
私が盆栽に興味を持ちだしたのは中学生の頃で、当時は実生や挿木といった苗木から
「天下の銘木」を作ってやるという野望があった。
どんな樹種のどんな樹形が
「盆栽の王者」にふさわしいのか、そこから探り始めた。
私が考える最高の樹種は黒松だ。それは当時も今も変わらない。
そして最高の樹形は、直幹か模様木か、当時は迷ったけど、今日では直幹は人気が無い。
つまり
「力強い模様木」が理想の樹形だ。
私は今でも、双幹や株立などの多幹物、文人や懸崖といった変わり木が好きではない。
あくまで正統な1本木で、堂々とした迫力のある木がよい。
樹高は50~60cmの「中品が好み」だ。
実際、このクラスが現在でも人気があるし、盆栽の魅力を過不足なく表現出来るサイズと言える。
これより大きな木は迫力があるけど、一人での移動や植え替えが困難になるなど、扱いに困る。
今はそんな大きな木は、よほどいい木でないと人気が無くて、価格も意外と安いものだ。
逆に20cm以下の小品クラスになると、それはそれで現在では人気があるものの、樹木の葉は小さくする事にも限度があり、
「自然の大木を盆上に再現する」という盆栽のテーマに対して、精緻な表現よりも、むしろデフォルメされた世界観に入って来るので、これも私の好みでは無かった。
なお、小品も持ち込めば、次第に大きくなって来てしまう。
小品枠を超えた木を
「貴風」と呼ぶ。
こうして、理想のサイズ、樹形が決まると、最初の画像のように、新聞紙などに実物大の理想的な盆栽の絵を描いて、それを
「盆栽の設計図」にしたものだ。
盆栽は幹の曲の角の外側から枝が出てるのが美しいのだ。
私はさらに、同じ黒松でも、
皮性や葉性のいい個体を追求した。どうせなら、そんな性のいいDNAを持つ個体からの挿木や取木といったクローンによって、理想の盆栽を作ろうとしたものだ。
こうして「盆栽の設計図」が出来ると、それをどのようにして作っていくか。
当初は地面として引いた水平線から最初の曲や枝までの距離を計り、さらに次の曲までの距離をと順に計って、1本の細い苗木に忠実に曲を入れて行く事を考えた。
つまり、最初の画像の盆栽の絵の中心線にそって、
細長い苗木に曲を入れたものを目的の樹高に作り、それを年数をかけて育てて行けばいいのでは考えた。
60cmの樹高の盆栽を作るには、最初から60cmの高さに苗木の模様を取って、後は年数を経ればいいという構想だった。
実際にそのように作られる盆栽もある。サツキの長尺物だ。しかし、それは花をめでる事を目的(最優先)にした木の作りで、他の盆栽でもちいられる事はまずない。
このように、先に目標の樹高に作ってしまう方法では、幾つかの不都合が生じる。
・盆栽の見どころの一つである幹の
「コケ順」が得られない。
大木感を出すためには、根本がぐっと太くて、上に行くにしたがって、幹が細くなる状態が理想で、
そのような幹の事を「コケ順が良い」という。
細い幹の苗木で、最初から目標の高さ(長さ)に作っておくと、なかなか幹が太らないだけ
でなく、いつまでたっても、下から上まで、同じ太さの電柱のような幹になってしまう。
・最初から必要最小限の枝数にしてると、それらが太り過ぎて、幹と枝が同じような太さに
なってしまう。 幹が太くて、枝が細いほうが大木感が出るのだ。
より現実的な方法は、幹の曲に応じて、
芯を立て替えてながら、順に高さを上げて行く方法だ。
上の図の赤い線の部分は、伸ばし放題にして、それより下がある程度の太さになったら、赤の部分は切断して、幹芯を立て替えるのだ。
次の曲でも同じようにして、立て替える事を順に繰り返して行く。
足元のほうにも、幹を太らせる為の犠牲枝(赤線)を伸ばしておく。
昔は盆栽は
「山取り」で作られるのが主流だった。山で長年かけて自然に作られた古木を採取してきて、鉢に上げるのだが、最初から盆栽らしい樹高の木は稀で、上の図のような状態の木を切り詰めて、その足元部分を利用したと思われる。
つまり、背の高い木を切り詰めて縮小し、盆栽にする時にも応用が効く方法だ。
ここでは、
実生(みしょう)から、つまり種を蒔いて、芽生えた小さな苗から盆栽を作る方法を紹介すると、
以下は黒松実生3年目の引用画像。最初の足元の曲を入れておく。
これは小品盆栽を作る例だが、中品でも同じで参考になると思う。

↑黒松は葉のあるところから芽が吹く。葉のあるところで切断すれば、そこから芽が出るという事。
黒松実生4年目の引用画像。

↑ザルに入れて作られてる。
鉢の中だと、根はグルグル回るので、長くなって、強弱がついてしまう。
ザルだと、根が網の目から出て、そこで止まる。そして新たな根が発生する。
これにより強弱が付きにくく、均等な根張りが期待出来る。
犠牲枝(幹)はここまで伸ばす事もあるという引用画像。
このように犠牲枝を伸ばすのは、樹木というのは地面に植わって、根も枝も伸び放題になると、かなり早く幹が太るという性質を利用してる。
しかし、幹や太い枝を切断すると、当然、そこには
傷が出来るので、犠牲枝は長く放置するほど、幹の太りは得られるものの、傷も大きくなる。
カエデやモミジなどの雑木類は、そうした傷も、比較的早く巻いてくる。
松類も古くなってしまうと、なかなか巻かないが、木が若いうちは、まだ巻きやすい。
だから、幹の太みはさして必要ないけど、傷は作りたくないという場合は、犠牲枝は早めに切除すればいい。
あるいは、優しい枝作りをする雑木類では、犠牲枝などは作らずに、
小枝の数を多くする事で幹も自然と太るように作る方法もある。
傷があると、白い肌に目立ってしまうブナなんか、枝を走らせないように、実生からコツコツと作って行くといいと思う。それらは、以下で紹介する方法は通用されない事を断っておく。
カエデや黒松など、幹の太みが商品価値につながるような盆栽素材は、業者が畑で大量に作っていたりする。
以下は黒松の畑上げ素材に、不足する枝は
「芽接ぎ」を施してる。(ビニールが被ってるところ)
以下はカエデの畑から鉢上げまで。
カエデを畑から上げたら、利用するのは幹だけ。枝は新たに吹いた芽で作る。
大きな傷も適切に処理して、癒合剤を塗っておけば巻いてくる。
カエデの畑上げ素材の鉢での育成。

ここでも、枝を太らせる為に走らせたり、幹芯も切断傷を巻かせたり、つなぎを作る為に伸ばす。
「つなぎを作る」とは、太い幹を切断して、新芽や枝を新たな幹芯として立て替えた時、そこで急に細くなるので、その部分を太らせて、徐々に細くなるような幹にする事。
→太い幹と、それに接続する新たな芯との、つながり具合をよくする。
畑で作るのは、
幹を短期間に太らせる事が目的だ。
もっと効率的に幹の太みを得る方法はないものか。
私は18才の頃、カエデなどの細い苗木を大量に寄せて、癒着させて太い幹を作れないかと考えた。
しかも、中に芯になるものを入れておく。当時、粘土で太短い盆栽の幹の型を作り、それを元に石膏でメス型を作って、その中にモルタルを入れて固め、それを取り出して、芯にして沢山の苗を寄せて縛り付けて育成する実験をした事がある。
モルタルよりも、硬化するエポキシなどが入手出来ないかと捜したけど、当時は無かった。
今なら、車のダッシュの整形にも使う、ファイバー入りのエポキシが手に入るのだが。
しかし、その結果は残念ながら、寄せた苗の一部が枯れて、穴になったりして、癒着する前にイヤになってしまったが、同じアイデアでプロが作ったと思われるカエデの畑上げ素材を、国風展の併設売店で見た事がある。
それは見事に癒着していたが、多くの苗を寄せたに違いないと思えるものであった。
私の考えた方法は特許でも取れるかと思っていたが、同じ事を考える人間は必ずいるものだ。
サツキでは、多数の根を癒着させて、太い幹に作り上げる方法が実現されてるようだ。
私の実生38年目になるモミジの盆栽は、畑(地面)に入れる事なく、ずっと鉢で作ってきたが、やはり枝を走らせては、切断して、幹を太らせて来た。
このモミジの盆栽の一番古い写真は1990年のもの。

↑まだ西宮の家の2階の物干しに置いていた。
1992年のモミジ盆栽の姿。ここでは正面が変わっていて、現在と同じになる。
この頃、モミジの葉のある時期は枝をよく伸ばしていた。
以下は1997年のモミジ盆栽の姿。

伸ばして太くなってしまった枝は使えないので(幹に対してバランスが悪いので)、元を少し残して切断すると、たいていその脇から新芽が吹いてくるので、それを新たな枝に作り、元の枝は根本から切除する。そうした傷がいくつも残ってる。
それでも理想の位置に枝が無い場合は、
枝を接木する。幹の上部に包帯を巻いたようになってるのがそれ。モミジでは幹にドリルで穴を開けて、そこに新芽を通す「通し接ぎ」が一般的だ。
この写真の接木は失敗して、後にやり直す事になる。
幹を少しでも太らせる為に、枝を走らせてたのだが、デメリットは犠牲枝を抜いた傷だけでは無い。
急速に太ったり、伸ばした部分については、
樹肌が「いつまでも若い」のが難点なのだ。
モミジでいえば、緑色がなかなか抜けない。松などの場合は、皮が荒れてこず、いつまでもツルンした若い樹肌で、古木感が得られないという事がある。
根も植え替え時に綺麗に処理する。以下は同じく1997年のモミジの根張り。

盆栽の評価の重要な要素の一つは
「根張り」である。
均等に周囲に上根が張って見える事を「八方根張り」と言う。
そうした八方根張りがあると、それにつれて幹も裾が広がり、雄大な立ち上がりになる。
2003年1月のモミジ盆栽の姿。
2012年12月のモミジ盆栽の姿。
このモミジの盆栽は
計画的に作って来たわけではない。
またまた手元に残った盆栽の一つで、たまたまこんな姿に出来ただけ。
種を撒いた当時は技術も知識も無かったわけだから。
そして皮肉な事に、
幹の太りを実感するようになったのは、ここ4~5.年の事だ。犠牲枝を伸ばしていた頃ではないのだ。
それはここ数年、根の回りが大変早くなり、植え替えても1年で根が充満するほどで、それだけ今は樹勢が乗ってるのだろうか。
そして枝葉が多くなり、そこで生産される養分が、呼吸により消費する養分を上回る事で、すなわち貯金がどんどん増えるようになって、幹が太ってるのではないかと思われる。
だから、こういう状態に持ってこれるならば、犠牲枝を走らせる必要も無いと思われるのだが。
いずれにせよ、盆栽を苗木から作るのは大変で、
ある程度出来た素材を、金を出して買う方法だってある。
そこから作って行けばいいのだ。
以下はサルスベリ(百日紅)の盆栽を確か4万円で購入した時の写真。1991年。
この素材は幹が左右に振って、いい模様を付けていた。
が、上部がよくない。それで幹の上部を切断。裏表を逆にした。
木箱に入れて、幹芯や枝を伸ばした。1994年6月のサルスベリの盆栽の姿。
幹の切断箇所はすぐに巻いた。
1994年12月のサルスベリの盆栽の姿。

↑この時、上部が既に太くなり過ぎていた。これをまた切断して作りなおす事になる。
サルスベリの盆栽の根張り。根張りはどの樹種であれ、重要だ。
1997年のサルスベリの盆栽の姿。
2004年1月のサルスベリの盆栽の姿。
肝心の一番好きな樹種、黒松では、昔は、
葉の短い性に執着していた。
黒松は「芽切り」による短葉法で、葉の長さは調節出来るのだが、芽切りをしなくても、葉が短いままの品種として「寿」というのがあった。
苗木ではない、寿の比較的古い木、樹皮のきている以下の木を買って、これから「理想の盆栽」を作る計画もあった。
しかし、これでは、理想の樹形とは異なる。一の枝が、幹の曲に外に無いのだ。かといって、2の枝(左側)を第一曲目にすべく、右側の枝を切除すると、腰が高くなり過ぎると思った。
それで、この品種を使って、苗から作り直す事にしたのだった。
こうした優れた品種のクローンを盆栽素材とするには「取木」がとても有効だ。
取木とは、樹皮を環状に剥いて、そこに水苔などを当てて、発根させる方法だ。
樹皮とそのすぐ下の組織である師管を切除する事で、葉で作られた養分が下りてくるのを、そこでせき止める。すると、その部分が膨れて、やがて発根する。
上部への水分や養分は、そのさらに内側にある導管によって吸い上げられるので、発根するまでの間、上部は萎れる事もなく生き続ける。
これが挿し木と異なる点で、挿し木による発根が難しい松類でも、取木なら容易に発根させる事が出来る。
また取木により、かなり太い幹でも発根させる事か出来る。
さらに、取木した箇所が太るというメリットもある。
根が出たら、そのすぐ下で切断し、可能な限り水苔は取ってから鉢に植える。
以下は1991年の寿の取木を切断した姿。
切断した寿を、先に上げた例に習って、ザルに植えてる。根の部分は暗くする為に、それをさらに鉢に入れてる。(乗せてるだけ)
1992年4月の寿の姿。
1994年12月の寿の姿。下枝を伸ばして、幹の太りを得ている。
寿の根張り。こうした根張りのよいものが得られるのも取木のメリット。
1998年1月の寿の姿。順に犠牲枝を切除していく。どうしても足元に傷が出来る。

この傷は巻くが、黒松本来の縦割りの樹皮は出来ないかも。
そもそも、寿の皮性はよくない。
かくして、黒松盆栽はゼロから作る事を諦め、自分の手の届く範囲で、
理想に近い黒松盆栽を買った。
それが30万円の以下の黒松だった。画像は1992年の購入時の姿。

業者価格では無く、一趣味者として買ってるので、高かったと言える。
左一の枝は根本が上向きに出ていてみっともない。また根張が悪く、根本のほうが細く見えた。
左一の枝は鉄筋を背負わせて、元から引き下げた。そして針金をかけて整姿した。
1995年2月の黒松盆栽の姿。
根も全ての土を落とし、極限まで切り詰めて、下の方へと追い込んだ。
つまり、深植えされていたのを掘り出し、余計な上根を切除した。
画像は同じく1995年の黒松盆栽の根張り。
1996年3月の黒松盆栽の姿。
細く弱い枝は芯を伸ばし、懐枝が足らないところは芽接ぎもした(ビニールを被ってる箇所)
しかし、この黒松の
「皮は甘い」皮が薄く、ペラペラとしてる。

このような皮は、年数を得ても堆積せず、すぐにめくれて落ちてしまう。実際、私が作ってる間にも、脱落していった。
黒松盆栽の最大の魅力の一つが、厚く層をなした皮で、それが深く割れてる様は、盆栽の古さや迫力を表現する重要なアイテムなのだが、それは年数を経なければ得られない。
しかも、同じ年数を経ても、厚くなる皮とそうでない「皮性」の違いは確実に存在する。
2004年4月の黒松盆栽の姿。行山の鉢に入ってる。

この写真が最後で、数年後には売却した。買った値段より、はるかに安かった。
上の黒松盆栽を手放したのは、黒松は芽切りや葉透かしなど、手間がかかり、時間が取られるのと、
以下のような、まさに
「理想の黒松盆栽」が目の前に現れたからだ。以下の写真は2001年に撮影。

↑樹高は40cmを切る。ちょっと小さ目の中品黒松盆栽。
勿論、私の手の届くような価格の盆栽では無い。
しかし、これに毎日、水やりをしたり、手入れをしてると、もう自分の黒松なんかアホらしくなってきたのだ。
それほど、この黒松には惚れ込んだ。魅力的な盆栽だった。
初めての植え替え時には、やはり徹底して根の処理を行った。
根張りは必ずしもいいとは言えないが、こうした処理の後、持ち込むと、改善されてくる。
2005年の理想の黒松盆栽の姿。
黒松盆栽のならではの迫力のある皮肌。
この黒松は小さなサイズなのに綺麗な理想的な幹模様をしている。
幹の曲がりの角で立て替えて来たように思えるが、傷が無いのだ。
なんか皮を貼り付けたようにも見える箇所もあるが、そういう事をしてたら、すぐに剥がれてくる筈なんだが。
勿論、この黒松盆栽は、この後、国風展にも出品された。
この黒松は枝も細く繊細だ。まだまだこれから持ち込みによる樹格の向上が期待出来る。
かつて、私が憧れた中品黒松盆栽の銘木「高砂」(←銘が付いてる)の写真が以下。
実物を目の当たりにしたけど、その時は写真は撮っておらず、撮影して来た人からプリントしたものを譲ってもらった。
今や枝がゴツゴツで、以前のほうが、ずっと良かったと言える。
「理想の盆栽」は作ろうとしても、なかなか出来るものでは無い。
それは人の人生が理想どおりにならないのと同じだろう。
理想の盆栽は、数多くの盆栽の中から
奇跡的に出来たものなのだと思う。
盆栽を苗木から作ろうと思うと、とても長い年月がかかる。その間は盆栽趣味とは名ばかりで、なかなか盆栽の何たるかを理解出来ないでいる。
苗木から作るのも結構だけど、それだけでは無く、お金を出して、将来性のある盆栽を買ったほうが、楽しみもずっと大きいし、それを手入れする事で技術も身に付くと思う。
その為には、(園主と)相性のいい盆栽園を見つけて通い、懇意になって、そこでいい盆栽を見る目を養い、講習会などに参加して実地の技術を身に付けるのが一番の近道だと思う。
私が盆栽を始めた頃、ありとあらゆる解説書を買い込み、それを読む事が楽しみだった。
まだ高校生だったので、学校の勉強よりも、盆栽の本ばかり読んでいたのだ。
しかし、実際に盆栽に触れながらの手入れの技術は、
そんな
解説書ではなかなか得られないものだと実感した。
ここに同じ年令のAさんとBさんがいたとしょう。二人とも、これから盆栽を始めようとする素人だ。
Aさんは苗木から盆栽を作ろうと、種を撒く事から始めた。
Bさんは盆栽園に通った後、しばらくすると、思い切って10万円の盆栽を買った。
数年後、
Aさんは沢山の実生の小鉢を並べていた。
Bさんは黒松、五葉松、モミジ、ブナと盆栽を買い足していた。
さて、10年後、二人はどうしてるだろうか。
Aさんは相変わらず、沢山の苗木の世話に追われていた。
Bさんは展示会にも出品するような、立派な盆栽愛好家になっていた。
私自身、展示会に出品する気はないし、愛好会での他人との交流も好まない。
そんなへそ曲がり人間だけど、残念ながら、
独学だけでは盆栽の技術も知識も習得は出来ないと思う。