今回O2センサー異常によるチェックランプ対策したので経緯と仕組みを紹介してみようかと。
↑対策のO2センサーボルト
まず、O2センサー異常が出た経緯は明確で、レボリューション製のエキマニに交換してからたまにエラーが出るようになったんだよね。(ダイアグコードはP0420)
ご存知の通り、OBD診断機で消したりバッテリー外してリセットしたりも出来るので、エラー出たら都度消す作業をやってたんだけど、段々面倒になってきてレボリューションさんに相談する事にした。
代表の青木さんが丁寧に対応してくれたんだけど自社で作ったGR86ではその症状は出ていないらしく珍しいとの事。
90スープラではマフラー交換後良く出る症状みたい。症状を伝えたら仕組みと対策を丁寧に教えてくれたのでそれを共有しますね。
【原因と仕組み】
そもそもO2センサーは前側と後ろ側で2個付いているんだけど、触媒の前後で排ガスを測定して浄化能力の低下や異常燃焼が発生した時にエラーを出す仕組みになっているらしい。(正常に浄化しているか監視してるって感じ。)
レボリューション製エキマニは、純正の第一触媒と第二触媒を撤去しスポーツ触媒一本にしてしまうので、純正の排ガス浄化能力と比べると物理的に若干浄化能力は下がるとの事。(※排ガス性能試験はクリアしてますよ)
その浄化が不十分とECUが判断してチェックランプが点灯している可能性が高いと説明を受けました。
ちなみにコンピュータ書き換えメニューの中で敢えてこのO2センサーの信号を無視するという設定をする事も多いらしい。(エンジンコンディションやスポーツ走行には必要ないのでそうするらしいです。)
なので対策としては
①コンピュータ書き換えでO2センサーを無視させる
②スープラ用O2センサーボルトを購入し後ろのO2センサー部に取付ける。
③チェックランプ点灯毎に自力で消す。
④純正に戻す。もしくは他社エキマニへ交換。
と丁寧に教えてくれた。
聞いてから秒で③④の選択肢は消したので対策としては①か②。
①が1番良かったんだけど、福岡からレボリューションさんのところに行くのは大変だし書き換えの予算も必要だから悩んだ挙句、②を選択しました。
但し②の場合、GR86用は発売していないので物理的にO2センサーが付くのかが適合確認出来てないので自己責任なんだよね。
ネジピッチは、問題ないと教えてくれたけど長さが長くなるからボディーに当たらないか懸念して悩んだけど、青木さんがたぶん付くと思うと背中を押してくれたので思い切って買ってみました。(これで直れば1番安く済むしね!)
↑遮熱板みたいなやつがボディーに当たったけど曲げてやった!長さは問題なかったよ!
結果的に作業してみたらスムーズに取り付いてエラー消えたんで良かった!このまましばらく走ってみます!
ちなみにこのO2センサーボルトの仕組みは、マフラーからセンサーを物理的に遠ざけている事と中に触媒と同じ小さいセルが入っているのでセンサー自体を鈍感にさせるのが狙いみたい。
これでチェックランプが点かなければ問題なく全開走行が出来る!月末の岐阜遠征も安心して走れるな。
エキマニや触媒交換して症状出る人は、参考にしてみて下さい!
文字ばっかりでスマン!!
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2023/11/09 14:15:26