岐阜の親父のブログ一覧

昨年の１２月ツーリング忘年会からもう一年が近づいている、


残念ながら今年は私は仕事で都合がつかないのであるが、





写真を眺めながらある一枚に目がとまった・・・。


私たちの仲間は旧車・ちぃと古い現代車、最新車まで含め、


あまり区別もなく、お互いの価値観


を認めている点が良いと私は常々感じている・・・。


これ以外は認めないではない・・・。それぞれメンバーには想いがあるのだ・・・。


また、それをあまり口に出す方も少ない・・・。


ツーリングやミーティングでは子供のような親父どもも、



この点では大人である・・・。


ジュリアが多いのは勿論なのだが、

ジュリエッタ・デュエットに始まり939までスパイダーが多いのも特徴である・・・。


実は昨年、この写真を狙って、ブルーメタ916スパイダーを　939スパイダーに乗り換えた

メンバーがいる。

以前から　黒・赤内装・スパイダーでそろえたて一枚撮りたいと、酒の席で話していたメンバー

の声を叶える？べく、この忘年会で、そろったのだ、


あとのメンバーは


ジュリエッタ（旧車）は赤、黒内装


シリーズ２は赤、内装は黒、


シリーズ4は黒内装は黒　


残りのメンバーはさすがに塗り替え、張り替えてはくれないだろうな・・・。

フフフ・・・。

皆さんは私はチョイと古いロメオしか好まない、


編隊、変体、変態親父と勘違いしていないか・・・。


私も人並みに、最近のイボーグやDS5を試乗したり、


話題のディーゼルのBMWや、ツインエアのチンクにも

興味をもつし、どうでもよい素人評論を仲間と話す・・・。

ふつうの親父である・・・。


ふつうだろ～～～～。


「ふつうに壊れないふつうの新車を買えばいいのに・・・。」

カミさんのいつものセリフであるが・・・。

たまたま、新車のときも、たまたま旧車のときも、気に入れば大した問題ではない・・・。


「今週末、大安吉日、どう？。」

「まにあわせますよ！。」

フフフ・・・。


どうせ、やれた156楽しまなくては、まずは手始めにとリクエストを入れたのだ・・・。」


さあ、お山へ！


「もしもし、またもや、車庫証明の確認とやらが、きているけど・・・。買った？」


フフフ・・・。


「今回はばれるのが早いのである・・・。」

「とりあえず、これを乗っててください・・・。」


渡されたキーと指の先には


そこそこくたびれたコスモブルーのノーマルな156がある・・・。


ボディは羽石でかなりもらっているこの個体は


ヘッドライトは白く濁り、樹脂がかけている・・・。


「ある先生が乗られていた、下取り車です。」


しかしながら、この羽石の傷に量・・・。


「教師だろうが、ロメオ乗りが走らせればそれなりということか・・・。」


ただし、ロッソ色を内装や、ボディに必ず、アクセントのように



入れていた私の好みとはかけ離れて、


これはいかにも地味である・・・。



ともかく、自宅に戻るため、日も暮れた夕刻・・・。


主治医の店を出た・・・。



メーターのイルミネーションがオレンジなのがせめてもの救いか・・。なんて、

独り言を呟きながら、アクセルを踏む・・・。


「これV6、初期型だな・・・。」

以外にもエンジン、足回り、シフト感・・・機関は好感が持てる・・・

あえて言えばブレーキは甘いがこれはもともと156は甘いGTAでさえ甘いと感じていた・・・。

以前乗っていた156GTAとは勿論別物ではあるが、


静かな音で、舐めるように3000を越え、程よく７０００回転まで、跳ね上がる・・・。


そして心地よいあの音を薄らとチラつかせるのである・・・。


胸元が見えそうで見えないような・・・。


フフフ・・・忘れていた・・・。


以前の156GTAではあリあまる力は、公道ではほとんど、一瞬で、加速にに入るため


官能という前にブレーキングを強いられる・・・。

また、155の2.5SOHCとも違い、低い太い音は、ばらつき感も少なく、

高速走行ができる場所を選ばなければ、


快楽は一瞬で終わるのだ・・・。


当時、最初は155のSOHCを降りてまで手に入れたこのエンジンに


すこし違和感を持っていたのは正直な気持ちだ・・・。


フフフ・・・。


「もしもし・・・。この個体は・・・。」


「いいチタンマフラーが一本工場に転がってますよ・・・。」



私はスカートの奥が見たいわけではない・・・。


「とりあえず、もらおうかな・・・。」


快楽とはおさまりのつかないものである・・・。


ライトに、ホイールに・、エアクリ・・・ボディはおいおい・・・






もう一度ことわっておくが・・・私はスカートの奥が見たいわけではない・・・。


フフフ・・・。

随分、書いていないのだが、皆さんはお元気であろうか・・・。


お久しぶり、岐阜の親父である・・・。


このフレーズすら懐かしく感じるかな・・・。


フフフ・・・。


ここ数年、私はロメオの仲間とは相変わらず心地よい時間は過ごせているものの


多事で時間は限られ少なくなっている・・・。




世情の移り変わりの早さ・・・。


昨日までの価値観は


真逆になるなんてことは当たり前の昨今・・・。


化石燃料でしか走らぬ　社会不適合車スパイダー・・・。


つがいで飼う私もTS、V6ともに


今年の春あたりから１０万キロを越え、


毎月頻繁に臍を曲げる・・。


とくにTSは・・・。


「引き取りの積車２時間後、頼みます・・・。」


すでに、４度目の不動・・・。

毎回原因はそれぞれ違い、部品を探すのであるが、


だからといってそんなことはあまり問題ではなかった・・・。


しかし


「まずい・・・。仕事の約束の時間に間に合わないのである・・・。


プライベートならともかく・・・。」


スパイダーを乗り捨て、タクシーに乗り込む・・・。


仕事を終え、現場に戻ったころには主治医はスパイダーを引き取りにきていた・・。


今年の桜がTSの散り際であったのであろうか・・・。



一つの選択をするのである・・・。



「ありがとう・・・本当に楽しい思い出と瞬間を・・・。」