静岡カーフェスティバル会場から外に出ると
何とも素敵なバイクが3台並んでいました
1台でも珍しいDUCATIのマッハ1が3台
展示されていた車両よりも気になりました
DUCATIのマッハ1は1964年~1966年まで製造された250ccの単気筒モデル
国内に存在する台数は少ないマッハ1が何と3台も並んでいたから驚き
また、3台とも高いクォリティで仕上げられていることにも驚きました
オーナーさんの話ではこの3台の年式は1964年ということでした
本当のオリジナルは3台の中の1台だけって言ってたかな?
知識が無いから説明受けても理解できないことが多くて…
今まで見たことのなかったマッハ1。じっくり観察させてもらいました
マッハ1の特徴的な湾曲したブレーキペダルとキックペダルが洒落ている
もう1台の赤いマッハ1はバックステップに変更されていました
オリジナルと比べると美観に欠ける? そういうことは気にしないか!
バックステップ化されたチェンジペダルはこんな感じ。造形が美しい
こちらがオリジナルのチェンジペダルでカブみたいに踏み返しが付くタイプ
カブって発想は貧困で失礼かな…?
キャブレターはオリジナルのイタリアでは有名なデロルトのSS1 29D
深みのある渋い光沢を放つクランクケースカバーは歴史の重みを感じる輝きだ
赤の2台のマフラーはSilentium。刻印は「MOTO DUCATI IGM 0285 S」
青のMach1のマフラーはConti。刻印は「DUCATI 0755・84・100」
1960年代に使用されていた「MOTO DUCATI」のエンブレムはカッコいい
レバー付きのUSARE ESSOのタンクキャップはオリジナルのキャップらしい
メーター周りも美しくレストアされビンテージな雰囲気が溢れている
当時オプションだったタコドライブは3台すべてに取り付けられていました
タコドライブの先のベリアのレブカウンターは視認性が良くシンプルで美しい
ヘッドライトに埋め込まれているベリアのスピードメータはとても小さい
砲弾型のヘッドライトはアプリリア製。ウィンカーのデザインもいいですね
シングルシートはイタリアの Giuliari (ジュリアーリ) 製
どこを見ても非の打ちどころのない素晴らしいマッハ1です
オリジナルにないボディカラーについてオーナーさんに聞いてみると…
「赤だけでは面白くないのでキャンディブルーにしてみた」ということでした
バイク好きの方と話をしながら1時間ほどマッハ1の近くで談笑していました
バイクのオーナーさんたちが帰ってきました
キックペダルを3回程度踏み込めば、軽快な単気筒サウンドが響きます
人が跨るとマッハ1がコンパクトであることがわかります
「これから何処へ?」と聞くと「日本平を走ってきます」ということでした
天気がよく暑い休日ですが、ワインディングを走るのは気持ちいいでしょうね
素敵なバイクを見ることができ、とても得をした気分になれました
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静岡カーフェスティバル | クルマ
Posted at
2019/09/22 22:24:17