後半はクルマのバッテリーのお話になります☆
仕事の帰り道をドライブ中、公民館の駐車場に停まってるサンバーをチラッと見たらライト点いてて。
ポジションとは違う箇所なのにじんわり光ってて。
Uターンしたらやっぱりロービームで。
エンジンは止まってるわけで。
(-∀-)
公民館に入って行って乗り手さんを特定して周りの人からブースターケーブル借りて無事救出(*´Д`*)
でも3年近くバッテリー交換してないらしいので交換ですね~
仕事柄バッテリーの劣化診断とかやってるんですが自分のクルマの診断ってやったことないなぁ‥‥‥
会社に帰れたらやってみるか(´-ω-`)
~ここからバッテリーの話~
クルマにはバッテリーが載ってます。
バッテリーはエンジンの始動をしたり電装品に電気を供給したりオルタで発電した電気を貯めたりします。
ここまではフツーの話です(-∀-)
バッテリーには内部抵抗ってのがあり、この抵抗値が上がるとエンジンが始動できなくなったりします。
クルマのエンジンを始動するには200[A]~、寒冷時はもっと大きな電流が流れます。
バッテリーの電圧が12.8[V]として内部抵抗が新品の5[mΩ]の場合、通常時の200[A]を流すと電圧降下は0.005[Ω]×200[A]なので1Vの電圧降下が生じて始動時の電圧は11.8Vになります。
クルマのバッテリーほどの容量なら10[mΩ]過ぎたら危ないと思います。
例えば10[mΩ]まで内部抵抗が上がった場合、0.01[Ω]×200[A]なので2Vの電圧降下が生じ始動時の電圧は10.8Vになります。このくらいなら冬以外は大丈夫と思われます。
じゃあバッテリートラブルが多い冬は?
バッテリーの電圧が12.8[V]、始動電流は400[A]、内部抵抗が0.01[Ω]
電圧降下は4[V]なのでイグニッションONでスタートしても各電装品に印加する電圧は8.8[V]。
これじゃあエンジン始動できるわけがなく助けを求めることに(*´∀`*)
~まとめ~
バッテリーは3年くらいで弱ってきて、そんな状態でバッテリーあがりを起こしたら内部抵抗がさらに上がり、一度充電して電圧が回復しても内部抵抗は元の状態に回復しないのですぐにまたエンジン始動できなくなります。
~ちなみに~
単3電池を8本直列に接続したらクルマのエンジンを始動できるか~
開放電圧12.0[V]、流れる電流200[A]、内部抵抗150[mΩ]、電流降下は30[V]
(゚∀゚)
計算ではこんな数字になりますが実際単3電池で200[A]なんて流せませんからww
単3電池8本×16列(128本)の並列回路でも作ればなんとかエンジン始動できるかとww
以上
※写真は手乗りタイガートンネル
Posted at 2010/07/22 22:30:32 | |
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