Show Me Your Way J.Boy!
焼け跡の灰の中から強く高く飛び立った記念日にこんにちは。
今日のブログは長文・乱文になるので興味のない方はスルーして下さい。
僕たちの親の世代の方々、祖父母の世代の方々は
飢えを枕に敗北をバネに風向きを道しるべに駆け抜けてこられました。
「過ぎ去った昔の事」を子供達に伝えるのが僕らの役目かなって思ってます。
「過ぎ去った昔の事」、今日という日は先の大戦のことでしょう。
「永遠の0」でも語られてました、「戦争に負けて日本中に物語があった」と。
今日は当家の「物語」です。
先ずはこの動画をご覧下さい↓
戦争末期、米軍戦闘機による非戦闘員への機銃掃射の映像です。
1945年7月25日、僕の父も同じ体験をしました。
父から聞いた戦争体験がこの資料で実際にあったことが証明されてます↓
『彦根市を通過中の近江鉄道の電車へ機銃掃射があり、6人がなくなり、35人がケガをした』
と綴られてます。
この電車に祖父と9歳の父と弟が乗ってました。
彦根を出て数分経った頃、P51マスタングが飛来して機銃掃射で襲撃してきました。
戦闘機の機関銃・機関砲は人を撃つ兵器ではありません。戦闘機や爆撃機を落とす兵器です。
そんな兵器で人を撃てばどうなるか・・・・・
さっきの資料ではか、『6人がなくなり』とありますが、そんな生易しい状況でなかったと聞きました。
阿鼻叫喚地獄絵図・・・・父は人が肉片に変わる瞬間を目の当たりしました。
もっと凄惨なことを覚えてるそうですが、ここでは書けません。
幸いにも3人には一発も砲弾は当らず肉片や血のりの海の客室を命辛々這い出てきたそうです。
電車の損害状況を調べる為か、線路と平行して超低空で飛んできたP51の米軍パイロットと目が合ったと父は云います。
あの時、もし、父に砲弾が命中してたら、73年後、今のこの家庭はなかったわけです。
今日は次男の18回目の誕生日。
こうやって、家族揃って次男の誕生日を祝える幸せに感謝するともに、あの電車で亡くなれた6名のご冥福を祈りたいです。
まだ、今日のブログは続きます。
73年前の正午、『玉音放送』によって日本が戦争に負け、ポツダム宣言を受諾することが昭和天皇から国民に伝えられました。
この玉音放送、全文を教わったことありますか?僕は今までどんな内容なのか教わったことありませんでした。
ただ、日本が戦争に負けたのを国民に伝えた放送としか教わってません。
玉音放送の全文、わかりやすい日本語で書かれた語訳を紹介します。
以下、玉音放送の現代語訳
私は、世界の情勢と日本の現状を深く考え、緊急の方法でこの事態を収拾しようとし、忠実なるあなた方臣民に告げる。
私は政府に対し、「アメリカ、イギリス、中国、ソ連の4カ国に、共同宣言(ポツダム宣言)を受け入れる旨を伝えよ」と指示した。
そもそも日本臣民が平穏に暮らし、世界が栄え、その喜びを共有することは、歴代天皇の遺した教えで、私も常にその考えを持ち続けてきた。
アメリカとイギリスに宣戦布告した理由も、日本の自立と東アジアの安定平和を願うからであり、他国の主権を排して、領土を侵すようなことは、もとより私の意志ではない。
だが、戦争はすでに4年も続き、我が陸海軍の将兵は勇敢に戦い、多くの役人たちも職務に励み、一億臣民も努力し、それぞれが最善を尽くしたが、戦局は必ずしも好転せず、世界情勢もまた日本に不利である。
それだけでなく、敵は新たに残虐な爆弾を使用して、罪のない人々を殺傷し、その惨害が及ぶ範囲は測り知れない。
なおも戦争を続ければ、我が民族の滅亡を招くだけでなく、ひいては人類の文明をも破壊してしまうだろう。
そのようなことになれば、私はどうして我が子のような臣民を守り、歴代天皇の霊に謝罪できようか。これが、共同宣言に応じるよう政府に指示した理由だ。
私は、アジアの解放のため日本に協力した友好諸国に対し、遺憾の意を表明せざるをえない。
日本臣民も、戦死したり、職場で殉職したり、不幸な運命で命を落とした人、またその遺族のことを考えると、悲しみで身も心も引き裂かれる思いだ。
また、戦争で傷を負い、戦禍を被り、家や仕事を失った者の生活も、とても心を痛めている。
これから日本はとてつもない苦難を受けるだろう。臣民みなの気持ちも、私はよくわかっている。けれども私は、時の運命に導かれるまま、耐え難いことにも耐え、我慢ならないことも我慢して、未来のために平和を実現するため、道を開いていきたい。
私はここに国体を護ることができ、忠実な臣民の真心に信じ、常に臣民とともにある。
もし、感情のままに争いごとや問題を起こしたり、仲間同士が互いを陥れたり、時局を混乱させたりして、道を誤り、世界の信用を失うようなことになれば、それは私が最も戒めたいことだ。
国を挙げて家族のように一致団結し、この国を子孫に受け継ぎ、神国(日本)の不滅を固く信じ、国の再生と繁栄の責任は重く、その道のりは遠いことを心に留め、持てる総ての力を将来の建設に傾け、道義心を大切にし、志を固く守り、国の真価を発揮し、世界の流れから遅れないよう努力しなければならない。
あなた方臣民は、これが私の意志だとよく理解して行動してほしい。
以上、玉音放送の現代語訳
ほんの数週間前に初めて知りました。
最初読んだとき目頭が熱くなって来ました。
想うところは多々あって書ききれませんが。。。。
なぜ、この事実を教えなかった!教わらなかった!伝えなかった!
これこそ、戦後の偏向教育・偏向報道なのでしょう。
昭和天皇が国民にお伝えしたかった真意、戦争に反対し平和を願っておられました。
ただ、今日という日は、先の大戦で亡くなられた全ての方々に黙祷を捧げませんか。
Posted at 2018/08/15 11:28:41 | |
家族 | 日記