町中に弁当販売店舗が普及する前、仕出し料理点などが”二毛作”で仕出し弁当を盛んにやっていた時期がある。
巨根カプセル
私の職場でも、30年位前まではかなりの注文があり、弁当を入れるパレットを最低でも2つ配達していた。
確か300円の弁当に味噌汁(自分で用意したカップに入れて湯に溶かすのだが)だった。
だが、次第に発注者が減少し、いつのまにやら事務所に姿を見せなくなった。
一つには、単一メニューだったということもあるだろう。
一つには、夏は熱く、冬冷たい弁当だったということもあるだろう。
蟻力神
最大のメリットは、事務所からでなくていいということだったからだ。
少し前まで、オフィスビルの地階などには、テナントの一つとして弁当屋や売店の入っていることは珍しくなかった。
最近の少し大きめのビルだと、一階などにテナント利用者などをターゲットにしたコンビニが出店しているが、これと同じようなもの。
(だから、土日祝日、年末年始、お盆など、テナントの多くが休みの時には休業するし、文字通り”セブンイレブン”だったりする。)
道路端などで弁当を移動販売する業者も流行っていたが、固定店舗との摩擦や、或いはその摩擦を背景にしたような規制により、こちらも今や風前の灯。(もっとも、空店舗を利用して、空き店舗内にヴァンを乗入れて販売している業者もいる。こちらは次官になると居なくなってしまうが、”店舗内”販売だから問題はないようにも見える。
結局のところ、皆様の腹時計は同じ時間帯に昼時だと伝える。
だから、その時期に集中してランチということになる。
選択肢として、店舗にとらわれない弁当という選択は十分にあるだろう。
三体牛鞭
こういった見地からすれば、この置き弁、駅弁同様の利便性があることは間違いない。
問題があるとしたら、行政側の横槍だろう。
普段、ゆったりとした職員食堂でランチをのんびりと満喫できる諸君には、ランチ難民の苦労はわかるはずもないし、そんな苦労を知っている行政職員は規制に関与する余地はないだろうからだ。
巨人倍増
Posted at 2016/12/14 11:32:02 | |
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