次の愛車はFiat500 TwinAirで決まった、と
前回書きました。
今回はミト欲しい病から500を契約するまでに候補にあがっては消えていったクルマたちと落選理由を書きたいと思います。
1. Mini ----- 新車かそれに近い状態のクルマに乗り替えるのが前提条件でした。Miniの場合、BMW3代目ということになります。3代目の外見がどうしても好きになれませんでした。予算も厳しめでした。外見は1代目と2代目は大好きです。ほとんど変わらないのに3代目は嫌いとまでは言いませんが、好きではありません。ちょっとしたデザインの差異で好き嫌いが出てしまうのは不思議です。
ただ、カルボニックオレンジ(?)という色は3代目にマッチしていて「好き」な外装です。予算的にOneグレードで3気筒1.2Lですので、エンジンサウンドや装備面で積極的になれませんでした。(Mini Convetibleは4気筒1.6NAでレスポンスやサウンドが良かったです。そのイメージを引きずって3代目Oneにしたら「うーん」となってしまうはずです)
2. スイフトスポーツ ------ スポーティでコンパクトで気を使わず乗れる日本車ならスイスポ。条件にはぴったり合いますが心が全く動きませんでした。どうも私がクルマを評価するにあたって内装外装のデザインが重要らしいです。
3. コペン ------オープンに乗りたいという気持ちは強くあります。ハードトップ、軽で維持が楽。外見、内装が全グレードで好みに合わず。サイドエアバッグなし。オートマならCVT。エンジン音が軽。今回の買い替えではCVTでないことも条件の一つでした。段付きの変速が好みです。維持面とオープン以外に魅力を感じることができませんでした。
4. S660 ------外見好き、軽で維持が楽。オープン。オートマならCVT。エンジン音が軽。S660にするならさすがにオートマというわけにはいかずマニュアルです。また、2人乗車時に鞄を置くスペースがありません。鞄を置くスペースは私には必須です。2台持てるなら1台はマニュアルのS660がいいと思いますが、2台は持てません。
5. デミオ ------安全性よし、快適性よし、気を使わずに乗れる、そこそこ欧州車風の走り、予算よし、外見も嫌いじゃないです。合理性から言えばデミオは有力候補でしたが、合理性から言えば今の軽から(安全面以外で)乗り替える必要もないわけでして…。
6. VW UP! ------車格では500の直接的対抗馬でしょうか。VWのほうが堅実で実用的で気軽なイメージがあります。500と比較してエンジン音、内装、外見どれも個人的には見劣りしました。
7. BMW 118i ------今回乗り換え気運が沸騰したきっかけとなったのが1シリーズでした。スポーティ(というイメージ)、ブランド、外見すべてが高次元でまとまっていると思います。新車に近い状態だとちょっと予算オーバーだったのと、私の乗り方ではGOLF7(以前乗っていて傑作車だと思いながらも楽しさを感じずにMini Convertibleに乗り替えた)と変わらない気がするのと、もっとコンパクトなAセグかBセグがよかったので落選です。
8. AlfaRomeo MITO ------羊の皮をかぶった狼(らしいです)。最後の最後まで本命でしたが、自分の使い方ではミトのおいしい部分(狼)を使わずに普通の乗用車(羊)として使うことになるだろうと思い、落選。羊ならデミオと変わらないわけでして…。もし、コンペティツィオーネ時代のグリルとホイールデザインで黒やシルバー系を選べたなら、ミトだったと思います。ほんのちょっとのデザインの違いの不思議です。
9. ワゴンRスティングレーターボ ------スポーティさはありませんが、維持楽、快適、小回り、燃費、気軽、街乗りで静粛性高い、サブウーハー付けてクルージングすれば日常域で楽しそうです。新車でツイーター付きだとお高い。内装好きでない、外装そこそこ好き。街乗りで快適に音楽を聞くという楽しみ方をするには本当に良さそうだと思いました。しかし、今回の乗り替えの趣旨とはちょっとずれるので落選。仮に今の軽がオンボロで気を使わなくてよいクルマに乗り替える必要がある場合なら筆頭候補でした(快適なぶんお高いですけど!)。
10. AUDI A1 ------ミトの直接的競合でしょうか。一般的にはミトより総合的に優れたクルマということになるのだと思います。ブランドイメージはとてもよい印象があります。年式走行を考えると予算が厳しい、外装が好きではないなど真剣に検討する前に落選しましたが、ミトがA1、ポロ、デミオというセグメントグループに属するという相対的なイメージを持つことができました。また、ちょっと古いドイツ的発想ではありますがセグメントヒエラルキーの位置づけをどうしても意識せざるを得ないきっかけにもなりました。
11. メルセデスSLK ------予算が…
「一番安く移動できるのが一番よいクルマだ」
と、考えれば今の軽に乗り続けるのが合理的でしょうが、今の軽から乗り替えてまでも欲しい!非合理でもいい!と思えたのがミトと500でした。
500ツインエアにはいくつも弱点(そもそもの出発点であるスポーティさがあまり…)はありますが、内装、外装、エンジン音がとてもとても魅力的です。
500の魅力には抗えませんでした。感情や欲望が優先される時もあってよいと思います。
契約が終わって、今になって思えばミトを買っていてもそれはそれで良かったと思いもしますが、やはり今でもFiat500が1番、ミトが2番、今の軽が3番、その他は落選です。
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Fiat500 | 日記
Posted at
2018/08/05 10:07:20