気分はダスティンホフマン。アルファロメオスパイダーに乗ってきた

映画「卒業」で、ダスティン・ホフマンが、ミセス・ロビンソンを乗せて走った車です。
そのあと、彼女の娘と親子どんぶりにはまり、ちゃぶ台返しの衝撃的なラストを迎える
アメリカンニューシネマを代表する、不朽の名作は、何度も見返したくなる作品でございます。

先日メガウェブで、乗ってまいりました。




ボートテールと呼ばれたリア周りが特徴的です。
この1966年式は、1年しか作られなかったレアものだそうです。
このあと、排気量が変わったり、トランクが大きくなったり、変更があったそうです。




ピニンファリーナのバッチが神々しいです。




早速乗り込んでみましょう。って、このビジュアルでやられます。




コンソールから生えるシフトノブは、90年代まで続きました。




タコメーターもスピードメーターも0にそろわないところは、ご愛敬




私はこの車が欲しくて、試乗までしました。
が、ちょっとばかり予算がオーバーして乗れませんでした。
無理しても乗っておけばよかったです。




エンジンはツインカム。
1966年です。
同じ敗戦国なのに、日本やドイツとくらべて、この見た目はどうですか！
何を食べたら、このような形で設計できるのでしょうか？




リアは確かに、荷物がつめないです。
が、あの映画にこの車なくして、成立しない気がしてなりません。

エレーン！