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昨日ですが、仙台から福島・山形を経由して仙台に戻る大回り乗り鉄を試みました。
目的は後述しますが、結果としては「途中で中止」となりました。

まずは切符をゲット。Suicaでも良かったのですがわざわざでかい切符を買いました。今にして思えば、Suicaで乗っておけば面倒もなかったのですが。




と言うことで出発です。仙台駅からは東北本線で福島駅に向かいます。




今は福島直通が少なくなっており今回も白石駅乗り換えになります。白石行きの列車は701系でした。




白石で乗り換え。白石駅からも701系でした・・・。






福島駅に到着。ここからは奥羽本線に乗り換えです。




福島駅から山形駅に向かいますが、ここも直通列車がないので米沢行きに乗車します。
乗車するのは719系。今回の目的その1です。と言うのも、新型車両の導入が発表され来年秋に引退する見込みになったため、ちょっと早めの乗り納めでした。最近、行動が葬式轍のようになってます。






車内はあまり混んでませんが、ほとんどのボックスが埋まってる感じでした。




良い天気でしたがさすがに板谷峠は雪が多かったです。




で、途中の峠駅で目的その2の峠の力餅を買いました。
ドアの前で餅を購入し販売員に写真撮影の了解を取るも、スマホを準備している間に移動されてしまいこんな写真に。なんでも停車時間30秒しかないそうで。どうせ閑散路線で詰まることもないのだから、1〜2分停車するようなダイヤにすれば良いのに。




気を取り直し、せっかくなので車中でお茶と共にいただきました。




程なくして米沢駅に到着。山形行きの列車に乗り換えます。
しかし時間になっても発車せず、「赤湯〜山形間で停電は発生」「運転再開見込みは立っていない」旨のアナウンスが・・・。




JRの運行情報は30分近く更新されず、やっと更新された情報も同じ内容。当たり前か。




大回り乗車ゆえ途中下車や打ち切りもできない（と思ってた）ことから、待つしかない状況。せいぜい1時間も待てば動くだろうと考え車内で待機することにしました。しかし、結果として3時間経っても再開見込みが立たない状況。

さすがにこれ以上は待てないと判断し、駅員に話して外に出してもらいました。ここで知ったのが、事故等で移動中止になった場合は大回り乗車でも払い戻しになると言うこと。仙台〜米沢間の正規料金を払う覚悟だっただけに拍子抜けでした。分かってたらもっと早くに諦めて時間を有効活用できたのですが。

そんなわけで、事前に調べておいた米沢〜仙台間の高速バス最終便で仙台に帰ることにしました。もちろんバス代は自腹です。






後ろの座席に座ったらシートピッチがやたら広くてゆったり快適でした。
車中では事前に駅で買ったドリンクを飲みながらのんびり移動．．．のつもりが、一口飲んだところで「車内での飲酒・喫煙はご遠慮ください」のアナウンス。過去に酒盛りして騒ぐ莫迦がいて、それを防ぐために禁止になったのでしょうか。空いてるので問題無かろうとも思いましたが、続きは自粛しました。




途中国見SAで休憩。久々に寄りましたがきれいになりましたね。




そして、2時間弱で仙台に帰着です。




帰宅後は残った日本酒をいただきました。

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と、散々な乗り鉄でした。
ただ、3時間待たされたとは言え列車の中で待てたこと、駅だったのでトイレの心配がなかったこと、米沢駅から仙台行きのバスが出ていたことは幸いでした。これが来ない列車を待つ状況だとか、駅間での停車だとか、無人駅での停車だったりしたらかなりきつかったと思います。
その一方で、「もっと早く中止の判断をしていれば」とも思います。まあこれは言っても始まりませんね。あと、「この際なので米沢で一泊しても良かったかな」とも思っています。

とは言え、本来目的である719系の乗車と峠の力餅の購入ができたのは幸いでした。
もう奥羽本線周りの大回り乗車は二度とやることはないでしょう。