加茂ムツキのブログ一覧

東日本大震災が発生してから2ヶ月ですか…

2ヶ月前のこの時間は…
JX仙台製油所で火災が発生してあまり寝れなくて
追い討ちを掛けるが如く、仙台荒浜地区で200～300人の遺体が発見されたという
ニュースがラジオから流れて…
1ヶ月間は怒涛の日々でした。。。

震災前にあたる3月7日
とある業務で職場を離れ、仙台市街地へ出向いたのですが
結果として、この業務は回避されましたが…
もし、回避出来なかったら…
3月19日までその業務に携わることになっていて
震災にあっていたら…
駐車場の問題もあって車での移動ではなく、電車で業務先に行ってたと思います。
それだと、まともに帰ることが出来ず、仙台駅でのたうち回っていたことでしょう…
しかも慣れない背広と革靴…
これで七ヶ浜まで歩けなんて言われたら明らかに無理！
というか、津波で道がふさがっていたであろうからなお更帰れるはずがない…
最悪、友人宅へ世話になってたかもね。。。

そして震災当日の11日
この日、午前中に眼科に行ってたんです。
その眼科というのが津波の被害にあった地区にありまして
午後から行ってたのなら…
私は生きていなかったか、生きてたとしても、車が流されて泣いてたかも知れません。

地震発生当時
私は産業道路を仙台方向へ走らせていたのですが
信号待ちで、地震に巻き込まれました、
ラジオをつけると緊急地震速報のチャイムが鳴ってて
さらには緊急警報放送の信号音（あの「ピロロロロ…」ってな音）が鳴り響き
ラジオからは「6m級の大津波が予想されます」と言われ
一気に危機感を覚えました。
すぐさま、Uターンをして七ヶ浜に戻るも渋滞が始まっていて
多賀城駐屯地前の橋までやっと辿り着いたと思ったら…
パトカーと警察官が現れ、橋を封鎖…
しかも、私の目の前で…
戻る術を失ったかと思うも、すぐに裏道を通ることを決断し
そちらへ向かい…
やっと貞山運河沿いのところまで来たのですが
既に貞山運河は見たこともない水かさ…
これが初めて目にした津波でした。
自宅まで着くと、既に自宅裏まで水が来ていました。
幸いにして自宅が高台にあるので浸水は免れましたが
自宅の中は食器類が散乱してました。。。

あとはブログで現状報告を上げた通りです。
津波の被害はなかったものの、JX仙台製油所での火災は我が家でも不安を覚えました。
今は精製機能が回復したのか、不要なガスを燃焼させる炎が出ておりますが
夜になると、火災があった方向と重なって、異様に明るく
「また火災が起きたのか」と不安に駆られます。
私としては地震での不安ではなく、この火災での不安が大きかったりします。。。

この2ヶ月で被害が少なかったところは復旧しましたが、
被害は大きかったところはまだ片付いていなかったりします。
避難所生活を受けている方々、どうかお身体に気をつけてお過ごしください。
亡くなられた方々、改めて心からご冥福をお祈りいたします。
一日も早い、復興をお祈りいたします。

「がんばれ東北！ がんばれ宮城！！ がんばれ七ヶ浜！！！」