冬道とシートベルトの話。

←画像はネット上より拝借


　例年よりも暖かい日が多いとはいえ、季節は確実に冬です。一時的に冷え込んだり降雪があったりして、いつもの冬と同じように気を遣って運転する必要のあるコンディションになることは、いつでもあり得ます。














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　１月１４日（木）の通勤路です。国道に出る手前の市街地や路地はすべて、こんな感じの路面でした。この後、下りながら半径の小さい左カーブとなるのですが、前後とも車間を十分に取って２０km／ｈぐらいでソロソロと下って行きました。






　３週間くらい前から、高速ＩＣゲート手前の駐車場に、１台の事故車が置かれています。





　年末の週明けに発見したんですが、直前の土日は結構冷え込んだように記憶しており、凍結路面でコントロールを失ってしまったのだと推測されます。

　前輪は左右ともあらぬ方向を向いており、前部のみならず後部にも損傷があって、衝撃の激しさと物語っております。現代のクルマらしく室内空間はしっかり確保されており、正しい乗車姿勢でしっかり シートベルトさえしておけば 、乗員には致命的な怪我などは無かったのでは無いか？と、車輌の損傷具合などから推測しました。



　




　シートベルト に関連して、１４名の命が奪われたスキーツアーバスの事故について。






　様々な要因が重なって、あのような痛ましい事故が発生してしまったのかと思います。路外に転落・横転した弾みで、車外に放出されたり、車内で折り重なるかたちになってケガをしたり、命を落としてしまった乗客もいたということです。

　運転士から乗客に対し、シートベルトの装着を促すような車内アナウンスはされなかった、という証言もあるようです。もし、すべての乗客がシートベルトをしっかり装着していたなら、少なくとも車外放出や他の乗客の下敷きになってしまうようなことは避けられたのでは無いかと思いました。事故車輌の映像を見ての推測でしかありませんが、立ち木に衝突した影響で屋根がくの字に凹んでしまっている箇所もあり、シートベルトをしていれば全員が助かったはず．．．．．ということは言えないと思いますが、助かる可能性が少しでも高くなっただろうと考えます。



　自分は２１歳の時に、シートベルトに助けられた経験があります。違反キップ云々とは関係無く、自分が運転するときはもちろん、他人の運転するクルマに乗せてもらう時にも、確実にシートベルトを着用しています。シートベルトの装備されている観光バスや長距離路線バスに乗った時も同じですし、自分が運転するクルマに他人を乗せるときにも確実に装着したのを確認してから発進することを心掛けています。




　自分の命を守るなら、しっかりとシートベルトを装着する。基本中の基本です。