シーズンで一番美味しい時期となる日生の牡蠣を求めて、播州赤穂へ買出しドライブ
ついでに、香川丸亀に渡り本場の讃岐うどんを食そうと計画(^^)!
今回のコースは、
名神高速~中国自動車道~山陽自動車道~瀬戸中央自動車道~高松自動車道~神戸淡路鳴門自動車道~第二神明道路~阪神高速3号神戸線~名神高速道路
となる訳で、高速料金は触れずにおこう・・・
まずは、第一の目的地の「備前 海の駅」
牡蠣といえば「五味の市」がメジャーなんだろうが、我が家は殻付の牡蠣は面倒で好まないため、色々な魚類が並ぶ「備前 海の駅」へ
やはり、瀬戸内の新鮮な魚介類が数多く並んでいる(^^)!
地元瀬戸内だけの物に限らず、鮮度の保たれるものは沖縄産の物まで品揃いは豊富!
いいだこも小芋と煮付ければさぞや旨いだろうな(^^)!
魚好きな当方にとっては、どれもこれも買って行きたいのだが・・・
穴子も瀬戸内では、名産の一つ。
決して大きく太くはないが、蒲焼ではこれが酒のあてには最高です~!
今回は、生ではなく蒲焼の穴子を購入(^^)!
名物の殻付の牡蠣もこのように
しかし、我が家は剥き身の大ぶりを購入!
「しかし、身が大きいこと」
カキフライが一番の好物なので、今から楽しみでならない~
結局、「剥き身牡蠣(大)」、「アナゴの蒲焼」、煮付け用の「子持ちの赤カレイ」、「岩のり」、「キスの丸干し」、沖縄産の「太もずく」、「干し海老」が買い物かごに収まっていた(笑)
既に、12時を過ぎていたが讃岐うどんが待っている丸亀に向けて移動!
瀬戸大橋を渡り、本州から四国へ
今回、初めてドライブレコーダーのカメラ機能を使い撮影!
どうしても走行中はブレるので、この程度の画質となるのは仕方ないが、運転中の安全を考えるとこれから色々と活躍してくれそうだ(^^)!
無事に瀬戸大橋を渡り、丸亀へ
目的の、【麺処 麺谷】さんに到着!
14:00を過ぎ、閉店前でのれんを外されたところだったが、快く入店させていただいた(^^)!
ぶっ掛け牛うどんが有名だったんだが、牛が売り切れということで私は、「豚のぶっ掛けうどん」と「ちくわの天ぷら」を!
嫁は「カレーうどん」を注文。
お互い一玉の注文だけれど結構量が多くおなかいっぱい!
さすがに本場のことだけあり、不味い訳はなく嫁とともに大満足(^^)!
入店時は、まだお客さんも居たけれど、食べ終わる頃には私たちのみとなり、ご馳走様でした!
さて、お腹も一杯になったところで帰路へ向けカーナビにセット。
高速へ向け移動していると、目の前に可愛いお城が・・・・・「丸亀城」?
「丸亀にお城が有ったとは知らない・・・」これは、お邪魔しないと!
早速、無料駐車場へ
「なんとも、石垣が美しいお城なこと」
想像以上に石垣が高く本丸までは、相当高かそう!
「え~こんな坂を登るの~、無理~無理~」と、嫁が横で叫んでいた(笑)
それにしても、石垣が美しい・・・・・
石垣を眺めていると、近くに居たご年配が私に向かって「おいでおいで」と・・・・
いきなり、丸亀城について語り始めた・・・
よく聞くと、ボランティアで数名が丸亀城に認知向上の為にガイドをしているとの事!
なんとも有り難い話(^^)!
そのまま、ガイドさんに付いて横道に逸れ石垣沿いに・・・・
ガイドさん曰く、丸亀城は「石垣の城」と形容され、有名らしい。
確かに、角のアールの成形は素人が見ても美しく感じられる!
私自身、色々と名城にも出向いたが、今日ほど石垣をまじまじと見たことはないし、石垣について語られた経験もなく、ただ興味を抱く話を下さった。
当然石垣には、石切職人がおのおの石材を切り出す訳だが、その石切職人が自分の切り出した石材だと判る印を残しているという事!
そんな話は始めて聞いたし、それを見たのも始めての経験となった。
これは、「十字印」が刻まれた石材!
これは、「井印」が刻まれた石材!
これは、「田印」が刻まれた石材!
ほかにも「○印」「△印」等、多くの印が刻まれた石材が積まれていた。
これは、丸亀城だけではなく大阪城などでも発見されているらしい。
これは、石積み職人が遊び心で、「石」の文字のように積んだと言われているらしいが、これはどうも後付けではないだろうかな?(笑)
丸亀城には、築城にまつわる伝説も有る
■石垣にかかわるかなしい伝説
羽坂重三郎は、常に仕事をするときは裸になって一生懸命働くことから「裸重三」と呼ばれ、丸亀城を完成させた功労者です。
殿様は、「さすがは重三の築いた石垣だけあって完璧だ。これで空飛ぶ鳥以外にこの城にこの城壁を乗り越えるものはあるまい。」とご満悦でした。
ところが、重三郎は「私に尺余りの鉄棒を下されば、容易に登ることが出来ます。」と言って、鉄棒を使いすいすいと城壁を登ってしまいました。
殿様は、重三郎を生かしておけば来敵に通じた場合、恐ろしいことになると考え、城内の井戸の底を重三郎に探らせて、その隙に石を投じて殺してしまいました。その伝説の井戸が二の丸井戸です。
■丸亀城人柱伝説
シトシトと雨の降る夕暮れ、一人の豆腐売りが作事場付近で豆腐を売りつつ通行していました。
これを待ち構えた人夫たちは、豆腐売りを捕らえ、用意した穴に投げ込み、お城の人柱として、生き埋めにしてしまったのです。以来雨の降る夜は築城の犠牲となった豆腐売りの怨霊が「トーフトーフ」と泣き続けるのだと言われています。
『丸亀城ものがたり』永田照雄より
そんなこんな話を伺いながら、本丸に到着。
お天気も快晴ということもあり、瀬戸大橋を望む風景がなんとも素晴らしく、瀬戸内が一望できた(^^)!
本丸には、可愛い天守が鎮座しなんとも微笑ましい城構えに見える。
ガイドさんには、築城に至る話から城主にまつわる歴史まで、多くの説明を頂いたがここでお別れし、天守閣へ入場することとする。
お名前は聞きませんでしたが、親切丁寧なお話で我ら夫婦を楽しませ背頂き、有難うございました。
天守閣は三階建てで、想像通り中も狭くおそらく日本の天守閣で一番小さなお城ではないのだろうか?
城主にまつわる歴史的なお話は、割愛させて頂きますので興味有る方はネットでお調べ下さい。
意外な展開で、丸亀での一時がとても有意義な時間となり丸亀に来た甲斐がありました。
丸亀を後にし、高松自動車道へ
大鳴門橋を渡り、いざ淡路島へ
明石海峡大橋を渡る頃には、すっかり薄暗くなり、夕方のラッシュになってしまった。
中国道は、宝塚から10km以上の渋滞とのことで、阪神高速から名神で帰ることに。
阪神高速も渋滞するが、夜景を見ながらならまだ我慢できるかなということで神戸経由に決定!
と言うことで、今日は一日たっぷり走り、たっぷり遊んだ(^^)!
今回は、向かい風と結構アクセルも踏み込んだりしたので、16.1km/L程度の燃費となりました。