鹿児島ツーリングに行ってきました。飛行機旅行でしたのでアバルトではなくレンタカーです。
日々の労働がつらく「働いているこのつらさと給料が見合っていない」と感じています。逆に「この給料ではその仕事はできないですね」という感じでいよいよ引退したい気持ち、労働意欲減退が本物になってきています。つらさ成分が強い仕事の一部は断るようにもなりました。仕事を辞めたらお金がなくなるので死んでしまいますが、同時につらい仕事を辞めないでいたら今度は人生が持続可能ではなくなります。現状維持は不可能と思われますから持続可能にするため、あるいは持続を自主的に放棄するなど何らかの解決が求められます。
どういう方法であれ、引退したら現在の家に住み続ける理由はなくなるので気候や景色のよいところに移住したいと考えています。
移住先視察のための鹿児島旅行でした。
レンタカーは車種指定のない一番安いプランを選択して、出てきたクルマが旧フィットでした。
調べてはいませんが純エンジンCVTの1.3Lクラスでしょうか。1.3Lにしても大変非力だったのでCPUでデチューンされた燃費グレードかもしれません。パワーは体感上は1.0Lのパッソのような印象です(パワーウェイトレシオ的にもちょうどそのくらい?)。
CVTのラバーバンドフィールやパワーのなさ以外は非の打ちどころのない国産コンパクトという感じで実用車として使うなら最高のクルマだと思いました。燃費、安全、信頼、維持コスト。どれも素晴らしく、程度そこそこの型落ち中古フィットを買って実用するというのはとても賢い選択だと思います。
霧島連山のワインディングを走っても「足がふにゃふにゃで怖い」などもありませんから素晴らしいですね。
皮肉で言うわけではないのですが「洗車する気が起きない車」は良いと思います。フィットはまさしくそれで「愛着がわかない」のです(私、個人の愛着わくわかないの話です。普遍的一般的にフィットには愛着がわかないはずだ、フィットに愛着がわく人間はどうかしている、ということではありません)。気を使わないで乗れることの価値はそうとう高いと思います。
「クルマが汚れるから〇〇へ行かない」
「舗装悪そうだからこの先行くのやめよ」
「そんな遠くいったら消耗部品大変だ。家でYouTube見てよう」
これらのくたばった思考を回避できるクルマですからね。この点アバルトはダメですね。できることの選択肢が減ってしまいます。
さて、肝心の移住先候補地ですが、鹿児島はいったん選択肢から外れました。
・高原は標高により気温が低い。冬は寒い。10月ですら寒くて嫌だった
・寒いと暑いなら暑い方がまし。寒いは不快を通り越して苦痛。不快解消コストは冷房の方が気軽で安い
・高原は斜面がひどく建築が難しい。できても高コスト
・市街地までの斜度も距離もきつく自動車以外の移動手段は非現実的。斜度的にも距離的にも自転車不可。
・もっと市街地に近いところ、あるいは市街地そのものでよいなら鹿児島である必要はない
収穫としては「暑さと寒さなら暑い方がまし」とわかったところでしょうか。昨今の耐えがたい暑さはヒートアイランド由来なので、関東でも南房総等の海の近くなら夏の暑さも厳しくないですし(都心部と違って海流・海水の影響で空気が熱されすぎないそうです)。「夏は沖縄より東京の方が暑い!おかしい!」はそうした海水による大気冷却の影響が大きいようです😃
アップダウンの激しい霧島や桜島など一般道を420km走って燃費は23.7km/Lでした。旧フィット、首都高を燃費走行すれば25km超はたやすい印象でした。
鹿児島は関東よりガソリンが10円以上高く、レギュラーなのにハイオク価格に感じました。
Posted at 2022/10/28 13:07:10 |
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