2016年10月26日
ご飯の硬さと炊き方・・・。
私はもしかしたら少数派かも知れないのですが、硬めのご飯が好みで、お赤飯の様な硬さのご飯が理想です。
そして、様々なシーンで外食をしてきましたが、大衆的な店でも、かなり高級な食事処でも、私の好みにピッタリのご飯の硬さに出遭う事は稀です。
ここ数年で素晴らしいと感じた店は2店のみで、その一つは2013年に私が仕事のしすぎて過労で入院して退院した時に家内が快気祝いとして案内してくれた「うかい竹亭」という高尾山駅のすぐ近くの料亭で食べたコースの中に出てきた「佐久の五郎兵衛米」という銘柄米のご飯です。
炊き方は私好みで硬めに炊かれていました。新米のシーズンではないものの味が素晴らしく良く感動的なご飯として記憶していて、また出かけて食べたいと思うレベルです。
もう一つは千葉の佐原の「山田」という鰻割烹の店で鰻重を食べた時のご飯です。
5月の30日にこのBlogにも書いたことがある佐原の有名な鰻割烹店の鰻の下に敷かれたご飯は硬めのご飯で、鰻との相性も抜群で、プロの仕事と言える素晴らしい物でした。この時も新米ではありませんでしたが、完ぺきな状態でした。
その他の店でも、まあ許せるレベルという事はありますが、平均的に見て皆柔らか過ぎます。
千葉の外房の海辺の海鮮料理の店で、明らかに水加減を間違えたとしか思えない様なグチャっとしたご飯を出された時にはさすがにこらえきれずに「これはどうしたんですか?グチャグチャですけど」と言ってしまいました。おまけに海鮮丼のご飯だったのですから最悪でした。
私はそれ以来何度もその店の前を通りましたが、いくらおなかが空いていても絶対にそこへは行きません。何故かと言えば、お金を取って食事を出している飲食店としてのプライドが感じられないからです。
皆さまそういうことを感じたことがありませんか?私は自分の好みが偏っているのかと思っていたのですが、家内もほぼ私と同じで硬めのご飯が好きなので異常なほどとは思えないのですが、ほとんどの飲食店のご飯は柔らかすぎると感じてます。
実際に我が家では、新米のこの時期、千葉県産のコシヒカリなら2合のお米に対し水は1.5合です。先日燧ヶ岳登山の帰りに南魚沼に寄って買ってきた南魚沼産のコシヒカリの新米は米2合に対し1.7合の水で炊きます。北海道の岩見沢の友人が送ってくれた「おぼろ月」というお米の場合は2合の米に対し1.3合の水が丁度良いです。
もし私が飲食店を経営するとしたら、ご飯は硬めと柔らかめの2種を炊いて、好みに応じて出したいくらいですが、どうして多くの飲食店はご飯の炊き具合にこだわりが無く、客の好みに合わせる努力をしようとしないのでしょうか?2種類のご飯を用意することはそんなに大変なこととは思えません。
私はご飯が柔らかすぎたお店には2度と足を運びません。まあ許せるレベルなら仕方なく出かけてゆきますが、柔らか過ぎるご飯はアウトなんです。
美味しいご飯を出してくれる店があれば通いたくなるくらいですが、普段行くような普通の店で美味しいご飯を出す店が少なすぎると感じます。
お米と炊き具合にこだわりのないお店が多すぎると思うのですが、皆さん如何お感じでしょう?
私の要求が高すぎますか?それともご飯の硬さ柔らかさにこだわりなど無いのですか?ラーメンや蕎麦で茹で過ぎを出されたら困りますよね?麺類では許せなくてもご飯の炊き加減は許しちゃうんですか?ぜひご意見ください・・・・。
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Posted at
2016/10/26 22:36:15
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