岐阜の親父のブログ一覧

霧と雨の美ヶ原を後に、ひたすら下る



ロメオ親父どもの変態？


いや、編隊は、


車山あたりではすっかり



晴れた天気にご機嫌だ～～～！


当然、親父は止まらない～～のである。



写真は仲間のメンバーが撮ってくれた映像だが、


手振れはあの状況なので、


勘弁していただきたい。



ただ、前方を走るスパイダーを見ると


事故で潰れた我がスパイダーの今後に不安がよぎるのである・・・。



「今を楽しもう！。」


２速、３速をシフトあっぷ～～ダウ～～ん

しながら、ブリッピングを楽しむ親父の変態・・・



編隊はかなり調子にのっている・・・・。


フフフ・・・。

気おつけないとまた、痛い目にあうぞ～～～～。

早朝から、諏訪インターを降り、


霧が峰方面に最短で登った私達は天気の良さに、盛り上がる・・・


八島湿原を越えたあたりから、突如、霧が発生・・・・。


「遊びであまり天候がくずれたことのない私もさすがに、スパイダーの事故で

親父力が弱まったか・・・。」



なんて、言っている場合ではない、



１メートル先も見えず、危険この上ない～～～～。



美ヶ原美術館・・・・。

お土産売り場の入り口は早朝のためまだあかず・・・。

親父８人、建物の影に丸くなる・・・・。

眠い・・・寒い・・・

寝るんじゃない・・・もうすぐ、扉が開く・・・。


建物の中から掃除をするおじさんが～～こちらを見ているのに・・・・。


軽装でお山は登ってはいけないのである・・・。

あ～～～～、もようしてきた～～～～～～。

フフフ・・・。

スパイダーばかり乗っている私は


久しぶりの156ＧＴＡのオーバーパワーに


いまいち、しっくりこない・・・・。


それでも恵那ＳＡに着く頃には


それなりに心地よくコーナーを抜けてきた・・・。


「おはようございます。」


すでに、恵那出発組は到着しており、私は早めに着いたつもりが、


皆さんを待たせていた・・・。




「事故もありましたから、私は今日はおとなしく、みんなの写真を撮っていますよ～。」




何を言っているんだという目でみるメンバーは半笑いである・・・。



前週、蓼科は酷い渋滞で走るどころではなかったという、地元の友の情報から、



今回は、早朝から動き出す・・・。




ましてやＳＡの度に、話し出すと止まらなくなるロメオ談議は１０分までとしたのである。


「クォォ～～～～～～ン、クォォ～～～～～～ン、クォォ～～～～～～ン。」


親父達の雄たけびのごとく、奏でるロメオサウンドを聞きながら・・・



「ああ、誰が抑えて走っているのか・・・・。」




まあ、年に一度？の親父のお祭りであるから・・・。

「明日は、ＡＭ５時恵那ＳＡに３時半起きで！　　　・・・大丈夫ですか？。」


「遅刻の心配なのは、私とあの社長か・・・。フフフ・・・」




毎年恒例の合宿ツーリング、親父限定で


メンバーをあえて、10人以下に抑えているのは部活並みの走りこみは


山の頂上付近とはいえ、危険であるからだ・・。



メンバーの山荘で食材を買い込みの宴会・・・。


そして翌日も早朝走りこむ・・・・。



なんとも大人気ない企画であるが、かれこれ、今年で５回になるのである・・・。



当然、メンバーの準備も怠りないのである・・・。



「起きる自信がないので、お互いＡＭ３時半にＴＥＬをかけ合いしましょうか・・・。」


「そうしましょう・・・。フフフ・・・。」


小学生と変わらない会話である・・・。





本来ならこれで、話は終わればよいのだが、


私はあまり芳しくない話を始めた・・・。


「ひとつ報告が、実は・・・・夕刻、スパイダーの側面に突っ込まれました・・・・。。」


「え～～～、大丈夫なんですか・・・・。」



なんとも無様な話である・・・。



ウインカーを出さない相手の車に夕刻そのまま突っ込まれたのである・・・。


幸いどちらにも怪我もなく、とりあえず、保険屋同士が話をすることになったものの・・・。


私のスパイダーは結構、破損が酷い・・・自走は当然できない・・・。



「合宿はどうします？。」



「・・・行きますよ・・・。156で・・・。」



本来なら、すこし、自重すべきところなのかもしれないが、


このところの歯切れの悪い仕事をやっと終え、休暇に入れる気持ち・・・。


そしてメンバーの盛り上がるテンションを下げるのもどうかと思い、


迷った末、参加を決めたのである・・・。


相変わらず、世話になりっぱなしであるが、スパイダーは主治医が引き取りにくれた・・・。


ＡＭ３時半・・・。


「ん、電話？～～～～～？？？」


「親父さん、親父さん、起きてます・・・？。」


「し～～～～～しまった～～～～～今何時～～～～～～？。」



「ＡＭ３時半・・・・です。」


「あ～～～あ、そ～～～～う～～～。寝てた・・・・完全に・・・。」

なんだか寝つきが悪く、１時間ほど、うとうとした私は、やはり起きれなかった・・・。


「ありがとう～、とりあえす、恵那で！。」


闇夜の中、久しぶりにかける、Ｖ6のサウンドはなるべく静かにしたい～～～～、



なんて、とても無理なのである・・・・。


朝焼けに向かいながら、ハイウェイに入った・・・・。


「クォォ～～～～～ン、クォォ～～～～～ン、。クォォ～～～～～ン。」


そういえば、出発の出際、ゲージの中から、黒い目で、私を見る大吉が、いたな・・・・。


「おい、どこいくんだ、散歩連れててけよ・・・。」


二日間、親父は旅にでます・・・・。探さないでください・・・フフフ・・・。」