私個人の勝手な推測ですので、当たってなかったり
ネタバレしてたりするかもしれません(^^ゞ
第4話で伊原摩耶花が「この絵も気になるし」と言った
『氷菓』第二号表紙絵と千反田えるが検討会で外した
四.「先輩」が『氷菓』を命名したこと について考察して
みようと思います。
まずは『氷菓』第二号表紙絵から。

兎たちが囲む中、一羽の兎と一頭の狼(?)が咬みつきあっています。
当時、幼稚園児だった千反田えるが興味を持つのも無理はありません。
「どうして、兎さんと狼さんがケンカしてるの?」
「どうして、他の兎さん達は助けようとしないの?」
と、伯父の関谷純を質問攻めにしたのではないでしょうか。
千反田邸での検討会では全校生徒が関谷純のリーダーシップの元で果敢なる実行主義を行った
と推測しています。
しかし、表紙絵からは冷ややかな視線の中で関谷純だけが闘っているようにしか見えません。
文化祭開催期間の縮小という自分達に降りかかる火の粉は関谷純をリーダーに押し上げて払っても、文化祭が終わってしまったら「
喉元すぎれば熱さを忘れ」て、英雄だった関谷純の退学処分については誰もが冷ややかな視線を向けるだけで抗議行動すら起こさなかったこと=
関谷純への評価と感じました。
次に「四.「先輩」が『氷菓』を命名したこと」について。
これは関谷純以外の部員が命名したのではないかと思います。
文集が届いた時に創刊号が無いとされていましたが、実は創刊号は「氷菓」ではなかった可能性も
あります。
関谷純が退学して一年後の文化祭で出展された古典部文集の第二号は、昨年の一連の騒動を風刺化した表紙絵と「喉元すぎれば・・・」と「評価」を掛けた「氷菓」の名前で出たものではないかと。
敢えて命名者として挙げるなら序文を執筆した「郡山養子」ではないでしょうか。
関谷純にとって思い出したくない過去がOBとなった彼へ届けられた「氷菓」の表紙絵にあり、
その絵に興味を持った姪の質問に答える気にならないのも頷けます。
しかし、好奇心旺盛な千反田えるはそんな伯父の心境を知らないので尋ね続けます。
仕方なく口を開いた伯父の言葉はその当時を思い出した怒りや憎悪の塊だったのかもしれません。
いつもの愛想が消え失せ、鬼のような形相で語ったのかもしれません。
幼いえるは豹変した伯父の表情や言葉にかなり強いショックを受けて大泣きします。
泣きじゃくる姪をなだめる余裕が無いほど関谷純は自我を失っていたのではないでしょうか。
とりあえず、第4話まで観ての考察ですので好き勝手に書いています(笑)
果たして考察通りの展開なのか否かはこれからの放映に期待ということでw
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Posted at
2012/05/20 23:52:57