0W-20のヴィッツに10W-30のオイルを入れてみる のパフォーマンスのデータを分析できた。
ちょうど昨年の同時期の燃費データがあったので比較してみた。昨年はディラーの言うとおり0W-20のゲージMAXで運転していた。
10W-30のゲージ半分では燃費悪化が6%と出た。
やっぱ、世間で言われている10W-30での燃費の悪化は本当だった。
また、悪化率も5%程度というのもそのとおりだった。
いっぽうで、オイルを入れる際のゲージ半分の効果は意外とある気がしている。次回は0W-20のゲージ半分でデータを取ってみたい。
■10W-30にしてわかったこと
1.エンジン音だが、低速度のギアの時0W-20よりぜんぜん大きくなった。
2.高速度時、エンジンの油温度が上昇したら体感的に変わらなかった。
■結論
1.
10W-30にすると、ブローバイによるISCVの汚れを減らすことが期待できるが、燃費は6%悪化する。
2.
0W-20にすると、メーカーが設計した理想値に燃費が出せるが、ブローバイが増えて、ISCVのこまめな清掃を2-3万キロ走行ごとにディラーでしてもらわないと、バルブユニットの交換で多額の出費がいずれ、待っている。
つまり、トレードオフの選択だ。あとは、価値観。
車をつぶして捨てていくだけの人なら、0W-20で何もしないで乗りつぶせばいい。
大事に愛車を守りたかったら、燃費の悪化を覚悟しても10W-30で乗っていくといい。
だが、冬季は0W-20に戻したほうがいいだろう。
それとブローバイの清掃は免れられるわけでもないので、いずれどっかでしたほうがいい。
……ま、そういうことだね。
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Posted at
2017/05/16 18:14:01