フィットのフロントハブベアリング交換(超割愛ver)

まいどです
フロントのハブボルトを10mm長いものに打ち替える為にハブをばらしたのですが、バラしたついでにベアリングも変えようという事で交換します

恐らくこの車に乗っている間に一度やるかどうかの作業ではないでしょうか

もう上記状態までバラした写真しかないのでザックリ説明
というか、ハブ交換は少し難易度高いのでこの辺までバラせない方はやめた方がいいです

加えて、大前提としてプレス機を持っている方のみ施工出来ます！

タイヤ外し↓
センターのロックナットのカシメ部分叩いてある程度起こしてから誰かにブレーキ踏んでもらってナットを緩ませる↓
ブレーキ外して、ステアリングのボールジョイント外して、ロアアームのボールジョイント外して、ショックのボルト2本外して、ABSセンサーをカプラー部分から外したらナックル摘出できます。
ABSセンサーのカプラーはタイヤハウスから見て、真正面、エンジンに繋がる✳︎みたいな形のサービスホールのとこにあります

で、センターのロックナット取って、ドライブシャフトの頭をプラハンなどでコンコンしてれば固着してない限りナックル摘出できます。

ナックル外れたら、ナックルに刺さっているハブを外します。
裏からプレスでナックル部分のみ押せば抜けてきます
ハンマーで叩いた程度じゃ抜けません

ハブを抜くと、ベアリングのインナーカラーが必ず付いてくるので、これを取り外さないといけないのですが、この状態だとベアリングプーラーなどではほぼ抜けないと思います

なので、この写真左のカラーの様にサンダーで削って割ってからプーラーで抜き取ります
ハブのシャフトに傷が付きますが、仕方ないです
ホンダディーラーでもほぼ同じやり方でやってます

で、カラーも取ったらベアリングを外していきます
ナックルの外側にスナップリングがハマっているので、そのリングを外して、外した方向にまたプレスでベアリングを抜いていきます

そんなこんなしながらハブボルトもロングのものに打ち替え

で、ある程度清掃などもして、新品ベアリングとナックルの内側にグリスなり潤滑剤なり付けて、抜き取った古いベアリングを当ててナックルに圧入していきます

この際、ベアリングにはABSセンサー用の磁石がどちらかの面に付いているので、逆に組まない様気を付けて下さい

ベアリングが入ったら、忘れずにスナップリングを入れて
ハブをプレス機に写真の角度でセット、その上に先ほどベアリングを入れたナックルを置いて、今度は古いベアリングで押すのでは無く、ベアリングのセンターにあるインナーカラーにソケットなどを当ててプレスで押していきます

そうしないとプレスで押してる時にインナーカラーが抜けて来ます

もろもろ組み終わって最後ま、センターロックナットを付けるときは左右のナットを入れ換えて下さい
カシメ部分を変える為ですね

締め付けトルクは180Nです


で、大まかな流れは完了です。

皆さんも是非やってみましょう！

TE37Vかっこいい