温泉探訪363(山形県・ひやま温泉ひやま山荘)

赤倉温泉はこれまで４度行って２度空振り
今回は事前に電話して入れることを確かめてから向かう
一湯目はひやま温泉。いきなり赤倉温泉ではないのかと突っ込まれそうだが、まあ大体赤倉温泉


(Google mapより)


県道262から一本入る
これが急坂、かつ路面には崖が崩れたと思しき鋭い石がいっぱい転がっている
しかも道の両脇に高く積まれた雪が今にも崩れてきそう
なんというバイオレンス道路

しばらく進むと視界が開ける


結構しっかりした建物
受付のお姉さんに500円を支払う
どうやら貸切のようだ


休憩用の大広間。これなら密にはなるまい

さて、風呂だ
まずは内湯


甘い甘い石膏臭
湯べりから溢れる湯の量よ


湯は適温42度といったところ
硫酸塩泉らしいキシキシ感
壁の模様は、太陽の塔と同じ時代の匂いを感じる

さて、ここから露天へ通ずる扉がある


ホワチャー！！
ここか！ここが泳げるプール風呂を持つ温泉か！
敢えて予習をしないスタイル

冷たい雨が降る中大興奮のおじさん
もちろんフリーダムスタイルで大きい方の露天へ


湯温は30度くらいか、はっきり言ってぬるい
しかしこの雨だもの、文句は言うまい


豪快な湯口
この湯は50度以上ある
このしぶきを背中に受けながらしばし放心
ああ、俺は今日本の温泉ファン垂涎の泳げるプール風呂を独り占めしているのだ

さあ、泳ごう
端まで15メートルくらいはあるのか
クロールでバシャバシャ。子供の頃は岸和田のトビウオと呼ばれていたのだ
あれから幾星霜、今ではオットセイだよおっ父さん

風呂からあがり、受付のお姉さんに尋ねる
a「あのプール風呂は何かの養殖場を改装したのですかね」
姉「んだ、イワナの養殖場だっただ」

こうして最上のイワナと化したa-m-pさん
ここはかなりオススメです

ひやま山荘
山形県最上郡最上町富澤834-5
0233-45-2856
500円
9:30〜18:00

ひやま山荘2号源泉
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
成分総計1.083g/1kg
pH8.2
泉温59.5℃
※硫酸イオン613.3mg/1kg

本文中にある通り県道262から一本入るがかなり険しい。離合困難な箇所もあるので注意
駐車場は20台弱