
以下の記事は2006年8月に私の別のblogに、さらに古い2005年のblogから写してアップしたものです。
「ETCに感じる可能性」
ETCという、有料道路通行システムをご存じだと思うのですが、この仕組みは、将来へ様々な可能性を秘めていると感じています。
ETCは車載器に記憶エリアのあるICチップを載せたクレジットカードによく似た、ETCカードと言う物を差し込んで、そのETCカードにリンクしたクレジットカードから、有料道路の利用料金を自動引き落としする事で集金するシステムで、高速道路や有料道路の料金所で、車は停車せずに40km/h程の速度で通過することが出来る仕組みになっている。
この集金システムは車の登録ナンバーと車載器の番号を管理していて、ETCカードは複数持っていたとしても、どのカードでも決済は出来るが、引き落とされるカード会社が別になるだけで、車単位の課金、割引制度とであり、カード単位の制度ではない。(割引キャンペーンなどはETCカードの番号も登録するので、車載器とカード一種類の登録しか出来ず、複数のカードの全てで割引の恩典が受けられるわけではない)
入り口ゲートや料金所で一時停止する必要がないだけでなく、支払いが簡素化出来ることから、今後は有料駐車場などもこうした、ETCを利用するシステムが出来てきても不思議ではない。
現在は道路利用料金だけに限られてはいるが、ETCカードで高速道路上のサービスエリアの中での飲食や給油の支払いなどにも利用出来るようにして、エリア内での消費実績は道路利用料金の割引ポイントマイレージを加算できるようにすれば、サービスエリア内の商店の利用度は向上すること間違いなしである。
因みに、現在はETC車載器が無くても、料金所でカード決済の支払いとして、ETCカードを使用すれば、普通のクレジットカードでは出来ない首都高速の支払いが出来る他、高速道路での支払いは今すでに全て可能ではある。(ETC車載器利用の割引恩典は受けられないが・・・)
私は、このETCの制度に加入するときにふと思ったのだが、車輌をナンバーで限定し、車載器の固有の番号で高速道路の入り口と出口で正確な通過確認が記録出来ると言うことから、将来的には、サービスエリアやパーキングエリアなどの導入路にも料金所のゲートに有る物と同じ発信器と受信機を取り付けておくことで、ドライバーの速度違反の抑制に使われる日が来るのではないか?等と考えてしまった。
高速道路などの入り口ゲートに入った時間とパーキングエリアや料金所に達した時間とその距離から平均速度が導き出され、車輌と車載器の管理が料金徴収に使用できるレベルの、非常に高い識別性の確実さを持っていることから、平均速度が速度違反であれば、簡単に証拠能力のある記録が自動的に出来あがる事になるからだ。
もっともETCを利用しないでも、ゲート入り口で振り出すカードには、そのゲートに進入した時間がタイプされており、ナンバープレートの下二桁までが刻印されているのだから、出口の料金所で速度違反の一斉取り締まりを実施すれば、現行犯ではなく、論理的な平均速度を証拠として用いることで、高速道路上での速度違反を大幅に減少させる事は確実と思える。問題は運転者を特定する事が出来ない場合でも、平均速度が違反していれば飲酒運転のように連帯責任で処罰出来ると言う法制を敷くことだけだろう。
私が、ETCを利用すればもっと確実な抑止効果が期待できると考えているのは、非接触で、通過しただけで在籍記録が道路公団のサーバーに残す仕組みがすでに出来上がっているため、あとはサービスエリアやパーキングエリアに同様の受信機が在れば、休憩などで停車した時間を含まない、道路走行中の純粋な平均速度が計測できる点にあるのだが、このETCの普及率が100%に近づいて、そうした方法で速度違反の取り締まりを開始すると、走行車線でスピード違反した履歴を打ち消すためにサービスエリアやパーキングエリアに入らないでスロー走行をしてつじつまを合わせようとする者が現れ、そのための渋滞が発生したり、追突事故が起きたりすることが懸念される。
それを防ぐには、制限速度を大きく超えるスピードで通過する車輌の情報を読み取れる仕組みで走行車線中の隠密ポイントでの自動速度計測が要求されることになるが、ETCを利用すれば、それはさして難しい事ではないはずだ。
ただ、その場合入り口ゲートから出口ゲートに至る全ての走行車線で、ETC車載器の電源を生かして、ETCカードも車載器に入れておくおく必要が生じるのだ。
一般的に言って、殆どはそうした使い方をしているのではあるが、現在は入り口ゲートを通過した後、カードを抜き、ETCの電源を切ったとしても、出口で再度電源を入れ、カードを差し込めばETCは問題なく機能するので、そうしたETC料金徴収システム以外の利用には対応できてはいない。
その方法は自動車製造会社が全ての車に標準でETC車載器をはじめから搭載し、電源が切れない仕組みとし、カードは一度抜いても記憶保持しているようにするまでは選べない方法かも知れない。
それでも、現行の仕組みの中の、走行履歴から、入り口、出口間の平均速度での違反については証拠が残っているので、そうした速度違反の違反レベルに応じた警告書に類する文書を送付する事などで、警告し、速度違反をしにくくする効果を狙うことは十分可能と思われる。
ただし、何れの場合も普及率が上がって、ETCでないと高速道路に進入できない様な時代にならないうちにそうした取り締まりを実施しようとすれば、わざわざお金を出してETC車載器を付ける人は減ってしまうと思われ、全車への普及を目指す公団側のねらいは達成できなくなってしまうので、当面そうしたことは行われないはずである。
その代わり、出口料金所での通行カードにタイプされた時間刻印による平均速度違反取り締まりはいつでも実施に踏み切る事が出来るはずなので、警察が、罰金を取ることは目的でなく、速度違反による事故発生の撲滅を真に望んでいるとするならば、法律を制備し、その方法での取り締まりを行うべきであり、避ける理由は見あたらないのである。
そればかりか、そうした手法は確実な違反抑止効果を持つと思われるので、もしそれを利用しないとするなら、警察は事故を減らしたいわけではなく、適当に罰金を払ってもらわないと困るので、罰金が取れなくなる仕組みを選び得ないのか?と勘ぐりたくなって来る私である。
だが、こうした速度違反取り締まりを私は奨励したいとは思ってはいない。
むしろ速度制限を撤廃してもらいたいと思ってさえいるのだ。
ただそうした時に高い速度に依って起きるかも知れない事故での損害賠償を確実にするために高い速度を出せば出すほど通行料金を高くし、道路公団が運転者の代理で自動的に掛け捨ての保険に都度強制加入させる仕組みにしたらよいと考えている。
その仕組みは簡単で、ETCカードはICチップが入っているので、入り口ゲートで入って、料金所で出るまでの間に、出した最大速度をICチップに記録するだけで、速度従価式の料金を徴収することが出来るのだ。
目的地に早く着きたい者は、高い料金を払い、さらに一部を保険金として事故に備え、瞬間的な速度でも高額な課金をする事で、平均速度で速く走ることが奨励される事から、普段の交通の流れは乱れないと思われるのだが、どうだろう?制限速度ではなく奨励速度を設定し、その車の走行中の運行履歴(平均速度と瞬間最大速度等)をICチップに記録し、課金処理コンピューターで読み出して、奨励速度を尊守したドライバーの料金は3割ぐらい安い料金で利用できるようにするのです。
反対に奨励速度を超える平均速度で走行したり、瞬間最大速度が奨励速度の120%を超えて記録された時などは2倍程の料金を徴収するのです。
そうすることで多くのドライバーは料金の安い奨励速度を守って運転することになり、どうしても速く目的地に着きたい者や、速度を出したい者は、3割引きされる多くのドライバーのために高額な料金を払うことにするのです。
例えば奨励速度の200%の瞬間最大速度などが記録されれば、料金は奨励速度基準の5倍でも良いと思うのですが、免許取りたての未熟なドライバーが、お金を払えばスピードを出しても良いという考えで走ったのでは危険きわまりないので、免許証とETCカードを一体にして経験マイルを免許証一体型ETCカードに記録し、一定の経験を積まないと速度制限なしの通行が出来ない仕組み(許可なしで奨励速度を超えて走行すると免許取り消しとするなど)なども導入し、その他の違反行為でも経験マイルが大きく減算されて、速度制限なしの走行が出来なくなったり、奨励速度運転時の割引が受けられなくする等で普段の違反行為を抑制する効果も期待できるのではないでしょうか。
何故この快適な道路が80km/h制限速度なのよ?等と思える根拠不明の制限速度は、速度違反をさせやすい環境を作って罰金を取りやすくしているのでは?などと勘ぐりたくなって腹が立つし、誰もそんな非現実的速度制限など守りたく無いと思うのですよ、それより、こうして、罰金ではなく、速度に応じて課金すれば、安全な高速道路に自然になって行くと思えるのですが・・・・・。
どうでしょう、こんなアイデアは・・・・・・?
当時のBlog読者からのカキコミと、そのカキコミに対する私の返事を以下に記します。
| Re:ETCに感じる可能性(08/23) X1 | さん |
| Re[1]:ETCに感じる可能性(08/23) | 遼 銀河 さん |
| 非常に面白い素案だと思います。 X-2 | さん |
| Re:非常に面白い素案だと思います。(08/23) | 遼 銀河 さん |
| Nシステムとの連動 X-3 | さん |
| Re:Nシステムとの連動(08/23) | 遼 銀河 さん |
| Nシステム | X-4 さん |
| Re[1]:Nシステム(08/23) | 遼 銀河 さん |


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