たぶんSJ30の2型だったのではないかと思います。昭和59年の車でした。所有していたのは2006年から2010年までの4年ほどでしたが「おもしろすぎる車でした。」というのが私の感想です。そんなわけで数年前まで所有していた車になります。ハイブリッドだとかハイテクな車が走っている時代にチョークなんていうレバーを使わないとエンジンがかからない車があるなんて感動的でした。当然ですが教習所ではチョークの使い方なんて教えてくれませんでした。鍵を回せばエンジンがかかる今の車よりも、単純に「エンジンがかかった」ということに感動させてくれる車でした。乗り心地は遊園地とかのバギーに乗っている感覚に近かったです。11よりも軽い感じでした。
2ストロークエンジンというのがよく分かっていなかったのですが、あの独特のエンジン音に惹かれて、後先考えずに購入に踏み切りました。当時所有していたJA11の調子が悪い時には通勤用に使っている時期もありました。しかしながら朝に暖機運転をしてからでないと走り出せないので、音と煙で近所から苦情が来てしまい泣く泣く手放しました。けっこうな田舎に住んでいるのですが、住宅地では所有が難しい車でした。
足回りはキタガワのリーフを使っていました。マフラーとチャンバーはアピオの松本式。和光テクニカルのC.D.I.を入れたらアイドリングが安定してすごく走りやすくなりました。電磁ポンプも入れていたし、エキマニもステンレスに変えていました。機械音痴の私にもわかりやすい車でした。
土地と金があれば、もう一度30オーナーになりたいです。