観光案内シリーズ〈宮城エリア20181125〉
【名称】木村屋旅館
【場所】宮城県白石市福岡蔵本字鎌先1-51
【メモ】
今日は蔵王の山を眺めながら、秘湯を求めてこんな山奥の道を走って来ました。
やって来たのは「鎌先(かまさき)温泉」です。
山の谷間に数軒のホテルや旅館が肩を寄せ合うように建ち並ぶ、小さな温泉地です。
待合所の看板に駅とありますが、ここはバス停ですよ。
鎌先温泉は小さな温泉地ながら歴史は古く、こんな立派な宿も現役で営業中です。
建物の中はきっとジブリアニメの
「千と千尋の神隠し」の世界でしょう。
この木造3階建て(写真手前は4階?)の旅館は、登録有形文化財にも指定されてました。
でも本日私がやって来たのはこちらの宿です。
◼木村屋旅館
フロントで日帰り入浴料500円を払って入館します。
宿泊客がチェックアウトした時間帯だからなのか、照明を落とした館内は薄暗いです。
お風呂へと続く廊下もこの通り。
まるでトワイライトゾーンへの入口のようです……( ̄□ ̄;)!!
そしてようやくたどり着いたのが、こちらの秘湯
「天狗岩風呂」「かっぱ風呂」です。
実はこの2つのお風呂は中で繋がっています。
ここは
混浴!なんですよ。
お風呂場の中はとても薄暗く、子供なら怖がって泣き出す事間違い無しの雰囲気です。
(注)混浴の為にあえて暗くしているようです
この穴は天狗の住みかか?かっぱの巣か??
微かな窓明かりを通して辺りを見回すと、やっとここがお風呂である事を確認出来ます。
そして名前の由来通りに壁には大きな天狗の面が掛かっていました。
写真でもぼんやりと確認出来ますが、知らないで入ると天狗の面に結構驚くかも知れませんね。
「写真をよ~く、見て下さい」
混浴が嫌なご婦人や天狗が怖い子供さんには、5階にある展望風呂が良いでしょう。
見晴らし抜群で気分も爽快、露天風呂もある良いお風呂でした。
【編集後記】
天狗風呂の怪しい雰囲気の中、暗い湯船に窓からの薄明かりだけで浸かりましたよ。
でもそれがかえって雑念を取り払い、精神をリラックスさせてくれたようです。
家族連れには不向きですが展望風呂は素晴らしいので、是非一度古(いにしえ)の温泉を訪ねてみて下さい。
三戸
Posted at 2018/11/26 10:39:56 | |
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