復活のロードレーサー

私は１８歳から２５歳までの間、自転車ロードレースを趣味にしていました。

高校生の３年の頃、電車通学の列車の中で読んだ週間プレーボーイに掲載されていたツールドフランスの掲載記事を呼んだことが始めるきっかけだった。
今考えると、高校生が堂々と車内でプレーボーイを呼んでいたのだから相当なマセ餓鬼だったかもね。笑

大抵の友人・同期は社会人になると直ぐに自動車を購入したものだが、私が真っ先に手に入れたのはロードレーサーだった。今はロードバイクと言うらしいね。

当時は札幌在勤だったが、レースの盛んな道東帯広に毎月のように遠征に出かけた。
レースで優勝もした。100キロの耐久走行会やツールド北海道にも参加した。
札幌手稲山からの下りは、バイクよりも速く駆け降りることが出来た。
最高速度は平地なら時速７０キロ、下りなら９０キロでも走れた。
太ももは筋肉でパンパン。Gパンはいつも内側の縫い合わせからスリ切れて破れた。笑

しかし、体力の限界？！を感じて２５歳でレースから引退。
結婚して子供が出来たこともあり、車両やパーツはみんな人に譲ってしまった。

ここ最近、中高年の間でロードバイクがブームとなっている。
道を走るロードバイクを見ると、いつもあの頃を思い出していた。

ひょんな事から私の元に程度の良いロードバイクがやってくることになった。
日本の自転車の老舗、ミヤタのオーダーマシンだ。

最近の主流はカーボンフレームの車両だが、これはアルミフレームjだ。
現役の頃はクロームモリブデンフレームだった。その頃に比べたら段違いに軽いはず。
昔乗っていたレーサーもミヤタだった。つくづくミヤタに縁があるのかもしれない。

冬の間は、現役の頃使用していたローラー台に載せてトレーニングで汗をかこう。
春になれば、ヘルメットにビンディングシューズ、専用ジャージを着て風を感じよう！