ブーストメーター修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
アイドリング不調修理の続き。
イグニッションをONにしても指針が0迄上がらない。
そして、純正のブースト計は敏感で良く動いていたような記憶があるが、反応が鈍くて振り幅も少なく、戻りが早い。
ブーストセンサーを交換し、正しいPIM出力になった筈なんだが、整備書の方が正しく、ブーストセンサーはECUに不正な値を送り続けているのならば直っていない事になる。
そうで無ければメーター関係の不良となる。と言う事でまたまた調査。
2
薄灰色メーターカプラーCの10番E線(茶)と6番IG線(黄)間は11.45V、水色メーターカプラーAの10番のPIM線(黒/黄)とE間は2.62V(ECUのPIM-Eと同じ)、E=0.1Ω(アース間抵抗)
IGとアースは問題ないが,気になるのはやはりPIMの値。
ググりまくっていると、某GTR乗りの方のみんから記事に、2JZ純正ブーストセンサーの基準電圧は2.63Vとの記事があり、また、どこかの整備会社の記事に載っていた特性表とも合致したので、メーター迄の経路は問題ないと判断。やはり整備書が間違っているのか?
次にメーター本体を点検。
赤丸印の所にブースト基板がささっているので外す。
3
実装されている部品は
・電解コンデンサ:25V22μF
・レギュレーター:78L07
・抵抗3.3KΩ+-5%、360Ω+-5%
・トランジスタ:2SD1221
・オペアンプ:1358S
・ダイオード:1Z20
・チップ抵抗:16KΩ、390Ω、20KΩ
・その他:チップコンデンサetc・・・
このうち怪しいのは電解とレギュレーターだが、問題なしだった。
あまりにも電圧が低いとレギュレーターが7Vを出力できないが、まあ、そんな状態ではセルも回らないだろうから関係ないな。
4
そして、ブーストメーター(モーター)の点検。IG-U=79.7Ωの所82.0Ω、IG-E=87.7Ωの所89.5Ω U-E=167.4Ωの所171.3Ωで基準を大きく外れておらず、これも問題なさそうだ。
何処にも異常が見られない。
も~わからん。閉店だ とIGをONにしたままメーターカプラを繋いでメーターASSYを収めていると、針がピコピコ動いた!接触不良か?
そこで、メーター基板の端子をよく見るとかなり酸化して茶色くなっている。(写真は研磨後)
5
ブーストセンサーのカプラも何故かオイルまみれ(ECUカプラも!)なので清掃し、メーター基板の端子も研磨。
すると、
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あっさり直りやがりました。
今回色々電気関係調べていて、ハーネスの抵抗が高めなのが気になりました。
ハーネス交換したい。
あと、問題なかったんだけど念の為、ブースト基板の電解とレギュレーターは交換しました。7V出力のレギュレーターは既に入手困難になりつつあります。私はこの際なのでLDOにしました。あまり意味ないけどね。
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メーターフード(テルテールランプが付いている所)の取付部にひびが入っていたので補修しときました。
脱着しすぎ。
8
補修後
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