エクストレイルのキャンピングカーは見た事がありません。ワンボックスカーやミニバンに比べて室内高こそ低いですが、ラゲッジスペースの奥行や幅は活かせると思います。
トイレに引き続きテーブル付きシンクを計画しています。テーブルに置くコンロはカセットコンロでも良いと思います。私は、カセットコンロとインバータでのIHを使い分けています。リアゲートが開けられない状況下では、ガスコンロは危ないので、ウィンドウを少し開けて換気しながらIHを使います。
さて、本題に入らせてください。
ワンボックスカー用のシンクは、既製品が高値で出ていますよね?でもエクストレイル用のシンクは需要がないので、あるわけありません。
大工仕事が得意ではありませんので、寄せ集めで安く作るしかありません。
以下、画像説明をご覧下さい。

大工仕事が得意ならば、こういうのが理想です。今回は、こういうスタイルでという他車からお借りした画像です。エクストレイルは室内高が低いので、天井収納棚は無理です。なので、シンク機能優先で考えます。
市販の折り畳みテーブル付きカウンターです(販売先によっては、デスクとも記載されています)。1万円弱で買えます。色は好みで三色あります。後々、他に収納庫などを増設する場合は色違いにならないように白が無難かもです。
このままでは、テーブルが背面になりますので、収納庫側にテーブルをつけ直します。さらに、テーブル支持扉も収納庫側につけ直します(この支持扉がタンク隠しになります)。元々の収納庫扉は不要となります(訂正ありますので、下記追記参照ください)。支持扉をスムーズに開け閉めするために、キャスターが付いていますが、車内で動いてしまうので、キャスターを外して木枠で基礎を作ります。
高さ71cmというのが気になります。側板と支持扉を短くカットして天板を下げて理想高にする事にします。車内に取り付けるので、背板は要りませんが、補強要素がありますので、四面角を内側から三角材で補強します。アングルを使っても良いですが、ボルト類が外から見えるのは、美観を損ないますね?
カウンターの固定はラゲッジボードの下からL金具で止めます。
1月17日追記
カウンターの前後を入れ替えなくても、背板を外すだけで、テーブル側から収納庫側にスルーできました。

¥12.740
1)ステンレス製、サイズは300X150X65、
排水ホース(1メーター)、
水栓付き、のセットです。内寸は横幅300ミリ、奥行き150ミリ、高さ65ミリ。外寸は横幅327ミリ、奥行き177ミリ。
(2)蛇口はS/W付きで、蛇口の角度(上下、左右)は自由に調整出来ます。パイプ入口11ミリ
(3)ポンプはインナータイプですのでポリタンクにそのまま入れて水を出すことが出来ます。12ボルト2アンペアで(1分間に約7リッターの水を出す事が出来ます。)パイプ出口11ミリ。ポンプ直径40,2ミリ。
接続するホースは内径9ミリの柔らかいホースがお勧めです。(ホームセンターなどで切り売りしてます)
引用しました。
先述のカウンター天板にシンクと蛇口取り付け部を合わせてきっちり入るように天板切り抜きをします。周囲は強力木工ボンド(金属対応)で癒着させます。
※ 天板に厚手のプラ板を天板に合わせてカットした後、ボンドで固定しておくと、カウンターの防水防腐性が高まります(プラ板は耐熱がないので、炎天下の車内温度で変形する恐れがありますので、余裕があれば耐熱板をおすすめします)。
電源は、エクストレイルのラゲッジスペースにアクセサリーソケットがありますので、そこから延長コードで取ります。
このタンクでも良いのですが、上等すぎるので、安くて同サイズに近いものを、給水と排水用に2個買います。排水タンク側は、給水コックに排水ホースを付けて車外排水に使います(キャンピングカーのグレータンク的な)。
サイズ的に、先述のカウンター収納庫に収まる感じです。カウンター収納庫の上下仕切り板はタンクの高さに合わせてずらします。仕切り板にホルソーで給排水ホースの穴を開ければ、タンクの上が食器などの小物入れになります。
※問題点
カウンターの作りが、ハリボテ家具にありがちな
ベニア│ダンボール│ベニア
の上げ底(なんちゃって厚板)
だとすれば、加工や耐久性に難ありですね
何はともあれ考えるより産むが易し
やってみる価値はあると思います
料理に限らず、洗面に手洗いに食器洗いまで
【⠀車内で水が使える幸せ⠀】
を感じ取ってみてください。
サブバッテリーシステムやポータブル電源があれば、エンジン停止中でも使えます。DC/ACインバーター(コンバーター)があれば、このカウンターにACコンセントやアクセサリーソケットやバッテリーメーターを取り付ければ完璧です。電子レンジ(キャンピングカー用低電圧品)や電気毛布やセラミックヒーターの電源がカウンターから取れます。換気扇は、後部座席の窓に取り付けられる汎用市販品(基本はパソコンのファン2個付き)がありますので、換気ダクトとカウンター上の吸い込み口の設定方法を考えてみます。
寝るスペースは?
というご質問を頂きました。
ラゲッジスペース直に寝る場合ですが、最後尾左側にポータブルトイレ、右側にシンク(キッチン)がありますので、ど真ん中に一人寝れる感じです(大の字になれない狭さはあります)。私の場合は、右側のポータブルトイレ上までの長さ180cmのシングル簡易ベッドを設置しています(過去記事を御参照ください)
多人数で寝泊まりする場合は、ルーフテントの設定が必要です。
※ ルーフテントは、経験上おすすめできません。
①寒さや雨の染み込み
②外部からの音の侵入
③キャンプ場で焚き火の匂いや煙たさ(煙は上にあがりたなびく為、高さがあるルーフテントは、地面に張るテントよりも燻されやすい)
④テント生地の汚れやカビ(どんな洗剤を使っても個人での太刀打ちは無理です)
など、随分悩まされました。
テント生地の張り替え専門業者に頼む必要があるのと(近場に業者がいなければ大変です)、思ったより高額でした。
自作車や市販車を含めて、長年キャンピングカーに乗っていた経験をアイデアに活かしています。
Posted at 2021/01/27 00:24:23 | |
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