、興味が再び沸き上がってきた。
そして、その思いが膨れ上がって今日に至る。この2か月で、自宅近くで白い993、紺色の993、シルバーの993など、計5回ほど993が走っているのを見掛けた(見掛けてしまった)ことが、決定打となった。


(白いポルシェ993※イメージ)

そこで、実際はどうなのだろう、自分であれこれ調べていてもやはり限度はあるなと思ったので、声を直接聞いてみようと先日、空冷ポルシェをメインに扱っているお店に聞きに行った。自分なりに蓄えた、993を含めた空冷ポルシェに関する知識を携えて。

すると、空冷ポルシェに関わって30年近くになるというベテランの店主から

「アハハ、お客さん、それはいくら何でも身構え過ぎですよ」

と言われてしまった。
確かに新しいポルシェと比べたら手間はかかるかもしれないが、それは別にポルシェに限らず古いクルマ全般に言えること。良い個体を見つけられたら、手間もコストも思っているより少なく楽しく乗れるはずだ、とのこと。

そして、今のポルシェよりも製造工程でコストがかかっていたりして、その分作りもしっかりしているから長持ちはすると思う、とも。

確かに、ひと昔前に作られたものの方が長持ちする、というのは親などからも聞いたことがあった。きっと、ポルシェに限った話ではないだろう。
今は何でもコスト削減、すぐに買い換えさせることを目的とした製品、(コスト削減を本当の目的とした)「軽量化」「効率化」、そして「エコ」(これだけ使い捨てや買い換えを推奨しておきながら、一体それのどこがエコなのか、と思うが)。
携帯電話や家電など、本当にそういうものが増えた。作る人や職人の真心や思いが今一つ感じられない、そういう意味で味気ないもので溢れている、個人的にはそんな気もする。

そんな話も交えたら、「そうなんですよね。なので、決して今のポルシェを批判する訳じゃないんですが、今残っている空冷ポルシェと同じ調子で今のポルシェが30年後、40年後に残ってるかと言われたら、、、どうでしょうかねぇ苦笑」と言っていた。

シートにも座らせてもらい、いろいろと眺めてみたらとてもコンパクトで、かつ、 今のクルマに見慣れているからだろう、993のシートから見える景色は妙にアナログに感じた。
そして、そもそもデジタルに対して苦手意識、加えて若干の、いやだいぶ?アレルギーを持つ僕からしたら、そのアナログな空間は妙に居心地が良かった。


(室内、これは拾った画像だが確かにこんな感じだった※イメージ)

今のクルマはいろいろ充実した機能が満載ではあるが、それをほとんど使いこなせない、という話もよく耳にする。僕自身もそうだ。

そういう意味では、このくらいの機能で充分、そうも思った。


いろいろ話を聞かせてくれたお店から帰宅する道すがら、「空冷ポルシェが欲しいならば、じっくりお店を探しながら、良さそうなクルマを見つけても『粗探し』をするくらいの目でその個体をチェックするのが望ましい。なので、一見良さそうなクルマに出会ったとしても性急に飛び付いてはダメ」ということが書かれた記事をふと、思い出していた。


(ポルシェ993タルガ 僕からしたら垂涎の的だ※イメージ)

この日訪れたお店も、信頼は置けそうだ。だが、当然他にも良いお店はあるはずで、いくつかのお店を回りながら、良い空冷ポルシェの993を気長に、長期戦で探してみよう、と思った。


しかしまぁ、僕が探そうとするのは、ポルシェ997タルガ、限定モノのアバルト、そしてポルシェ993など、長期戦を覚悟しなければならないクルマばかりだ。

我ながら、困ったものだと思う。
Posted at 2019/07/13 08:34:32 | コメント(5) | トラックバック(0)
2019年07月04日 イイね!

羊の皮を被った何とか

最後の「何とか」に入るのは勿論、オオカミが正解だ。

羊の皮を被った狼

意味:親切そうにふるまっているが、内心ではよからぬことを考えている人物のたとえ。

もとは旧約聖書にある言葉だそうだ。
キリスト教系の大学を(一応)出ていながら、そして横浜ではそこそこ有名(らしい、その宗派では)な牧師を叔父に持つ身でありながら、知らなかった。
このことは、叔父には内緒にしておこう。


ただ、クルマの世界でもこの言葉はよく用いられ、羊の皮を被った狼とたとえられるクルマはいくつか存在する。見た目は普通なのに、実はとんでもなく速い、或いはハイスペックなクルマ、みたいな「このクルマ、見た目と中身、だいぶ違わない?」というときにこのフレーズが引用される。


3月に、このみんカラブログで自分の好きなクルマについて延々と(?)書いたのだが、そこでフィアット500/アバルトにも言及した。
この2つのクルマは、メルセデスで言うところのメルセデスベンツ/AMGの関係であり、フィアット500の車体にチューニングを施してスポーティーかつアグレッシブな走りができるように仕上げられたのが、アバルトとなる。

このアバルトこそが、羊の皮を被った狼と称されるうちの1車種だ。

もっとも、アバルトを象徴するマークのサソリになぞらえて、

「羊の皮を被ったサソリ」

と言われるのだが。



それはそうだろう。だって、


(アバルト500:イメージ)


(こちらが、ベースになるフィアット500:イメージ)


(正面から見たアバルト:イメージ)


(間違えた、これはうさまるだ、、何か似てる気が)

可愛らしくてちょっとオシャレな見た目のこんなクルマが、実はかなりのエンジンサウンドを響かせ、ひとたびスイッチが入ると並み居るスポーツカーに匹敵する、或いは時に周りを蹴散らすような走りができるクルマであるなどと、一体誰が思うだろうか。


実はかなり前からフィアット500にもアバルトにも、個人的に興味はあった。

ただ、興味はあったものの、そこまで詳しかった訳でもなく、街で見掛けると
「お!?」
「相変わらず可愛らしいクルマだな」
と思った、そのくらいのレベル。
それよりもボルボやポルシェに対する興味が(当時は)勝っていたため、選ばなかった。

だが、今の自分の中ではこのフィアット/アバルトが、少しアツい。より興味があるのはアバルトだが。

多分、ポルシェに乗って「走ることの楽しさ」「小気味良いクルマを運転する楽しさ」に気づいたことも影響しているのだろう。

いつの日だったか、比較的最近の話だが、アバルトが「走ることの楽しさを思い切り享受できるクルマだと知られている」といった趣旨で紹介されている記事をたまたま目にして、そこからふつふつと興味が湧いてきた、という感じだ。


なお、このメーカーというかこのブランドはなかなかの商売上手で、

世界限定◯◯台・日本限定△△台!
アバルト☆☆周年限定車!
□□とのコラボ実現!
カブリオレタイプ!
限定カラー!

そんな謳い文句で、実に多種多様なフィアット/アバルトを世に送り出している(勿論、ベースグレードの車もちゃんと用意されている)。

そのためか、限定車の中でも特に流通台数が極端に少ない≒稀少価値の高いシロモノは、他の稀少価値が高いメーカーの車同様、価格があまり落ちない。
製造から10年近く経つ中古車なのに、新車時価格からたった30万円しか値段が落ちてない、なんていうケースも目にしたことがある。

先日僕がお会いさせていただいた、ぱぱにしさんのフィアット500も、そんな稀少価値が高い1台だ。

(逗子のなぎさ橋珈琲店で1枚)

この鮮やかなピンクのフィアット500は、
日本には50台しか輸入されていないと言われている。
※あるときこのまっピンクな色のフィアット500があるとネットで知り、「いやぁ、個性的で良い色だけど、そうは言ってもこんな色のフィアット、乗ってる人いるのかなぁ」と思ってみんカラで探してみたら見事、乗っている人が見つかった!という経緯だ。ぱぱにしさん、ありがとうございます。


僕が最近興味を示している何種類かのアバルトも、勿論そんなタマ数の少ない1台であり、webで検索をかけても、本当に数が出てこない。
台数が少ない上、関東の店舗にはないということも多く、現物を見ることすら叶わないモデルも多数ある。だから余計に飢餓感や好奇心が襲いかかってくる。

まさにメーカー側の作戦勝ちといったところか。

そんな調子なので、、、もし首都圏で興味のあるアバルトが見つかり、かつそのクルマとのフィーリングが良い感じだったら、乗り換えることになる、、、かも、、、知れない。

ただ、僕が興味があるのは、ポルシェ997のタルガ同様、待てど暮らせど中古市場にホントに流れてこないグレード/シリーズのアバルトなので、今すぐどうのこうの、という可能性は限りなく低いのだが。
ラブストーリーは突然に(←だいぶ古いだろうか苦笑)ではないが、出会いやタイミングは突然やってくるものなので、勿論どうなるかは分からない。


ちなみに、アバルトを象徴するサソリのマーク、何故サソリなのかと思って調べてみたのだが、アバルト産みの親、カルロ・アバルトがさそり座だったことに由来するのだそうだ。



(アバルトのロゴマーク:イメージ)
Posted at 2019/07/04 23:32:51 | コメント(6) | トラックバック(0)

プロフィール

ダ・ヴィンチです。 横浜住まいのマーケッター&プロモーターです。燃費の悪い人たちと暮らしてます。 燃費悪い1号:ダ・ヴィンチこと僕(青年♂、よく食べ、よ...
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やまんさんのポルシェ 911 (クーペ) 
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ポルシェ 911 ポルちゃん(捻りがなさすぎるかなぁ) (ポルシェ 911)
ついに購入!
ボルボ V70 ボルボ V70
ついに念願のV70ゲット! 年式は決して新しくないですが、好きなデザインだったので買って ...
ボルボ V70 ボルボ V70
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